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September 21, 2017
CEVインターナショナル選手権、アピワットが両レースで表彰台争いを展開!
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第4・5戦を欠場していた「VR Master Camp Team」のアピワット・ウォンタナノンが、9月17日、ヘレス大会(スペイン)で、CEVインターナショナル選手権の舞台に戻ってきました。2か月ぶりのレース、しかも初めてのコースであることから、厳しい復帰戦になるものと思われていましたが、以前の3戦からさらにパワーアップした走りを披露しました。
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アピワットは最初のテストからすぐにフィーリングを取り戻し、万全の状態で週末を迎えると、予選を4番手とし好調さをアピールします。そして迎えた第1レースでは、好スタートから1ラップ目で2番手に上がり、そのまま最終ラップまでトップグループでレースを続けました。そして最終ラップの最終コーナー、上位をめざすアピワットにアクシデントが降りかかりました。不運にもライバルに接触されて転倒。再スタートはできたものの、大きく順位を落とし16位となってしまったのです。
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続く第2レース、今度はスタートのグリッドでアクシデントが発生。スタートの際にエンジンが止まり、最後尾からの追い上げを強いられてしまったのです。しかし、アピワットは諦めることはありませんでした。懸命の走りで中盤までに8番手に浮上。さらに前方で何台かが転倒したことで自動的にポジションをアップすると、最後尾から表彰台争いに加わり、なんと2位でチェッカーを受けます。ところが、激しい追い上げのなかで何度かのコースアウトあったために、5秒のペナルティが課せられ、順位は6位に後退し、初表彰台はなりませんでした。
それでもアピワットは、CEVインターナショナル選手権の中で、タイ、そしてアジアの枠を超え、インターナショナルなライダーに変化するとともに、欧州の若手トップライダーに迫る成長を見せています。
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Result Race 1
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Result Race 2
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Comments
アピワット・ウォンタナノン選手談(16位/6位)
「2か月ぶりのレースだったにもかかわらず、よい走りができたので満足しています。フィーリングもとてもよく、両レースで力を発揮することができました。第1レースは好スタートを切りましたが、最後にミスをしてしまいました。第2レースはそれとはまったく反対に、2位でゴールすることができました。そのあとでペナルティを受けて6位という結果になりましたが、それでもハッピー。サポートしてくれたチームのみんなに感謝しています」
ルカ・ブリビオ監督談
「アピワットはとてもよくがんばりました。チームもテストからよい仕事ができていました。ヘレスはアピワットにとって初めてで、本物の世界選手権のコースは決して簡単ではありませんし、2ヶ月ぶりのレースとなればなおさらです。しかし彼はすぐさまフィーリングをつかんで予選で4位を獲得。第1レースは6位か7位に入れたはずでしたが、他のライダーに接触されて転倒してしまいました。第2レースはグリッド上でエンジンが止まるというアクシデント。それでも最後尾から追い上げ次々にパス。最終的には2位まで上がりチェッカーを受けました。しかし何度かコースアウトをしていたため5秒のペナルティを課せられたのです。結果はこのようなことになりましたが、良いところがたくさんありました。次回につなげられるように、準備をしていきます」