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September 20, 2017
WSS300、コッポラが表彰台を獲得しランキングトップへ浮上、ガランはリタイア
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2017 FIM Supersport 300 World Championchip(WSS300)の第7戦ポルティマオ大会が開催され、今年7月の第4回Yamaha | VR46 Master Campに参加し、WSS300フル参戦をしているYamaha R3 bLU cRU Challengeのライダーたちがまたも大活躍。一方、第1・2回Yamaha | VR46 Master Campに参加し、今大会にワイルドカード参戦をしたインドネシアのガラン・ヘンドラ・プラタマはトラブルに見舞われリタイアとなりました。
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この大会、強さを見せたのはA・コッポラ(Team SK WorldSSP300)でした。トップから6ポイント差のランキング3位で今大会を迎えたコッポラは、金曜日は調子が上がらず総合12番手に留まるも、SP1では一気に調子を上げてトップに浮上し、SP2では今季3度目のポールポジションを獲得しました。決勝はスタートで出遅れたもののすぐにトップ集団に追いつき、5台による激しいトップ争いを展開。最終ラップの最終コーナーに5番手で進入しましたが、その立ち上がりからゴールまでの完璧なダッシュによって2位とし、コッポラにとって今季5度目の表彰台を獲得しました。これによりシリーズポイントを合計102に伸ばしランキング・トップに浮上しました。
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アジアロードレース選手権(ARRC)のアジアプロダクション250(AP250)に参戦中のガランは、ワイルドカードながら、ヨーロッパのレースにデビュー。金曜日に行われたフリープラクティスで総合6番手を獲得。アジアとは大きく異なるレース環境、そして初のサーキットながらその実力を見せます。そして、土曜日の予選を10番手として決勝を迎えました。その決勝では、トップ6をめざしスタート、1周目を9番手で終えますが、電気系のトラブルが発生し徐々にポジションをダウンすると、8ラップリタイアとなりました。この後、ガランはポルトガルからインドはチェンナイに移動。ARRCの第5戦インド大会に出場します。
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この他、R・スコットマン(GRT Yamaha WorldSSP Team)が9位として5戦連続のトップ10入りを果たし、ランキング9位と健闘しています。またM・カリニン(Team MotoX Racing)が12位、E・デ・ラ・ベガ(GRT Yamaha WorldSSP Team)が今季自己ベストとなる13位。R・フェレイラ(Team Kallio Rac System)が31位、K・パトバが33位でチェッカーを受けました。
Comments
アルフォンソ・コッポラ
「とってもうれしいです! フリープラクティスはあまり良くなかったのですが、チームのみんなと一緒にデータ分析を行い、SP1に向けて大きく一歩前進することができました。そしてSP2でもう一歩前進し、ポールポジションを獲得することができたのです。決勝前にも少し変更を施しましたが、それはあまり良くなかったようで、スタートで出遅れてしまったこともあり、難しい戦いを強いられました。トップグループとの差を詰めていくのは簡単ではありませんでしたが、最終ラップで勝負しました。そしてアナ・カラスコについて最終コーナーを立ち上がり、ゴールライン直前でガルシアをパスして2位へ。その結果、なんとチャンピオンシップのトップに立つことができたのです! 次のマニクールも楽しみです。そして最終戦のヘレスでタイトル獲得を実現したいと思っています。チームとヤマハのハードワークに感謝。またファンのみなさんにもお礼を言います! このあともジム・トレーニングに励み、万全の状態でマニクールに向います」
ガラン・ヘンドラ・プラタマ
「最高のウイークでした! 初日は、コースとヤマハR3の限界を知るところから始めました。インドネシアで乗っているR25とは勝手が違うので、そのなかで6番手を獲得することができてとてもうれしかったです。またSP2もとても良い経験になりました。セッションが15分間といつもより短いので緊張感がありましたが、10番手に入ることができ満足しています。決勝も自信を持って臨み、好スタートを決めて好調でしたが、オープニングラップを終えたあたりからマシンに問題が出てきました。8ラップまでなんとか走り続けましたが、それ以上は難しくなったためピットに戻りました。本当に残念です。電気系のトラブルであることは間違いありませんが、原因はまだわかっていないので、これからデータを分析して究明しなければなりません。今回、とても多くのことを経験することができました。このようなチャンスを与えてもらい、チャンピオンシップに参加できたことをとてもうれしく思っています。ヤマハ・インドネシア、ヤマハ・モーター・ヨーロッパ、ヤマハ発動機、そして私をサポートしてくれるファンの方々に感謝します」
ワヒュー・ルスマヤディ(ヤマハ・モーター・インドネシア)
「ウイークが始まる前にテストを行い、自信を持ってこのサーキットに入りました。そして金曜日は絶好調。土曜日の予選では少し不運もありましたが、そのなかで10番グリッドを獲得できたことはすばらしいと思います。決勝では電気系のトラブルが発生し、不運にもリタイアとなりました。ガランのポテンシャルをすべて出し切れなかったことは残念ですが、今回のことで、アジアのレベルの高さを証明できたと思います。アジアの若手は、ヨーロッパのレベルに近づいているのです。ヨーロッパ選手権の雰囲気はとてもすばらしく、ガランにとってよい経験になりましたし、ここから非常に多くのことを学ぶことができました。私たちを支えてくれたヤマハ・インドネシア、ヤマハ・ヨーロッパ、ヤマハ発動機、そしてファンの皆さまに感謝します。彼らのサポートがなければこのような経験は決してできませんでした。これからまた、ARRC AP250 Championshipに焦点を戻し、次のインド大会に全力で臨みます」