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アピワット選手がレース1で3位獲得、CEVジュニア世界選手権Moto3で初表彰台

June 11, 2018

アピワット選手がレース1で3位獲得、CEVジュニア世界選手権Moto3で初表彰台

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VR46 Mastercamp Teamのアピワット・ウォンタナノン選手が、CEVジュニア世界選手権Moto3、第4戦スペイン大会のレース1で3位を獲得。昨年、同選手権にデビューして以来18ヶ月をへてついに初の表彰台を獲得しました。アピワットは、昨年を含め体調不良や怪我などで欠場するレースがありましたが、経験を積み、懸命な努力を継続して順調に成長を続け、今シーズン4戦目でこの快挙を達成したのです。

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予選はなかなかクリアラップがとれず苦労し、決勝レース1では15番手となりました。しかし絶好のスタートを切って序盤からトップグループに加わると、その後も懸命の走りを続けてトップグループ内にポジションをキープ。速いペースを刻むライバルたちに負けることなく終始バトルを展開、ついに念願となる3位表彰台を獲得しました。

レース2ではレッドフラッグが2度も提示され、周回数がわずか6ラップに短縮される難しい展開となりました。連続表彰台を狙うアピワット選手は、またしても好スタートを決めリズムよく走行を続けましたが、十分にポジションを上げることができず8位でフィニッシュとなりました。

次回CEVジュニア世界選手権Moto3の第5戦は7月29日、モーターランド・アラゴンで開催されます。

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Comments

A・ウォンタナノン選手談(3/8位)
「とても満足だし本当に幸せな瞬間でした。僕たちは懸命にがんばって、やっと表彰台にたどり着いたのです。予選は苦戦し十分なスターティンググリッドを獲得することはできませんでしたが、決勝では速さがあり、すぐにトップグループに加わることができました。そして最後まで戦い続け、ついに表彰台を獲得することができたのですが、信じられないほどの喜びです。レース2も同様に表彰台を目指しましたが、レッドフラッグによって周回数が6ラップに減ってしまったため、十分に順位を上げることができないまま終わってしまいました。それでもやはりとても幸せな気持ちですし、ここまで支えてくれたチームのみんなにお礼を言いたいです」

L・ブリビオ、チーム・マネジャー談
「アピワットがVR46 Mastercamp Teamで初の表彰台を獲得し、私たちチームもとてもうれしい気持ちです。参戦を始めてから1年半、彼とともにハードワークを続けてきた結果として、ついに目標のひとつを達成することができたのです。チームのみんな、そしてアピワットには感謝の気持ちでいっぱいです。ここまでの18か月間は決して楽な戦いではありませんでしたが、私たちはいつも彼の力を信じていました。そしてここバルセロナですべてがうまくいって、このような結果につながったのです。予選では十分なアタックができませんでしたが、決勝はまさに完璧でした。レース2も彼自身のペースはよく、トップグループに追いつくことも可能だったはずですが、多くの転倒と周回数短縮によってそれがかないませんでした。いずれにしても、今日の快挙はチーム全員にとって、次につながる大きなエネルギーとなっています」