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Yamaha Motor Revs Your Heart

レース情報

全日本トライアル選手権 IAスーパー

ヤマハの参戦ライダー、マシンなど IAスーパーに関する情報をお届けします。

Rd.04 8月1日 北海道

RACE DATA

■開催日:2010年8月1日■開催地:わっさむサーキット
■観客:350人■気温:24度■天候:雨時々曇り
■競技:9セクション×2ラップ+スペシャルステージ2セクション
■持ち時間:3時間30分■最多クリーン数:小川友幸(ホンダ)10

REPORT

黒山健一は2位、野崎史高は1点差の3位

上川郡和寒町のわっさむサーキットで行われたシリーズ第4戦。前回の第3戦で3位となったディフェンディングチャンピオン、黒山健一の巻き返しが注目されたが、今回は2位となった。

国際A級スーパークラスの競技は、まず3時間30分の持ち時間で9セクションを2ラップし、その後にスペシャルステージ(SS)として2セクションにトライした。セクションは例年と同じような場所に用意されたが、前夜からの雨により路面がひどくぬかるんで走行不可能となった第4セクションがキャンセルされた。また、増水した川もライダーたちの行く手を阻んだ。大会当日は時折雨がやんで曇り空のときもあったが、一時は激しく降った雨が選手たちを苦しめた。

黒山は1ラップ目の第2セクションで失敗したが、その後はあまりクリーンが決まらないものの、減点5となる失敗はなく着実に減点をおさえ1ラップ目はトップに立った。続く2ラップ目終了時点でもトップの座をキープした黒山だったが、SSのひとつ目のセクションで足着き2回の減点2となり、同じセクションをクリーン(減点0)でこなした野崎史高に1点差に迫られることになった。さらに小川友幸(ホンダ)もここをクリーンして野崎と1点差に迫っていた。

SSふたつ目の最終セクション。先にトライした野崎は減点5。さらに黒山も減点5となってしまった。この判定に2人は抗議をしたが、判定はくつがえらなかった。この最終セクションをクリーンした小川は、黒山と野崎を逆転して優勝、黒山は小川と3点差で2位、野崎は黒山と1点差で3位となった。ランキングは黒山と小川が同ポイントに並んだが、前回優勝している小川がランキングトップ、黒山は同2位となった。

RESULT

順位 ライダー チーム マシン ポイント
1 小川友幸 HRCクラブMITANI Honda 減点40/クリーン10
2 黒山健一 team黒山レーシングヤマハ Yamaha 減点43/クリーン5
3 野崎史高 YSP京葉レーシング Yamaha 減点44/クリーン7
4 渋谷勲 HRCクラブぱわあくらふと Honda 減点64/クリーン6
5 小川毅士 WISE BETA RACING Beta 減点73/クリーン2
6 柴田暁 HRCクラブMITANI Honda 減点78/クリーン0
7 田中善弘 WISE BETA RACING Beta 減点85/クリーン1
8 西元良太 YSP京葉レーシング Scorpa 減点89/クリーン0
9 斎藤晶夫 HRCクラブMITANI Honda 減点94/クリーン0
10 宮崎航 WISE BETA RACING Beta 減点97/クリーン0
11 野本佳章 MOTO VIENTO Beta 減点99/クリーン0

RIDERS RANKING

順位 ライダー マシン ポイント
1 小川友幸 Honda 72
2 黒山健一 Yamaha 72
3 渋谷勲 Honda 60
4 野崎史高 Yamaha 56
5 小川毅士 Beta 42
6 田中善弘 Beta 39
7 柴田暁 Honda 39
8 斎藤晶夫 Honda 30
9 宮崎航 Beta 25
10 西元良太 Scorpa 16
11 野本佳章 Beta 13

COMMENT

黒山健一選手談(2位)

「前回の近畿大会から2戦続けて負けて悔しいです。前回は雨の大会で負けたので、今回は雨の中で勝ちたかった。勝てる試合でしたが、最後のセクションで逆転されてしまいました。僕自身も逆転勝ちの経験は何度もありますが、今日は自分が逆転されてしまい残念です。最後のセクションでは、マシンから降りていないのに降りたと判定され、非常に残念。最後まで油断せずに走るべきでした」

野崎史高選手談(3位)

「最終セクションはセクションカードを動かして減点5ということだったので、抗議したのですが認められませんでした。結果は残念ですが、今回は優勝を狙える位置にいたと思うので、次また頑張りたいと思います」

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