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レース情報

全日本トライアル選手権 IAスーパー

ヤマハの参戦ライダー、マシンなど IAスーパーに関する情報をお届けします。

Rd.04 5月27日 近畿

RACE DATA

■大会名称:全日本トライアル選手権第4戦近畿大会
■カテゴリ:国際A級スーパークラス
■開催日:2007年5月27日(日)
■開催地:兵庫県/猪名川サーキット
■競技:12セクション×3ラップ ■持ち時間:6時間
■最多クリーン数:野崎史高(ヤマハ)24
■観客数:2,536人 ■天候:晴れ ■気温:27度

REPORT

黒山が2連勝! 野崎は3位を獲得

前回の第3戦で今季初優勝を飾ったTYS250Fを駆る黒山健一だが、タイトル争いでは小川友幸(ホンダ)が7ポイントリードして迎えた4戦。黒山にとっては今回、地元・兵庫で優勝を狙いたいところだった。

会場は高低差があり、滑りやすいハードなセクションの多い猪名川サーキット。1ラップ目の序盤、黒山は唯一、3連続クリーンする好調な滑り出だしだったが、第4セクションの岩盤上りで失敗、さらに第5セクションでも減点5を重ね、思うようにリードを奪えない。

1ラップ目を終了しトップに立った黒山だが、田中太一(ホンダ)や野崎史高、小川らが僅差で迫り、予断は許されない状況で2ラップ目を迎える。しかしライバルたちが減点を増やすなか、調子を上げた黒山がリードを拡大。そして3ラップ目、土壇場の最終セクションで失敗をした黒山だったが、それでも逃げ切って2連勝を達成。2位となった小川との差をつめることに成功した。

一方野崎は、序盤はトップ争いを展開するも、ミスを重ね1ラップ目を3番手で終える。しかし続く2ラップ目には2番手に浮上するが、3ラップ目は調子を上げられないまま終わり、結局3位で競技を終えた。しかし、最多クリーン数24をマークするなど、優勝も十分狙える力を見せつけた。

RESULT

順位 ライダー チーム マシン 減点/クリーン
1 黒山健一 チーム・黒山レーシング・ヤマハ Yamaha 減点35/クリーン21
2 小川友幸 チーム・ミタニ Honda 減点37/クリーン23
3 野崎史高 チーム・フミタカ&YSP京葉 Yamaha 減点46/クリーン24
4 渋谷勲 Beta 減点55/クリーン18
5 田中太一 HRCクラブぱわあくらふと&T Honda 減点55/クリーン13
6 井内将太郎 チーム・イウチ☆ペガサス Beta 減点111/クリーン5
7 田中善弘 チーム・ミネ・GASGAS Gasgas 減点135/クリーン5
8 坂田匠太 チーム・ガスガス・SHOTA Gasgas 減点136/クリーン5

RIDERS RANKING

順位 ライダー マシン ポイント
1 小川友幸 Honda 74
2 黒山健一 Yamaha 70
3 野崎史高 Yamaha 64
4 田中太一 Honda 48
5 渋谷勲 Beta 48
6 井内将太郎 Beta 38
7 坂田匠太 Gasgas 37
8 田中善弘 Gasgas 25

COMMENT

黒山健一選手談(優勝)

「最後のセクションで落ちてしまったけれど、勝つことができて本当に良かった。1ラップ目の第4セクションの岩盤では、調子が悪い右手がハンドルから外れて登れなかった。去年、歯が立たなかった第6セクションは、去年よりはうまくいったがもうちょっと減点を減らせたと思う。とりあえず小川選手の2勝に並ぶことができたので、次は3連勝したい。来週の世界選手権・日本GPは上位に食い込んで、基本的には同じマシンに乗るマーク・フレイシャ選手の上にいきたいですね」

野崎史高選手談(3位)

「今日は、1ラップ目第6セクションでミスをして、落ちてしまった。2ラップ目は第7セクションでちょっとマシントラブルがあり、そこで時間を費やした。あとは比較的簡単な第8セクションの斜面で3ラップとも減点5になったのが自分でも信じられなかったし、それが今後の課題だ。走行ラインに迷いがあったと思う。2戦連続3位はそれほど悪くないが、もう3位では納得できない。次回は2つ上をめざす。日本GPでは2日間ともトップ10以内に入ることが目標」

成田匠選手談(3位/国際A級)

「今日は惨敗。猪名川のセクションは厳しいという、予想通りだった。岩盤が滑るし、勾配がきつくて助走がつけにくかった。ギアレシオは、1速と2速のあいだが欲しいくらいだった。前回までは追い上げるパターンだったし、今回も2ラップ目はうまくまとめられたが、3ラップ目に減点を増やしてしまった。エンジンを酷使し過ぎてしまった。次の大会までには少しでも改善したいと思う」

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