全日本ロードレース選手権 GP250
ヤマハの参戦ライダー、マシンなどGP250に関する情報をお届けします。
Rd.06 9月25日 鈴鹿
RACE DATA
■大会名称:2005全日本ロードレース選手権第6戦
■カテゴリ:GP250クラス
■開催日:2005年9月25日(日)
■会場:鈴鹿サーキット(5.821km) ■観客:15,000人
■気温:24.4度 ■天候:晴れ ■コース:ドライ
■周回数:17周 ■参加台数:29台 ■出走台数:28台
■PP:青山周平(ホンダ/2分12秒016)
■FL:青山周平(2分13秒471)
REPORT
横江竜司、及川誠人が、それぞれ2位、3位を獲得
予選で2番手を獲得した横江竜司(RT森のくまさん佐藤塾/TZ250)と、予選3番手となった及川誠人(プラスミューレーシングチーム/TZ250)。決勝レースでは、ポールシッター青山周平(ホンダ)が好スタートを切るが、これに横江が反応して、レース序盤は、この二人がテール・トゥー・ノーズのバトルを展開する。しかし、レース中盤を迎える頃から、横江は強風の影響を受け始めて失速してしまう。一方の及川は、レース序盤から徳留真紀(Jレーシング/TZ250)と激しい3位争いを展開。5周目にペースを上げた及川は、これで徳留を抑えて3位に上がり、さらに10周目には、レース中の自身のベストラップを記録すると、徳留との差を一気に広げることに成功する。
レースは、青山の独走でチェッカーとなったが、横江はオートポリスに続いて二度目の2位となり、ランキングでは2位に浮上。及川は、全日本での初表彰台となる3位となった。
RESULT
順位 | ライダー | チーム | マシン | タイム |
---|---|---|---|---|
1 | 青山 周平 | プレクサス HARC-PRO. | Honda | 38'18.780 |
2 | 横江 竜司 | RT森のくまさん佐藤塾-ADK | Yamaha | 38'31.421 |
3 | 及川 誠人 | プラスミューレーシングチーム | Yamaha | 38'39.175 |
4 | 徳留 真紀 | Jレーシング | Yamaha | 38'45.327 |
5 | 佐藤 裕児 | HiTMAN RC甲子園ヤマハ | Yamaha | 38'49.753 |
6 | R.ウィライロー | THAI HONDA CASTRO | Honda | 38'50.078 |
7 | 高橋 江紀 | DyDo MIU Racing | Honda | 38'56.887 |
8 | 高橋 巧 | バーニングブラッドRT | Honda | 38'56.902 |
9 | 石井 春希 | TEAMPRO-TEC&A・S | Yamaha | 39'12.107 |
10 | 藤田 浩司 | プラスミューレーシングチーム | Yamaha | 39'20.845 |
11 | 松井 剛 | テック・2&Feel | Yamaha | 39'23.520 |
12 | 豊田 浩史 | T-PROJECT | Yamaha | 39'26.320 |
13 | 及川 玲 | ペンタグラム&M-Racing | Yamaha | 39'32.115 |
14 | 磯谷 晋一 | T-PROJECT | Yamaha | 39'36.304 |
15 | 則包 茂樹 | テック・2&Feel | Yamaha | 39'38.872 |
16 | 高田 明 | 磐田レーシングファミリー | Yamaha | 39'42.474 |
17 | 櫻井 大幸 | TEAM KOHSAKA | Honda | 39'47.491 |
18 | 小野 英寿 | SPV&寿レーシング | Yamaha | 39'48.349 |
19 | 小口 理 | TeamALLMAN&小口歯科 | Yamaha | 40'20.544 |
20 | 古市 泰幸 | ZUMBA-SP&WAKOS | Yamaha | 40'21.624 |
RIDERS RANKING
順位 | ライダー | マシン | ポイント |
---|---|---|---|
1 | 青山 周平 | Honda | 97 |
2 | 横江 竜司 | Yamaha | 62 |
3 | 高橋 江紀 | Honda | 57 |
4 | 高橋 巧 | Honda | 56 |
5 | 秋谷 守 | Yamaha | 43 |
6 | 佐藤 裕児 | Yamaha | 41 |
COMMENT
横江竜司選手談(2位)
「車体は去年と同じだけれど、フィーリングが変わってしまって、ここまで乗り切れないでいた。今回の鈴鹿で、ようやくフィーリングが戻ってきたけれど、今度は強風が想像以上にライディングに悪影響となってしまった。これで、各所でミスをしてしまって、青山選手の独走を許す形となってしまったが、次戦からは、最後までついていって、仕掛けられるようにしたい」
及川誠人選手談(3位)
「目標にしていた表彰台に立てて、とてもうれしい。朝のフリー走行で、風の影響は頭に叩き込んでいたけれど、やはりレース中には気になった。結局、単独走行になったけれど、後ろとの距離を確認しながら走った。今シーズン、残り2戦だけれど、岡山国際もツインリンクもてぎも相性がいいので、ヤマハ勢の一員として頑張りたい」