WorldSSP300第5戦、ガランがブルノで圧勝、今季初勝利

FIM Supersport 300 World Chmpionshipの第5戦がチェコのブルノサーキットで開催され、Yamaha Pata | Semakin di Depan | Biblion Motoxracing TeammからYZF-R3で参戦するガラン・ヘンドラ・プラタマが、昨年の最終戦以来、自身2回目、そして今シーズン初優勝をかざりました。レースは3分の2ほど消化したところでレッドフラッグにより中断されるなど、ドラマに満ちた展開でした。

ウイーク初日から好調を維持してきたガランは、予選でポールポジションを獲得。決勝のスタートでは、第1コーナーでA・カラスコに先行を許すも、すぐさま反応してトップを奪い返しました。その後はひたすら身体を伏せてハードプッシュを続け、YZF-R3のポテンシャルを存分に引き出し見る見るうちにアドバンテージを拡大すると、2番手以下に7秒もの差をつけて単独走行となります。

その後7ラップ目にレッドフラッグが提示されて、レースはそのまま終了。ガランはポールポジションから、WSSP300で2勝目をあげるとともに、ブルノ・サーキットのファステストラップも記録。まさに、ガランにとって完璧なウィークを過ごすこととなりました。

Result

Comments

ガラン・ヘンドラ・プラタマ選手談（優勝）
「今シーズン初優勝をあげることができてとてもうれしいです。1ラップ目からどんどんプッシュして、2ラップ目には後続を3秒ほど引き離していました。そしてそのままトップを守り切って優勝することができました。チームのみんな、ヤマハ、スポンサー、家族や友達、私を支えてくれるすべての人にお礼を言いたいと思います。次のレースでも、集中して今日のような戦いができるようがんばります」