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April 25, 2018
WSSP300第2戦、ガランはトップグループ走行中に転倒リタイア
スーパースポーツ300世界選手権(WSSP300)の第2戦が、アッセンTTサーキットにて行われました。開幕戦アラゴンでヤマハライダーのトップとなる16位を獲得したYamaha Pata | Semakin di Depan | Biblion Motoxrcing Teamのガラン・ヘンドラ・プラタマは、今回もウイーク初日から好調で、初めて訪れたコースにもかかわらず初日からヤマハ勢をリードし、最終的にはトップに0.973秒差と迫る1分51秒860のベストタイムでフリープラクティスを8番手で終了しました。
これで直接SP2に進出したガランは、15分間のセッションのなかで1分52秒184を記録してまたもヤマハ勢最速の10番手となりましたが、その後、レースラインをスロー走行したとして3ポジションダウンのペナルティを受け、決勝は13番グリッドからスタートすることとなりました。
迎えた決勝は、序盤からトップグループに加わり果敢にプッシュする見事な走りを披露。しかしそのなかでわずかに限界を超え、4ラップ目の第5コーナーで他車と接触して転倒してしまいリタイア。メディカルセンターでチェック後、近くの病院でも検査を受けましたが、幸い左肩の擦過傷と軽い脳震盪が見られただけで大事には至らず、次回イモラには出場できる見込みです。
第3戦は5月11日~13日、イタリアのイモラサーキットで開催されます。
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ガラン・ヘンドラ・プラタマ選手談(DNF)
「金曜日を順調にスタートし、SP2に進出できたのはとても良かったと思います。予選は10番手となり、ウォームアップでもセッティングはうまくいっていました。決勝でリタイアしたことはとても残念ですが、激しい転倒だったにもかかわらず深刻な怪我がなかったことはラッキーでした。チームのみんなとファンのみなさんには申し訳なく思っています。あのときは、トップグループについていこうと限界まで攻めていました。悔しい結果になりましたが、良い点もありましたし、この経験から学んで次につなげたいと思います。次のイモラには、もっと強くなって臨みます」