AMAスーパークロス

RACE DATA

■開催日：2015年2月28日（土）
■開催地：ジョージア州アトランタ
■会場：ジョージア・ドーム
■観客数：53,537人

REPORT

パイクが10位

2015年AMAスーパークロス第9戦が2週連続開催となるジョージア州アトランタのジョージア・ドームで行われた。今大会にも53,537人ものスーパークロスファンが訪れ、観客数は2週合計で104,560人となった。

AutoTrader.com/Toyota/Yamaha Teamからは今回もウエストン・パイクとフィリップ・二コレッティがエントリー。 W・パイクはヒート1に参加して3位となり、文句なしにメインイベント進出を決めるが、P・二コレッティは同じヒート1で7位となったため、セミレースにまわることになった。セミ2に参加した二コレッティだったが、追い越しが禁止されているジャンプで順位を上げたと判定され、2ポジション降格の6位となってしまう。この結果、ラストチャンス・クオリファイヤーに出場することになった二コレッティだったが、ここでホールショットを決めてトップに立つと、そのままリードを続けて1位となり、メインイベントへの参加資格を得た。

そしてメインイベントではパイクがホールショットを奪い、オープニングラップからレースをリードする。2位以下はC・リード（カワサキ）、R・ダンジェイ（KTM）、E・トマック（ホンダ）ら。YZ450Fを駆り、5周に渡ってトップをキープしたパイクだったが、第7戦アーリントン大会での負傷から未だ完全に癒えてはおらず、通常のトレーニングもままならない状態。6周目にダンジェイにパスされると、次の周にはT・カナード（ホンダ）、トマックの先行を許し、さらに20周のレースのちょうど半分、10周目にはB・ティックル（スズキ）にも抜かれて5位へと後退する。そして次の周、パイクに不運が襲う。コントロールを失ったライダーがバイクを投げ出し、これがパイクの走路を塞いでしまったのだ。パイクは転倒を喫し、10位まで順位を落としてしまう。再走を果たしたパイクだったが、ポジションを上げることはかなわず、そのまま10位でチェッカーフラッグを受けた。

一方、二コレッティは1周目を13位で通過。J・ウエイマー（カワサキ）、A・アレッシー（スズキ）らと争いながら13位前後につけて周回を重ねる。しかし17周目に他のライダーと接触して順位を落とし、結局17位でレースを終えた。尚、メインイベントはR・ダンジェイ（KTM）が優勝した。

2015年AMAスーパークロス第10戦は3月7日土曜日、フロリダ州デイトナビーチのデイトナ・インターナショナル・スピードウェイで開催される。