AMAスーパークロス

RACE DATA

■開催日：2015年2月14日（土）
■開催地：テキサス州アーリントン
■会場：AT&Tスタジアム
■観客数：54,931人

REPORT

ヒルが12位、二コレッティが13位

2015年AMAスーパークロス第7戦がテキサス州アーリントンのAT&Tスタジアムに54,931人のファンを集めて開催された。

前戦サンディエゴ大会を負傷により欠場したAutoTrader.com/Toyota/Yamaha Teamのジャスティン・バーシアは今回も不参加となった。チームからの発表によれば、骨盤骨にひびが入っているとの専門医の診断で、バーシアは少なくとも2週間はライディングできないという。 一方、フェニックス大会で負傷して治療に務めていたウエストン・パイクが今大会から復帰。フィリップ・二コレッティとともにチームから参加することになった。

そのW・パイクはヒート2で2位となり、そのままメインイベント進出を決めるが、P・二コレッティはヒート1に参加して5位となったため、セミレースへ。セミ2で3位に入り、メインイベントへの出場権を得た。

そして20周で争われるメインイベントでは、なんとパイクがスタート直後の第1コーナーへの進入で激しく転倒。ひざを痛めて以後の走行ができず、そのままレースを終えることとなってしまった。 一方、ニコレッティはオープニングラップを終えて10位で戻って来た。しかし次の周にはJ・アンダーソン（ハスクバーナ）、C・シーリー（ホンダ）の先行を許してしまう。それでも上位を走るライダーの脱落もあり、二コレッティはB・ティックル（スズキ）を加えたグループと争いながら、レース中盤には再びトップ10圏内につけて走行する。 しかしフィニッシュまで残り4周となったところで一旦抜き返したシーリーの先行を許し、次の周にはC・リード（カワサキ）に抜かれ、さらに残り2周となったところでジョシュア・ヒル（ヤマハ）にもパスされて13位でゴールした。 そのJ・ヒルは、YZ450Fを駆るライダーでは最上位の12位でチェッカーフラッグを受けた。メインイベントはR・ダンジェイ（KTM）が優勝した。

2015年AMAスーパークロス第8戦は2月21日土曜日、ジョージア州アトランタのジョージア・ドームで開催される。