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レース情報

AMAスーパークロス

ヤマハの参戦ライダー、マシンなどAMAスーパークロスに関する情報をお届けします。

Rd.02 1月11日 フェニックス

RACE DATA

■開催日:2014年1月11日(土)
■開催地:アリゾナ州フェニックス
■会場:チェイス・フィールド
■観客数:49,834人

REPORT

ブレイトンが自己ベストとなる2位表彰台を獲得

2014年AMAスーパークロス・チャンピオンシップ第2戦の舞台はアリゾナ州フェニックスにあるチェイス・フィールド。17回目の開催を迎える今大会に、49,834人のファンが詰めかけた。

Toyota/Yamaha/JGRMX TeamのJ・ブレイトンは、ヒートレースで果敢な走りを見せ、ディフェンディングチャンピオンや元チャンピオンというトップライダーたちとバトルを展開し、メインイベントまで勝ち上がる。20周で争われるメインイベントのゲートが降りると、好スタートを決めたブレイトンはトップで第1コーナーへと進入。レースのペースを築いて行く。テクニカルなコースで危なげないライディングを見せるブレイトンは、YZ450Fを駆って13周を終えるまでトップを堅持する。一方、後方からはオープニングラップを9位と出遅れたディフェンディング・チャンピオンのR・ビロポート(カワサキ)が激しい追い上げを見せる。そして12周目に2位に上がったビロポートは首位を快走するブレイトンの背後へと迫る。14周目、ついにブレイトンをかわしたビロポートがトップに立った。

2位に後退したブレイトンだったが、ビロポートから離れることなくこれを追走。そして最終ラップには猛チャージをかけてトップ奪還を狙う。結局、ブレイトンの追撃は一歩及ばず、わずか1.032秒差の2位でフィニッシュラインを通過した。ランキングも4位に浮上。

尚、ブレイトンは16周目に自身のベストラップタイムを記録。このレースで終盤にタイムを更新した唯一のライダーとなり、その強靱な体力を証明した。

チームメイトのJ・グラントは最初の予選セッション開始早々にトリプルリズム・セクションで転倒。グラントは首を傷めた他、肩と肘にも痛みを訴え、医師の診察により残念ながらレース参加は断念することになった。それでもグラントは、レース用の装備を身につけてオープニングセレモニーに参加した。グラントはこの後、医師から精密な診察を受けることになっている。

シリーズはこの後、カリフォルニア州アナハイムに戻り、1月18日(土)にエンジェル・スタジアムで第3戦が開催される。

RESULT

順位 ライダー マシン タイム
1 R・ビロポート Kawasaki 20 Laps 18:57.438
2 J・ブレイトン Yamaha +01.032
3 R・ダンジェイ KTM +03.778
4 J・スチュワート Suzuki +08.751
5 J・バルチア Honda +10.652
6 K・ロックゼン KTM +14.379
7 A・ショート KTM +24.553
8 B・ティックル Suzuki +31.040
9 C・リード Kawasaki +35.057
10 W・ハーン Honda +36.297
11 M・モス Suzuki +42.785
12 I・テデスコ KTM +46.015
13 N・ウエイ Kawasaki +51.685
14 V・フリース Honda 19 Laps
15 M・ゴーケ KTM +08.366
16 K・チゾム Yamaha +12.848
17 M・アレッシー Suzuki +21.177
18 J・ウエイマー Kawasaki +24.246
19 K・パートリッジ Honda +44.887
20 N・シュミット Honda 18 Laps
21 W・ペイク Suzuki 4 Laps
22 C・ブルース Honda DNF

RIDERS RANKING

順位 ライダー マシン ポイント
1 R・ビロポート Kawasaki 43
2 R・ダンジェイ KTM 42
3 K・ロックゼン KTM 40
4 J・ブレイトン Yamaha 37
5 C・リード Kawasaki 32
6 J・バルチア Honda 32
12 J・グラント Yamaha 14
22 K・チゾム Yamaha 5

COMMENT

J・ブレイトン選手談(2位)

「新しいYZ450Fは素晴らしい。乗った感触もすごくいい。今シーズンに向けて入念な準備をした成果がでたよ。」

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