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第5回Yamaha VR46 Master Campが開幕!

July 28, 2018

第5回Yamaha VR46 Master Campが開幕!

Yamaha VR46 Master Campがいよいよスタートしましたが、コーチたちは、初日だからという理由だけで楽な課題を出すことはありませんでした。5人の参加者はフィシオ・ジムで厳しいワークアウトを行ったあと、バレンティーノ・ロッシのモーター・ランチを訪れました。

218年7月27日/タブリア(イタリア)

キャンプ開始前日の夜は'紹介ビデオ)'を観賞。翌27日の朝、第5回Yamaha VR46 Master Campの5人の参加者たちは、イタリアはタブリア地方の明るい太陽に出迎えられました。彼らが汗だくになることは間違いありません。この日の最初のプログラムは、フィシオ・ジムでの厳しいトレーニング・セッション。フィットネス・トレーナーのカルロ・カサビアンカの指導のもと、MotoGPライダーのフランコ・モルビデリとMoto2ライダーのルカ・マリーニが5人をサポートし、VR46 Academyのライダーたちがエクササイズの説明にあたる形で行われました。午後からはVR46 Motor Ranchへ移動し、イギリスのフラットトラック3冠でアメリカ&ヨーロッパ・フラットトラック2冠のマルコ・ベリが指導を担当しましたた。

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アメリカのC・ベンチュラ(16歳)とJ・ブラックモン(17歳)、ブラジルのE・カワカミ(18歳)とB・シーザー(18歳)、タイのK・クボは、事前にメディカル・チェックを済ませていますが、多くのライダーがそうであるように、過去の転倒による小さな傷が多く残されていました。これ以上の怪我を避けるために柔軟性の向上が必要であり、まずマッスル・ストレッチの適切な方法が伝授され、続いてピラティス・エクササイズに取り組みました。またシミュレーターでミサノ・ワールドサーキット・マルコ・シモンチェリを走行し、タイムアタックも行いました。

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簡単なランチのあとはタブリアにあるOfficial VR46 StoreとOfficial Fan Clubでショッピング。そしてすぐまたトレーニングを再開しました。

午後からはフラットトラックのエキスパート、ベリが全力で5人を指導。ほとんどのライダーにとって初めての経験となるため、まず口頭で説明があり、そのあと実際にコースに入って基本的なスキルを教わりました。VR46 Motor Ranchの暑さをものともせず、4時間にわたってノンストップでYamaha YZ 250Fを走らせた5人の生徒たち。それぞれのライディングには大きな成長が見られたのです。

Master Camp初日は参加ライダーたちの期待を超えるものでした。彼らは新たな経験を通して新たなスキルを身につけました。このことは彼らのレーシング・ライダーとしての将来に役立つものとなるでしょう。

ベリは初日の印象を次のようなことばで語っています。「マスターキャンプ初日はいつもとても感動的です。5回目を数えてもなお、いつでも最初と同じようにわくわくするのです。今日はおもに、ライディング・ポジションの修正に取り組んだほか、彼らをサポートするための特別なエクササイズを行いました。一日の最後にはレベルが向上し、オーバルでのスピードアップにも挑戦することができました。わたしたちは今日のトレーニングに満足しています。一日で大幅に進歩しており、明日以降もさらに前進が期待できます」

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Comments

C・ベンチュラ選手談:
「午前中のトレーニングには衝撃を受け、そのなかでいくつかの新たな発見がありました。ピラティスは初めての経験でした。そのあと自転車でウォームアップを行い、ストレッチにも取り組みました。自分では今までにやったことのない方法だったので、新しいことにチャレンジするのはとても楽しいことでした。VR46モーター・ランチはビデオゲームなどで見たことのあるものとそっくりでしたが、もちろん実際に経験したことはありませんでした。ライディングはまさにエキサイティング。大きな衝撃を受けました。小さいサークル・コースよりも大きなオーバル・コースのほうが、ペースやテクニックを把握しやすく気に入りました。でもどちらの練習も進歩を楽しむことができました」

J・ブラックモン選手談:
「VR46アカデミーのライダーたちがトレーニングを行っているジムで、彼らが日常的にどのような準備をし、ハードワークに取り組んでいるかを見せてもらいました。とても感銘を受け、母国へ持ち帰るべき重要なヒントをもらうことができたと思っています。VR46のライダーたちはさまざまな種類のストレッチを毎日行っていて、非常に柔軟性に優れています。マシンに乗る上でこれが大きなアドバンテージになると思うので、レース前の準備に取り入れるつもりです。モーター・ランチも最高でした。これまでに経験が少ないのでかなりきつかったのですが、思いのほか楽しんで取り組むことができました。ドライブウエイを走りながら、本当にここにやって来たのだと大興奮。ビデオで見たことはあったのですが、それとは比べものになりません。バレンティーノやR46アカデミーのライダーをはじめ多くのレーシング・レジェンドが、美しい山をバックにここを走ったのだと思うと、すべてが感動的でした。もちろんマシンも素晴らしかった。慎重にウォームアップしてから、一日の終盤に向けて少しずつペースを上げていきました。素晴らしい経験でした」

E・カワカミ選手談:
「午前中はジムへ行って、VR46アカデミーのライダーたちと一緒に、彼らと同じトレーニング・プログラムに取り組みました。非常に良い練習になりました。昼休みにはVR46ストアとオフィシャル・ファンクラブを訪れ、レストランとアイスクリーム・ショップにも連れて行ってもらいました。とにかくすべてが最高で、バレンティーノのホームタウンに来ていることに感動しています。午後には、生まれて初めてフラットトラックを見ました。このような機会を与えてもらってとってもハッピー。以前からフラットトラックを走ってみたいと思っていたのですが、実際にやってみると、見た目ほど簡単ではありませんでした。それでもステップ・バイ・ステップで学び、少しずつスキルも上がってきたように思います。今日の出来事のすべてに満足です。明日はもっと学びたいと思います」

B・シーサー選手談:
「最高の一日でした。しかもまだ数日が残っているのです! 今日はジムでR46アカデミーのライダーたちと対面。それからバレンティーノ・ロッシの故郷、タブリアへも行きました。オフィシャルVR46ストアでは少し買い物もしてしまいました。まだ始まったばかりだというのに、本当にたくさんの素晴らしい経験をしています。午後はフラットトラックを初体験。新しいライディング・テクニックを学ばなければならなかったので難しかったですが、少しずつ慣れて良い経験ができました」

K・クボ選手談:
「午前中はジムへ行きました。わたしはこのようなエクササイズを今までに行ったことがなく、すべてが初めての経験でした。そしてそれらは、午後からのセッションのためのウォームアップにもなりました。ピラティスが気に入って、母国に帰ってからもこのような練習を続けるためにエクササイズ・マシンも欲しくなりました。フラットトラック・セッションについては、タイのライダー仲間から怪我をしやすいと聞いていたので少し心配していました。でも実際にやってみると、とてもいい勉強になりました。マシンも素晴らしかったし、マルコ・ベリのアドバイスも非常に良かったと思います。これからのレーシング・キャリアを通じて、彼のようなコーチから教えてもらうことができれば最高なのですが。そんなことを夢見たりしました」