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May 20, 2017
アピワット選手が、開幕戦に続きシングルフィニッシュとなる9位!
2017年5月20日、「VR46 Master camp Team」のアピワット・ウォンタナノン選手(タイ/22歳)が、CEVジュニア世界選手権Moto3の第2戦に出場し、開幕戦に続いてトップ10に入る9位を獲得しました。今回はアピワット選手にとって、非常に難しい条件の中でのレースとなりました。初めて走行するサーキットというだけでなく、初日は悪天候によるウエットで、しかもMotoGP世界選手権と併催されていたことにより、フリープラクティスのない不利な状況が揃ってしまったからです。
それでも予選1本目は、44台中5番手という幸先のよいスタートをきります。予選2本目はタイムを2秒短縮したものの11番手、Q1・Q2の総合でも11番手となりますが、決勝は欠場者が出たため、4列目10番グリッドで迎えます。
レースは、1周目を6番手と好位置につけますがグリップ不足に苦しみ、中盤までに17番手まで後退。しかし、その後はリズムを取り戻して終始バトルを展開し、最終的には予選からポジションを一つ上げ、トップ10に入る9位でフィニッシュ。ジュニア世界選手権のデビューイヤーであることを考えれば、開幕に続くポジティブな成績で2戦目を終えました。
次回の第3戦は6月18日、スペインのカタルニアにて開催され、Moto3クラスは2レース制の予定となっています。
Result
Comments
アピワット・ウォンタナノン選手談(9位)
「今日のレース結果には満足しています。予選はよかったのですが、レース序盤は、思うようにグリップを得ることができなかったため、多くのライバルにかわされる苦しい戦いになりました。それでもそこからしっかりとバトルし、9位に入ることができました。これも、経験の少ない僕を懸命にサポートしてくれたチームのおかげです。ワードワークに感謝します」
ルカ・ブリビオ監督談
「今回はプラクティスなしで予選を行い、土曜日にレースをしなければならず、経験の少ないアピワットにとっては難しい週末になりました。レースはグリップの乏しい状況ながらもリズムをつかむと挽回に転じ、最終的には9位を獲得できました。初めて走るサーキットであり、フリープラクティスもないことを考えればアピワットにとってはよい週末になったと思います。ここまでうまくいったのも、チームのみんなのおかげ、本当に感謝します」