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September 12, 2018
ライダーがイタリアに集結、第6回Master Campまもなくスタート!
若く才能あふれる4人のヤマハ・ライダーが、第6回目のMaster Campに参加するためイタリアはカットーリカへ到着しました。
Master Campは、9度の世界チャンピオンにか輝くバレンティーノ・ロッシとヤマハ発動機株式会社、VR46 Riders Academy、その他、様々なカテゴリーのレース・エキスパートが計画・準備して開催されるトレーニング・プログラムで、今年の7月に行った第5回Master Campには、南北アメリカとアジアから集まったライダーたちが5日間のプログラムに参加。そして第6回となる今回はアジアから4人のライダーを迎えます。
今回参加するのは、マレーシアのムハマッド・アイマン・ビン・タヒルディン(16歳)、同じマレーシアのナジル・イザ・ビン・ムハマッド・バハウディン(18歳)、インドネシアのムハマッド・ファエロズィ・トレクォットゥラ(15歳)、日本の横山尚太(16歳)。9月11日には、メディカルチェックを終えて開会式に臨み、温かい歓迎を受けたあとOakley、Alpinestars、Saucony、Descente、そしてVR46からそれぞれウエアやギアを受け受け取って、明日からのトレーニングに向けた準備を整えました。
過去と同様に今回のMaster Campでも、多くを経験できるよう様々なカテゴリの競技を体験できるプログラムを組んでいます。その指導に当たるのが、VR46 Riders Academyのライダーやフラットトラックのチャンピオンであるマルコ・ベリら、各カテゴリーのスペシャルコーチ。それぞれのコーチは、参加ライダーたちがアジアロードレース選手権をはじめとする各種選手権で活躍できるよう、進化につながるサポートを行います。
Comments
A・サルッチ
"今回もまたすばらしい才能を持ったライダーたちをMaster Campに迎えることができてうれしく思います。2016年にスタートしたこのトレーニングプログラムは今回で6回目を迎えることになりましたが、私たちはこのキャンプを今までで最高のものにしようと意気込んでいます。参加ライダーたちは全員がアジア人ですが、私たちはこれまでの経験から、彼らが母国では十分に培うことのできなかったトレーニングスキルを教えることができると確信しています。これらのスキルは今後のキャリアに大きな影響を与えてくれることになるでしょう。若いライダーたちのライディングレベルを引き上げるための手助けをするのは非常にうれしいこと。すでに多くのアジアのライダーがMotoGPのすべてのクラスで活躍していますが、このサポートによって、ライダーたちが将来、夢をかなえる方法を身につけてくれることを願っています"
ムハマッド・アイマン・ビン・タヒルディン
"バレンティーノ・ロッシは僕のアイドル。ヤマハがこうした機会を与えてくれ、まさに夢をかなえてくれました。第6回キャンプ参加でkると聞いたとき、さっそくオンラインで検索し、どんなことができるのかを調べてみました。今はとても興奮しています! 一番、楽しみしているのがMotor Ranchへ行って、フラットトラックに挑戦することです!"
ナジル・イザ・ビン・ムハマッド・バハウディン
"ヤマハが与えてくれたこのチャンスを最大限に生かせるようにしたいと思っています。バレンティーノ・ロッシのようになることが僕の夢だからです。彼は伝説的なMotoGPライダーですから、彼のトレーニングキャンプに参加できることは誇りに思います。今回1番の楽しみはフラットトラックです。"
ムハマッド・ファエロズィ・トレクォットゥラ
"初めに、ヤマハのサポートに感謝の気持ちでいっぱいです。この経験を通じてライディングスキルを磨き、それを母国へ持ち帰って将来に生かしたいと思います。とくにMotor Ranchでのフラットトラックとミサノサーキットで走行することが楽しみです。"
横山尚太
"MotoGP、Moto2、Moto3のライダーたちと同じトレーニングを体験できることは、とてもすばらしい経験になります。ベストを尽くし、ここで学んだスキルと知識を今後のレース人生に役立てたいと思います。このようなチャンスを与えてくれたヤマハに感謝します。"