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October 17, 2018
CEVに戻ってきたアピワットが表彰台は逃すも、好調をキープし4位を獲得
Moto3 World Championshipのタイ・ラウンドにワイルドカード参戦を果たしたアピワット・ウォンタナノンは、CEVジュニア世界選手権Moto3第7戦の舞台となったアルバセテでもその経験を生かし、フリープラクティス、予選、決勝とすべてのセッションで好調ぶりを発揮しました。
ウェットコンディションで行われた決勝では4番グリッドから好スタートを切って3番手に浮上。そのまま終盤までポジションをキープしていましたが、ミスをする間にひとつ後退して4位でチェッカーを受けました。
3戦連続で好成績をあげたウォンタナノンは、2週間後にもう一度、セパンサーキットで開催されるマレーシアGPのMoto3クラスに参戦することとなっています。
Comments
A・ウォンタナノン選手談(4位)
「今週はとても順調で、チームとともにいい仕事ができました。マシンのフィーリングがよかったので、フリープラクティスも予選も好調。雨が降り出してからは難しいこともありましたが、何とか好スタートを切ることができました。ウェットコンディションでも気持ちよく走ることができ、ほとんどの時間帯で表彰台争いを展開し、終盤になってミスをして4位となりましたが、今日のレースにはとても満足しています。次はマレーシアのセパンサーキットで2度目のMoto3に出場することが決まっています。しっかり気持ちを集中してベストを尽くします」
L・ブリビオ、チーム・マネジャー談
「アピワットが4位獲得と大健闘。表彰台まであと少しだったので、そのチャンスを逃したことは残念に思います。好スタートから3番手に上がって前半はポジションをキープしましたが、ミスをしてひとつポジションを下げてしまったのです。タイGPでMoto3 World Championshipに参戦したことで、アピワットはさらに上のレベルを経験することになりました。これによって正しい方向へと理想的な成長を遂げ、次のマレーシアGPではまたワイルドカード参戦のチャンスを得ることができました。順調な成長を見ることができて非常にうれしく思います」