全日本ロードレース選手権 GP250
ヤマハの参戦ライダー、マシンなどGP250に関する情報をお届けします。
Rd.04 8月24日 SUGO
RACE DATA
■大会名称:2008全日本ロードレース選手権第4戦
■カテゴリ:GP250クラス
■開催日:2008年8月24日(日)
■会場:スポーツランドSUGO(3.7375km)
■観客:8,800人 ■天候:雨■コース:ウエット
■周回数:15周■参加台数:26台■出走台数:25台
■PP:高橋巧(ホンダ/1分31秒523)
■FL: 宇井陽一(ヤマハ/1分43秒647)
REPORT
宇井、関口、及川。ヤマハTZ250が表彰台独占!!
雨のなかでスタートが切られ、好ダッシュを決めたのは昨年のチャンピオンでヤマハTZ250を駆る宇井陽一。宇井は、オープニングラップから積極的にタイムを上げると、3周目には2番手の及川誠人に3秒8の大差をつけて独走態勢を確立する。
レース序盤の2番手争いは及川の単独走行となったが、5周目頃から関口太郎がその差を縮め始め、7周目に2人の差は0.15秒差のテール・トゥ・ノーズとなる。その後、関口は11周目に及川を逆転するがこの段階でトップの宇井は約13秒先行しており、結果、宇井が独走で今季初優勝を飾った。関口が2位、及川は僅差で3位となり、TZ250が表彰台を独占した。
RESULT
順位 | ライダー | チーム | マシン | タイム |
---|---|---|---|---|
1 | 宇井 陽一 | SEV.spruce/PRO-TEC | Yamaha | 26'21.636 |
2 | 関口 太郎 | Henkel プラスミュー | Yamaha | 26'34.307 |
3 | 及川 誠人 | WILL-ACCESS&SJR | Yamaha | 26'39.558 |
4 | 高橋 巧 | バーニングブラッドRT | Honda | 26'42.809 |
5 | 富沢 祥也 | TeamProjectμFRS | Honda | 26'43.588 |
6 | 山崎 郡 | HiTMAN RC甲子園ヤマハ | Yamaha | 27'03.802 |
7 | 濱本 裕基 | SP忠男レーシングチーム | Yamaha | 27'05.000 |
8 | 星野 知也 | WINJACK&4413 | Yamaha | 27'11.734 |
9 | 伊藤 勇樹 | DOG FIGHT RACING | Yamaha | 27'13.419 |
10 | 木村 旭厚 | PRO-TEC日大工学部校友会 | Yamaha | 27'40.969 |
11 | 遠藤 卓実 | SEV.spruce/PRO-TEC | Yamaha | 26'22.698 |
12 | 久保山 正朗 | HONDA浜友会浜松エスカルゴ | Honda | 26'26.835 |
13 | 福山 京太 | TeamDankeRacing | Yamaha | 26'40.702 |
14 | 中本 郡 | RT・OUTRUNwithASS | Yamaha | 26'41.894 |
15 | 及川 玲 | ペンタグラム&⑭嶺岡&M-Racing | Yamaha | 26'47.232 |
16 | 島村 英一郎 | SP-V・駒津歯科・ikbs・GBS | Yamaha | 27'01.177 |
17 | 飯室 英治 | ARS1166&チームスガイ | Yamaha | 28'04.425 |
RIDERS RANKING
順位 | ライダー | マシン | ポイント |
---|---|---|---|
1 | 高橋 巧 | Honda | 73 |
2 | 富沢 祥也 | Honda | 58 |
3 | 及川 誠人 | Yamaha | 58 |
4 | 山崎 郡 | Yamaha | 41 |
5 | 宇井 陽一 | Yamaha | 37 |
6 | 渡辺 一樹 | Yamaha | 33 |
7 | 関口 太郎 | Yamaha | 28 |
8 | 伊藤 勇樹 | Yamaha | 28 |
9 | 濱本 裕基 | Yamaha | 27 |
10 | 星野 知也 | Yamaha | 25 |
11 | 及川 玲 | Yamaha | 20 |
12 | 遠藤 卓実 | Yamaha | 15 |
13 | 木村 旭厚 | Yamaha | 12 |
14 | 島村 英一郎 | Yamaha | 8 |
15 | 福山 京太 | Yamaha | 7 |
17 | 依田 幸久 | Yamaha | 6 |
18 | 小口 亘 | Yamaha | 5 |
20 | 小口 理 | Yamaha | 4 |
COMMENT
宇井陽一選手談(優勝)
「雨足の程度により、足回りのセッティング変更だけで行けるか、タイヤを換えるか悩みました。朝のフリー走行を走ってみて足回りのセッティング変更だけで行けると判断しました。今回は、特別に事前テストをこなしたのが結果につながったと思っています。レース途中から雨足も強まり、霧も降りてきたので、とにかく自分のペースを維持して走ることだけを考えていました」
関口太郎選手談(2位)
「開幕戦から表彰台に立てると思っていたけれど、ここまで時間がかかってしまいました。ドライだとライバルが速いので、ウエットコンディションはラッキーでしたね。及川さんに追いついてからはほぼペースが同じだったので、なかなか抜くタイミングがなく手間取ってしまいました。残り2戦ですが、また表彰台に立てるように頑張ります」
及川誠人選手談(3位)
「今回は珍しく事前テストをこなしてレースウイークを迎えました。でも、木曜日に走行ができず結果的にはこれが響きました。レースがスタートしてからは、宇井選手のペースについていこうと思ったけど、何度か転びそうになってその後はポジションキープに変更しました。レース終盤で関口選手にも抜かれてしまい残念です」