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September 15, 2016
第2回THE MASTER CAMPが始動! 若きアジアのライダーがミサノで特訓
アジアロードレース選手権(ARRC)で優秀な成績を残し、第2回「THE MASTER CAMP」に参加するアピワット・ウォンタナノン(タイ)、ピラポン・ロイブーンペン(タイ)、ガラン・ヘンドラ・プラタマ(インドネシア)、イマニュエル・プトラ・プラトナ(インドネシア)、南本宗一郎(日本)、カスマ・ダニエル・ビン・カスマユディン(マレーシア)、が、2016年9月12日、イタリアへ到着。13日のブリーフィングを終え、到着から3日目となる14日、いよいよトレーニングを開始しました。初日は、サンマリノGPが開催されたばかりのミサノ・ワールドサーキット・マルコ・シモンチェリでの走行です。
この日のメインインストラクターは、Moto2ライダーのルカ・マリー二と、Moto3ライダーのアンドレア・ミニョ。午前中はFisio Gymで体をほぐした後、昼食を挟んでミサノへ移動しました。
サーキットでは、まずミーティングを実施。コースを熟知するマリー二からレイアウトの特色などのレクチャーを受け、ライディングイメージを共有するとともに、Moto2ライダーが理想とするベストラインやギアポジションを短時間で頭に叩き込む作業です。たっぷり頭を使った後は、いよいよ相棒となる「YZF-R3」とコースイン。イタリア到着後、初ライディングということで、6人とも自然と力が入ります。
この日のメニューはフリー走行。ミーティングで得た情報をもとに、試行錯誤しながらコースを理解し、また互いが刺激し合いながら着々とタイムを削ります。しかし、3本目の走行中に、プラトナとプラタマが転倒。ともに怪我を負ったため大事をとり、この日のスケジュールを終了しました。