AMAスーパークロス
ヤマハの参戦ライダー、マシンなどAMAスーパークロスに関する情報をお届けします。
Rd.14 4月14日 ニューオーリンズ
RACE DATA
大会名称:AMAスーパークロス第14戦ニューオーリンズ大会
開催日:2012年4月14日(土)
開催地:ルイジアナ州ニューオーリンズ
会場:メルセデスベンツ・スーパードーム
観客数:33, 392 人
天候:ドライ
REPORT
ミルサップスが6位入賞!
AMAスーパークロス・シリーズ(およびFIM世界選手権)第14戦で、ヤマハはトップ7内に2つのポジションを得た。ニューオリンズのメルセデスベンツ・スーパードームで開催されたこのレース。詰め掛けた33,000人の観客を前に、JGRMXのD・ミルサップスがそのスピードと今シーズンの好調ぶりを再び披露。スタート直後の転倒から追い上げ、6位に入った。
ミルサップスにとって、ニューオリンズ戦は厳しいレースとなった。ヒートレースで転倒を喫し、ラストチャンス・クオリファイア(LCQ)で勝ち上がることを余儀なくされたのだ。メインイベントにはゲート最下位での出場を果たしたミルサップス。チームメイトで元チャンピオンのJ・スチュワートが負傷欠場したため、今回も孤軍奮闘のレースとなった。
ミルサップスは他の3選手とともに、第1コーナーで発生した多重クラッシュに巻き込まれる。しかし再走を果たしたミルサップスはYZ450Fを駆り、同じくヤマハ車に乗るW・ペイクを引っ張りながら、後方からの追い上げを開始。6位まで順位を上げたところでチェッカーフラッグを受けた。
ミルサップスは現在、自己最高位となるランキング2位に就けており、3位のJ・ブライトン(ホンダ)とは5ポイント差。スチュワートは5位。シリーズはシアトル、ソルトレイク・シティ、そしてラスベガスと続く。第15戦は4月21日、シアトルのセンチュリー・リンク・フィールドで開催される。
RESULT
順位 | ライダー | マシン | タイム |
---|---|---|---|
1 | R・ビロポート | Kawasaki | 18:05.208 |
2 | J・グラント | Kawasaki | +10.485 |
3 | J・ブライトン | Honda | +16.377 |
4 | B・メットカルフェ | Suzuki | +23.177 |
5 | A・ショート | Honda | +29.710 |
6 | D・ミルサップス | Yamaha | +34.853 |
7 | W・ペイク | Yamaha | +37.373 |
8 | K・チゾム | Kawasaki | +38.453 |
9 | W・ハーン | Honda | +45.317 |
10 | B・ティックル | Kawasaki | +48.938 |
11 | N・ウエイ | Kawasaki | +51.875 |
12 | J・アルバートソン | Suzuki | -1Lap |
13 | M・アレッシー | Suzuki | -1Lap |
14 | J・シプス | Kawasaki | -1Lap |
15 | G・フェイス | Honda | -1Lap |
16 | C・ギルモア | Kawasaki | -1Lap |
17 | K・リーガル | Kawasaki | -2Laps |
18 | R・キニリー | Yamaha | -2Laps |
19 | N・イジー | Yamaha | -6Laps |
20 | J・ウエイマー | Kawasaki | -7Laps |
RIDERS RANKING
順位 | ライダー | マシン | ポイント |
---|---|---|---|
1 | R・ビロポート | Kawasaki | 321 |
2 | D・ミルサップス | Yamaha | 206 |
3 | J・ブライトン | Honda | 201 |
4 | R・ダンジェイ | KTM | 192 |
5 | J・スチュワート | Yamaha | 178 |
6 | B・メットカルフェ | Suzuki | 172 |
16 | R・キニリー | Yamaha | 70 |
23 | N・イジー | Yamaha | 31 |
35 | R・モレイス | Yamaha | 7 |
41 | B・ラマイ | Yamaha | 2 |
COMMENT
C・ギブス、JGR/Toyota Yamahaチームオーナー談
「デヴィ(ミルサップス)は今年、すごくハートを見せてくれている。ハードワークをしているし、その成果が現れている。ヒートレースで転倒したけど、LCQまで上がれるかどうか分からなかった。でも彼はそれをやってのけたし、LCQで勝った。それからメインイベントでは第1コーナーで転倒して、後方から追い上げて6位に入った。彼はスピードに乗れていた。我々はデヴィを本当に誇りに思うよ」