全日本ロードレース選手権 GP125
ヤマハの参戦ライダー、マシンなどGP125に関する情報をお届けします。
Rd.04 5月27日 オートポリス
RACE DATA
■大会名称:2007全日本ロードレース選手権第4戦
■カテゴリ:GP125クラス
■開催日:2007年5月27日(日)
■会場:オートポリスサーキット(4.674km) ■観客:28,990人
■天候:晴れ ■コース:ドライ
■周回数:14周 ■参加台数:38台 ■出走台数:38台
■PP:井手敏男(ヤマハ/1分58秒939)
■FL:井手敏男 (1分58秒501)
REPORT
井手敏男&TZ125が今季初優勝
予選で好グリッドを得るもスタートで失敗し、追い上げを強いられてきた今季の井手敏男(ヤマハ)だが、今回の第4戦では、ポールポジションから第1コーナーに3番手で入る好スタートを見せ、初優勝を飾った。
オープニングラップは富沢祥也(ホンダ)が制するが、仲城英幸、岩田裕臣、渡辺一馬(いずれもホンダ)、井手らがトップグループを形成。その後、3ラップ目に井手がトップに立つも、5ラップ目には岩田が、そして7ラップ目からは徳留真紀(ヤマハ/TEC・2&Feel)が首位に上がる。迎えた11周目の第1コーナー、再び井手がトップを奪うと、今度はここから加速していき、12周を終了した段階で2番手の徳留に1秒1の差を築く。この後、井手は安定したライディングで今季初優勝を達成。2位には2秒5遅れて徳留が入った。
RESULT
順位 | ライダー | チーム | マシン | タイム |
---|---|---|---|---|
1 | 井手 敏男 | Feel&TEC.2 | Yamaha | 27'56.879 |
2 | 徳留 真紀 | TEC・2&feel | Yamaha | 27'59.427 |
3 | 岩田 裕臣 | TEAM PLUS ONE | Honda | 28'04.606 |
4 | 山田 亮太 | TEAM PLUS ONE | Honda | 28'07.883 |
5 | 柳沢 祐一 | 18 GARAGE RACING TEAM | Honda | 28'11.390 |
6 | 山本 武宏 | チームMARINEコスモス+G | Honda | 28'11.795 |
7 | 仲城 英幸 | TEAM ASPIRATION | Honda | 28'12.757 |
8 | 竹内 吉弘 | RP馬行&YUE&Promathic-I | Honda | 28'16.166 |
9 | 浪平 伊織 | Honda鈴鹿レーシングチーム | Honda | 28'16.870 |
10 | 古市 右京 | TEAM ASPIRATION | Honda | 28'17.018 |
11 | 井上 誠 | BATTLE&ミハラレーシング | Honda | 28'17.227 |
12 | 中村 貴紀 | Team Life | Honda | 28'17.460 |
13 | 國吉 基寛 | SMFレーシングMKN | Honda | 28'40.981 |
14 | 水野 那由太 | TEC.2&Feel | Yamaha | 28'41.215 |
15 | 尾野 弘樹 | BATTLE&ミハラレーシング | Honda | 28'48.281 |
16 | 矢作 雄馬 | 桶川塾&ENDURANCE | Honda | 28'48.295 |
17 | 篠崎 佐助 | ENDURANCE&桶川塾 | Honda | 28'48.799 |
18 | 橋本 斉志 | CLUB Y's | Honda | 28'49.265 |
19 | 山本 剛大 | CLUB HARC-PRO. | Honda | 29'02.917 |
20 | 和田 卓也 | チーム KOHSAKA | Honda | 29'02.922 |
RIDERS RANKING
順位 | ライダー | マシン | ポイント |
---|---|---|---|
1 | 岩田 裕臣 | Honda | 52 |
2 | 徳留 真紀 | Yamaha | 41 |
3 | 柳沢 祐一 | Honda | 34 |
4 | 井手 敏男 | Yamaha | 33 |
5 | 仲城 英幸 | Honda | 33 |
6 | 山田 亮太 | Honda | 32 |
18 | 水野 那由太 | Yamaha | 5 |
COMMENT
井手敏男選手談(優勝)
「最初にトップに立ったとき、そのまま逃げようと試みたけれど、路面温度が予想以上に上がってタイヤに負担がかかると思い、一度下がりました。レース終盤でのスパートは作戦通りです。徳留選手とヤマハ1-2ができて嬉しい。でも、今回の勝因は、何と言ってもスタートが決まったことです」
徳留真紀選手(2位)
「スタートでミスしてしまい、追い上げは厳しかった。井手選手がトップに立ったら逃げ切られてしまうと思い、序盤からタイヤを酷使。これで、残り8周で踏ん張りが効かなくなってしまいました」