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November 21, 2017
アピワットがCEVインターナショナル選手権でのチャレンジを終了
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今シーズンからCEVインターナショナル選手権に「VR Master Camp Team」から出場しているアピワット・ウォンタナノンが、2017年11月19日、スペインはバレンシアでのシーズン最終戦に臨みました。フリープラクティスから、マシンとコースに自信を深めており、決勝に向けた大きな期待が膨らみました。
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迎えたレース1では、序盤からハイペースを掴みますが、スタートから数ラップ後に転倒を喫してリタイアとなります。レース2はこの転倒の影響でコンディションに不安が残る状況ではありましたが、アピワットは出場を決断。そのレースでは、思い通りの走りこそできませんでしたが、最後まで走りきって19位でチェッカーを受けました。
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これで、アピワットのランキングは12位。初めてのマシンやチームにサーキット... これまで主戦場であったタイ、そしてアジアから欧州へ。慣れない環境の中に身を置き、シーズン途中に体調不良に見舞われるなどのアクシデントなどもありました。それでもヘレスのレース2では6位、アラゴンでは5位といった成績を残し、大きな成長を遂げシーズンを終えました。
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Result: Race 2
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Championship Standings
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Comments
アピワット・ウォンタナノン選手談(DNF/19位)
「とても苦しいウイークになりました。レース1で大きなクラッシュがあり再スタートすることができませんでした。激しい転倒だったので身体の状態があまりよくなかったのですが、どうしてもレース2を走りたかったので、出場を決断しました。スタートしてみると、痛みがひどく思い通りの走りはできませんでしたが、何とかチェッカーまで走り切ることができたのは良かったと思います。1年を通してサポートしてくれたヤマハ・タイランド、ヤマハ発動機、VR46に心から感謝しています。大きく成長できたと思っています。チームのみんなも本当にすばらしかった! ありがとうございました」
ルカ・ブリビオ監督談
「アピワットは今週、とても好調でした。それだけに残念な結果になってしまいました。レース1で大クラッシュを喫したあと、レース2は100%の状態で走ることができませんでしたが、にもかかわらず最後まであきらめずにチェッカーを受けてくれました。彼はシーズンを通して大きく成長し、見事なレース運びで私たちを驚かせることもありました。チームのみんな、VR46のみなさん、このすばらしいプロジェクトをサポートしてくれたすべてのひとに感謝します」