アピワットがワイルドカードでMoto3に参戦し16位を獲得

アピワット・ウォンタナノンが、地元タイで行われたMotoGPのMoto3 World Championshipにワイルドカードで初参戦を果たしました。ブリラムのチャーン・インターナショナル・サーキットで行われたこの大会で、金曜日のフリープラクティスではトップにコンマ6秒差まで接近。土曜日の予選ではグリッド5列目を獲得しました。決勝は厳しい戦いになりましたが、終始トップグループを追い続けてトップ10争いを展開。最終的にはトップから4秒差の16位でチェッカーを受けました。

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A・ウォンタナノン選手談（16位）
「タイGPでMoto3のレースに出場できてハッピーです。トップグループについていこうと懸命にスピードアップを狙っていたのですが、途中からフロントのコントロールがうまくできなくなってしまいました。その後も最後までベストを尽くし、第2グループについていくことができました。このレースウイークはとてもいい経験になりました。多くを学び、セッションごとに少しずつ調子がよくなってきて、最後の決勝では満足できるいい走りができたと思っています。この機会を与えてくれたすべての人に感謝します」

L・ブリビオ、チーム・マネジャー談
「アピワットはとてもいい仕事をしてくれました。ウイーク初日から懸命に作業に取り組み、セッションごとに着実によくなっていきました。今回はワイルドカードでの参戦で、マシンもタイヤも、彼がいつもFIM CEV Championshipで使用しているものとは異なっていたわけですが、慣れない状況のなかで何とか上位との差を詰めようと努力していました。そして決勝でも最後までいい走りを続け、ポイントを獲得したのです」