AMAスーパークロス

RACE DATA

■開催日：2015年3月14日（土）
■開催地：インデイアナ州インディアナポリス
■会場：ルーカス・オイル・スタジアム
■観客数：60,491人

REPORT

パイクが自己ベストタイの4位

2015年AMAスーパークロス第11戦がインデイアナ州インディアナポリスのルーカス・オイル・スタジアムを舞台に開催された。この日も60,491人ものファンが会場を訪れ、熱戦を堪能した。

AutoTrader.com/Toyota/Yamaha Teamのウエストン・パイクがヒート1に参加して見事1位となり、そのままメインイベント進出を決めた。フェニックス大会で負傷し、回復に努めていたパイクにとって今季初のヒートレース優勝となった。 一方、前戦デイトナ大会ではヒートレースからダイレクトにメインイベント進出を果たしたチームメイトのフィリップ・二コレッティは、今回ヒート2に参加して8位となったため、セミレース参加へ。ここで5位までに入ればメインイベントに進むことができる。二コレッティはセミ1に出走して4位となり、メインイベントへの出場権を得た。

勝ち上がった22選手で争われるメインイベント。ここでYZ450Fを駆るW・パイクとP・二コレッティともに好スタートを決め、オープニングラップを終えてそれぞれトップ10内の5位、7位で戻って来た。パイクは周回ごとに順位を上げ、3周目には3位に浮上する。しかし10周目にT・カナード（ホンダ）の先行を許してひとつ順位を落とすが、以後ポジションを維持したパイクはそのまま自己ベストタイの4位でチェッカーフラッグを受けた。週ごとに調子を上げるパイク。表彰台に立つ日も近いと周囲に強く印象付けた。

一方、二コレッティは2周目に6位に上がるが、3周目に7位、4周目には8位と徐々に順位を落とす。レースが半分を過ぎるところでトップ10圏外に下がり、10周目の順位は11位。結局、二コレッティは13位でレースを終えた。尚、メインイベント優勝はR・ダンジェイ（KTM）。

2015年AMAスーパークロス第12戦は3月21日土曜日、ミシガン州デトロイトのフォード・フィールドで開催される。