全日本ロードレース選手権 GP250
ヤマハの参戦ライダー、マシンなどGP250に関する情報をお届けします。
Rd.06 9月30日 岡山国際
RACE DATA
■大会名称:2007全日本ロードレース第6戦
■カテゴリ:GP250クラス
■開催日:2007年9月30日(日)
■会場:岡山国際サーキット(3.703Km) ■観客:16,700人
■天候:雨のち曇り ■温度:21度 ■コース:ウエット/ドライ
■周回数:20周 ■参加台数:30台 ■出走台数:28台
■PP:高橋巧 (ホンダ/1分32秒348)
■FL:高橋巧 (1分33秒306)
REPORT
宇井陽一&TZ250が2位
宇井陽一(ヤマハ)の連勝記録が3でストップした。宇井の指定席となっていたポールポジションだが、今回は開幕戦以来の予選2番手。決勝では、いつものスタートダッシュを見せるが、序盤はペースが上がらない。そして4周目の第1コーナーでポールシッターの高橋巧(ホンダ)に先行を許すと、レース終盤ではジワリと引き離され、宇井は単独2位でゴール。
前戦SUGOは日没中止となったために、レース順位はつかなかったが、開幕戦以来続いた宇井の連勝記録は3で途切れることになった。
また、及川誠人(ヤマハ)が単独3位となった。
ご参考
1) ドニ・タタ・プラディタ選手(ヤマハ インドネシアRT)は、MFJライセンスを取得していないので選手権ポイントは与えられない。
2) 日没中止となった前回のSUGO大会の獲得ポイントは、予選順位に応じ通常の半分の得点が与えられる。よってトータル獲得ポイント数に端数が出ている。
RESULT
順位 | ライダー | チーム | マシン | タイム |
---|---|---|---|---|
1 | 高橋 巧 | バーニングブラッドRT | Honda | 31'23.067 |
2 | 宇井 陽一 | MALOSSI/spruce&PT | Yamaha | 31'28.807 |
3 | 及川 誠人 | ウィルアクセス&プラスミュー | Yamaha | 31'30.599 |
4 | 濱本 裕基 | TEC2&Feel.九州共立大学 | Yamaha | 31'39.402 |
5 | ドニ・タタ・プラディタ | ヤマハ インドネシアRT | Yamaha | 31'47.748 |
6 | 山崎 郡 | HITMAN RC甲子園ヤマハ | Yamaha | 31'50.555 |
7 | 富沢 祥也 | TeamProjectμFRS | Honda | 31'58.567 |
8 | 秋谷 守 | チーム モトスペース | Yamaha | 31'58.684 |
9 | 秋田 貴志 | HenkelTDRYAMAHA | Yamaha | 31'59.712 |
10 | 伊藤 勇樹 | DOG FIGHT RACING | Yamaha | 31'59.790 |
11 | 及川 玲 | ペンタグラム&⑭嶺岡&M-Ra | Yamaha | 32'01.203 |
12 | 櫻井 大幸 | KEIHINKoharaR.T. | Honda | 32'10.559 |
13 | 中本 郡 | RT・OUTRUN | Yamaha | 32'11.676 |
14 | 瀬崎 恭広 | カメイレーシング&チーム万代 | Yamaha | 32'16.089 |
15 | 國川 浩道 | SP忠男レーシングチーム | Yamaha | 32'17.137 |
RIDERS RANKING
順位 | ライダー | マシン | ポイント |
---|---|---|---|
1 | 宇井 陽一 | Yamaha | 87 |
2 | 高橋 巧 | Honda | 72.5 |
3 | 及川 誠人 | Yamaha | 68.5 |
4 | 濱本 裕基 | Yamaha | 51.8 |
5 | 山崎 郡 | Yamaha | 47.5 |
6 | 秋田 貴志 | Yamaha | 39 |
7 | 秋谷 守 | Yamaha | 31 |
9 | 及川 玲 | Yamaha | 23.5 |
10 | 伊藤 勇樹 | Yamaha | 22 |
12 | 遠藤 卓実 | Yamaha | 15 |
13 | 渡辺 一樹 | Yamaha | 14 |
14 | 中本 郡 | Yamaha | 9 |
15 | 国川 浩道 | Yamaha | 8 |
16 | 豊田 浩史 | Yamaha | 6.5 |
17 | 柴原 誠 | Yamaha | 5 |
18 | 二瓶 彰 | Yamaha | 3 |
18 | 中尾 健治 | Yamaha | 3 |
20 | 小口 理 | Yamaha | 2.5 |
21 | 福山 京太 | Yamaha | 2 |
21 | 瀬崎 恭広 | Yamaha | 2 |
23 | 小口 亘 | Yamaha | 1 |
COMMENT
宇井陽一選手談(2位)
「スタートはよかったけれど、その後はリズムが狂ってしまいました。高橋選手に引っ張ってもらったおかげでリズムが戻り、レース終盤ではバックマーカーを利用して、高橋選手の前に出ようと思っていた。しかし運悪く、僕の前にバックマーカーが入ってしまった。そうこうするうちに、高橋選手についていくこともきつくなった。世界GPでは、優勝にこだわってチャンピオンを逃した経験があるけれど、今年は絶対にチャンピオンを獲るという気持ちでいるので、今回の2位には満足」
及川誠人選手談(3位)
「金曜日の走行からマシンに問題があったが、車体のセットアップを詰めていったら、決勝までにはなんとか解決した。しかし、今度はエンジンのセットアップが決まらずに、厳しい展開になってしまった。しかしシーズン全体を考えれば、確実に気持ち良く乗れるようになっているので、最終戦の鈴鹿では優勝を狙っていきます」