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Master Camp2日目、プログラムは新たなステップへ

July 27, 2017

Master Camp2日目、プログラムは新たなステップへ

Yamaha | VR46 Master Campのアルフォンソ・コッポラ(19歳)、エンツォ・デ・ラ・ベガ(17歳)、キミ・パトバ(15歳)、マイカイタ・カリニン(18歳)、レンツォ・フェレイラ(15歳)、ロベルト・スコットマン(18歳)は、キャンプ2日目もFisio GymとMotor Ranchでトレーニングを行いました。

午前中のセッションでは、Moto2のランキングトップに立っているフランチェスコ・バグナイアと、同じくMoto2で活躍中のルカ・マリーニが指導。初めにストレッチを行ってからジムの外へ出ると、朝の太陽を全身に浴びながらランニングでトラックを5周を走破しました。

厳しいトレーニングの後は、ダバッリアにあるバレンティーノ・ロッシのオフィシャル・ファンクラブを訪問し、副会長のフラビオ・フラテシからたくさんのプレゼントが受け取りました。

これでエネルギーを回復したライダーたちは、Motor Ranchへ移動し、1日目の練習で教わったことを復習しながら、フラット・ダートでのスキルに磨きをかけました。

「Yamaha VR46 Master Campの2日目は、コーナーへの進入を中心に練習しました。どのようにコーナーへ入れば良いか、また進入時の正しいライン取りやマシンの位置などを指導しました。これにはポイントがいくつかあって、その通りにできたとしたら50%は完了。なぜなら、そのあとのコーナー立ち上がりが非常に楽になるからです。しかし、実際にはそれが本当に難しいのです」とマルコ・ベリ。「重要なのは、バンク時のバランスとボディ・ポジション。自分の身体をよく知れば知るほど、楽になっていきます。より素早く反応できるようになるわけですからね。今日のトレーニングはかなりきつかったと思うけれど、それによってライダーたちはとてもうまくなってきています。彼らの成長を見ることができてとてもうれしいし、実際、私の想像以上の成果が出ているので明日以降がますます楽しみ。いいキャンプになりそうです!」

「ロードレースでハイレベルを誇るライダーたちと一緒にトレーニングを行うことは、未来のトップライダーをめざす若者たちにとって非常に貴重なチャンスです」と話すのは、Yamaha Motor Europe N.V.のマーケティング・ディビジョン・マネジャー、パオロ・パベシオです。

「Yamaha Motor Europeは2年前にbLU cRUプロジェクトを立ち上げ、モトクロスおよびロードレースの様々なクラスにおいて若い才能を育てることを目標に活動を行っています。WorldSBKのなかの新たなカテゴリー、WorldSSP300に参戦する6人のヤマハライダーたちは、bLU cRUプログラムのサポートを受けて世界選手権レベルへのステップアップをめざしています。ヤマハはbLU cRUファミリーの一員として彼らを支え、VR46 Riders AcademyとそのライダーたちがYamaha | VR46 Master Campのライダーをサポートしています。ヤマハのすべてのライダーは、そのように互いに助け合っているのです。VR46 Riders Academyのライダーとインストラクターによる貢献は非常に価値あるもの。この観点から、この5日間のプログラムを通して6人の参加者に与えられるものは、bLU cRUにとっても非常に大切なものであり、WorldSSP300において成果を発揮できるものになるでしょう。このようなサポートができるのは、ヤマハとVR46 Riders Academyをおいて他にないのではないでしょうか。Master Campは彼らのスキルを向上させ、新しい知識を与え、モチベーションを確立させるものです。そしてそれが将来、レースでの成績に結びつくことを期待しています。参加者たち全員にとって貴重な経験となることを確信していますが、それだけで終わることなく、ここで学んだことをWorldSSP300で生かしてもらいたいですね」

ロレンツォ・フェレイラ:インタビュー

Comments

アルフォンソ・コッポラ
「ルカ・マリーニ、フランチェスコ・バグナイアと一緒に練習できて本当にうれしいですね! ルカとは以前、一緒にレースをしていた仲なので、こうしてここで再会し、一緒にジム・トレーニングができたのは楽しかった。午後はVR46 Motor Ranchを満喫。どんどん走りやすくなっていって自分で進化を感じることができたので、明日以降もまたトレーニングを続けるのが楽しみ」

エンツォ・デ・ラ・ベガ
「2日目も大満足。マルコ・ベリがとても熱心に教えてくれて、多くのことを学んで楽しんで走ることができた。VR46 Motor Ranchでは素晴らしい経験を積むことができるので、次のライディング・セッションが待ち遠しいよ」

キミ・パトバ
「Yamaha VR46 Master Campの2日目。1日目よりも良くなったと思う。ライディングもボディ・ポジションも向上してきて、それが結果にはっきり表れた。日に日に速くなっているんだ。こんな短期間でこれほど成長できるなんて信じられないくらい。どれもがいい経験になっていて、今から3日目のスタートを楽しみにしている」

マイカイタ・カリニン
「完璧な一日。全員がとてもたくさんのことを学び、昨日よりも大きく一歩前進した。マルコ・ベリのサポートのおかげで、僕も今ではフラットトラック・レーサーになった気分だよ! 僕に足りないところはフィジカル・パワー。ボディ・ポジションをキープして素早く反応するためには身体的な力強さが必要なんだ」

ロレンツォ・フェレイラ
「午前中はジム・トレーニングとランニング。これはとても楽しかった。フランチェスコ・バグナイアとルカ・マリーニが一緒だったから余計にね! ランチのあとでバレンティーノ・ロッシのオフィシャル・ファンクラブに登録。そのあとフラットトラックへ移動して、いよいよ走行開始。走るたびに上達していくのがわかって、いい一日になった。今日もたくさん勉強できた」

ロベルト・スコットマン
「トレーニング・セッションの内容は1日目よりもちょっと厳しくなったけれど、僕自身は昨日より良くなっていると思う。午前中のランニングでは十分に力を発揮できたので満足。午後のVR46 Motor Ranchでもいくらか成長を実感できた。昨日もたくさんのことを学んだけれど、今日はより多くを吸収して他のみんなに近づくことができたんだ。そして最終レースではアルフォンソといいバトルができて楽しかった。ハッピーだよ!」