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June 19, 2017
アピワットがレース2で今季最高の7位を獲得
「VR46 Master Camp Team」のアピワット・ウォンタナノン選手(タイ/22歳)が、6月18日、スペインはバルセロナのカタルニアサーキットで行われたCEVジュニア世界選手権Moto3の第3戦に出場しました。過去2戦と異なり2レース制となった今大会は、レース1では16位となったものの、レース2で今季最高となる7位を獲得しました。
ウィーク初日は、アピワット選手にとって厳しいスタートとなりました。予選の際、コース上でのスロー走行に対しペナルティが課せられしまったのです。このため、予選の総合結果は21番手でしたが、レース1のみグリッドが12ポジション後退となり32番グリッド(1名欠場者が出たため)となったのです。
このペナルティの影響を受けたアピワット選手はレース1、好スタートから懸命の追い上げを見せましたが16位。しかし20番グリッドからスタートしたレース2では、再び好スタートからトップグループに入ってレースを展開し、今季最高の7位でフィニッシュしたのです。この結果、ランキングはトップから39ポイント差の9位となっています。
Result
Championship Standings
Comments
アピワット・ウォンタナノン選手談(16位/9位)
「よいレースができて、とてもうれしいです。しかし、ウィークのスタートは、あまりよいものではなく、最適なセッティングを見つけられずに予選は苦労しました。それでもレースになると、確実に進歩を遂げていったのです。特にレース2では、最終ラップまでトップグループでレースを進めることができ7位を獲得できました。チーム全員に感謝の気持ちでいっぱいです」
ルカ・ブリビオ監督談
「このウィーク全体を通してみれば、アピワットにとってポジティブな結果となりました。残念だったのは、予選の際、スロー走行に対してペナルティが課せされ、グリッドが12ポジション下げられてしまったことです。それでもアピワットは、両レースともによいスタートを決め、レース2ではトップグループに食らいつき、そしてバトルを繰り広げました。私たちはまた多くの部分で前進し、ライダーにとってすばらしい週末になったことを、とてもうれしく思います」