AMAスーパークロス
ヤマハの参戦ライダー、マシンなどAMAスーパークロスに関する情報をお届けします。
Rd.16 4月30日 ソルトレイクシティ
RACE DATA
■大会名称:AMAスーパークロス第16戦ソルトレイクシティ大会
■開催日:2011年4月30日(土)
■開催地:ユタ州ソルトレイクシティ
■会場:ライス・エクレス・スタジアム
■観客数:39, 329
■天候:ドライ
REPORT
スチュワートが10位
過去2戦で強力なパフォーマンスを見せ、逆転勝利を得てきたAMAスーパークロス前チャンピオンのJ・スチュワートだったが、ソルトレイクシティのライス・エクレス・スタジアムで開催された第16戦では2度にわたる転倒を喫して10位に終わった。
39,000人を超える観客を前に、YZ450Fに駆るスチュワートはホールショットを奪い、そのままメインイベントのほぼ半分が終了するまでレースをリードした。ところがここでフロントホイールのトラクションを失い、コーナーで転倒。すぐに再走したスチュワートだったがフープスで再び転倒を喫してしまう。このためスチュワートは戦列復帰の前にピットインを強いられた。
現在、選手権1位でこのレースを制したR・ビロポート(カワサキ)とスチュワートとの差は23ポイントとなった。
残るレースは1戦のみで、そこで獲得できる最大ポイントは25。残念ながらスチュワートのタイトル奪取への望みはほぼ断たれることとなった。
YZ450Fに乗り最上位となったのは5位に入ったD・ミルサップスだった。T・ハーンは8位で、J・ブライトンがこれに続く9位となり、以下スチュワート、N・ウエイ、そしてK・リーガルがそれぞれ10、11、12位で続いた。
第17戦(最終戦)は、ラスベガスのサムボイド・スタジアムで今度の土曜日に開催される。
RESULT
順位 | ライダー | マシン | タイム |
---|---|---|---|
1 | R・ビロポート | Kawasaki | 20Laps 14:36.671 |
2 | C・リード | Honda | +0.955 |
3 | R・ダンジェイ | Suzuki | +15.947 |
4 | A・ショート | KTM | +25.494 |
5 | D・ミルサップス | Yamaha | +30.317 |
6 | K・ウインダム | Honda | +39.084 |
7 | J・ウエイマー | Kawasaki | +40.798 |
8 | T・ハーン | Yamaha | +41.445 |
9 | J・ブライトン | Yamaha | +44.399 |
10 | J・スチュワート | Yamaha | -1Lap |
11 | N・ウエイ | Yamaha | -1Lap |
12 | K・リーガル | Yamaha | -1Lap |
13 | M・バイルン | Suzuki | -1Lap |
14 | C・ブルース | Kawasaki | -1Lap |
15 | T・バウワース | Kawasaki | -1Lap |
16 | J・トーマス | Suzuki | -2 Laps |
17 | R・キニリー | Kawasaki | -2 Laps |
18 | C・シーブラー | Kawasaki | -2 Laps |
19 | B・ラミー | Yamaha | -2 Laps |
20 | M・アレッシー | KTM | -18 Laps |
RIDERS RANKING
順位 | ライダー | マシン | ポイント |
---|---|---|---|
1 | R・ビロポート | Kawasaki | 318 |
2 | C・リード | Honda | 309 |
3 | R・ダンジェイ | Suzuki | 306 |
4 | J・スチュワート | Yamaha | 295 |
5 | T・カナード | Honda | 255 |
6 | A・ショート | KTM | 214 |
8 | D・ミルサップス | Yamaha | 172 |
9 | J・ブライトン | Yamaha | 153 |
10 | N・ウエイ | Yamaha | 139 |
14 | K・リーガル | Yamaha | 95 |
17 | T・ハーン | Yamaha | 66 |
19 | A・ストルーペ | Yamaha | 55 |
21 | K・チゾム | Yamaha | 46 |
22 | W・ペイク | Yamaha | 45 |
27 | V・フリーゼ | Yamaha | 17 |
33 | J・ブラウン | Yamaha | 7 |
39 | J・アレッシー | Yamaha | 3 |
40 | B・ラミー | Yamaha | 2 |
41 | A・バルビ | Yamaha | 2 |
COMMENT
J・スチュワート選手談(10位)
「計画通りには行かなかった。トップに立ったが、フロントエンドをとられ、その後、フープスでまた転んでしまった。こういうシーズンもあるということさ。僕のすべてのスポンサーにお礼を言いたい。浮き沈みの激しいシーズンだったけど、これからももっと前進するようにトライして行くよ。今はかなり参っているけど、ここから抜け出すし、来週のベガスでは勝利を目指すよ」