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本年より3年間の継続を決定、第7回は欧州から5名を選抜、女性ライダーが初参加

May 08, 2019

本年より3年間の継続を決定、第7回は欧州から5名を選抜、女性ライダーが初参加

ヤマハ発動機株式会社は、バレンティーノ・ロッシ選手が主宰する「VR46 Riders Academy」と、過去3年に渡り行ってきた若手人材の育成プロジェクト「Yamaha VR46 Master Camp」について新たに3年契約を結びました。本年より各年2回、計6回のトレーニングプログラムをイタリアにて実施する予定です。

今年初となる5月(通算7回目)の開催では、当社の現地法人Yamaha Motor Europe N.V. (YMENV)が、行っている若手ライダーの育成サポートプログラム「R3 bLU cRU Challenge」とコラボレーション。スーパースポーツ300世界選手権(WSSP300)に参戦するイタリア人2名、フランス人1名、オランダ人1名、スペイン人1名の5名を選抜しました。特にスペイン出身者、ベアトリス・ネイラ選手は初の女性参加者となります。

各ライダーは、約1週間に渡りイタリアに滞在し「VR46 Riders Academy」の施設「モーター・ランチ」をはじめ近隣のサーキットなどで、「VR46 Riders Academy」のスタッフやMotoGP世界選手権に参戦するライダーなどの指導を受けながらトレーニングに励みます。

当社は世界へ羽ばたくライダーの発掘・育成を目的に、2015年よりステップアップのための環境整備を進めてきました。「Yamaha VR46 Master Camp」は、その一環として2016年に導入され、これまで、日本、インドネシア、タイ、マレーシア、オランダ、フランス、フィンランド、ウクライナ、イタリア、アメリカ、カナダ、ブラジル、オーストラリアの計13ヵ国から、YZF-R25やR3でレースに参戦している10代の若者を中心に32名が参加を果たしています。

過去参加者の内、本年はアピワット・ウォンタナノン選手(タイ)がアジアロードレース選手権のASB1000、ガラン・ヘンドラ・プラタマ選手(インドネシア)とエリトン・カワカミ選手(ブラジル)がWSSP300、ケミン・クボ選手(タイ)とカスマ・ダニエル・ビン・カスマユディン選手(マレーシア)がCEVヨーロッパ選手権Moto2に参戦しているなど、「Yamaha VR46 Master Camp」の卒業生たちは世界のレースで挑戦を続けています。