AMAスーパークロス
ヤマハの参戦ライダー、マシンなどAMAスーパークロスに関する情報をお届けします。
Rd.15 4月16日 シアトル
RACE DATA
■大会名称:AMAスーパークロス第15戦シアトル大会
■開催日:2011年4月16日
■開催地:ワシントン州シアトル
■会場:クエスト・フィールド
■観客数:52, 683
■天候:多湿
REPORT
スチュワートが2連勝
近年まれに見る盛り上がりを見せている2011年AMAスーパークロス・シリーズの終盤戦の第15戦が開催された。
寒く、湿ったシアトルのクエストフィールドで、サン・マニュエル・ヤマハのJ・スチュワートは52,000人以上が集まった観客を前に、先週に続く2連勝を飾った。
全17戦中2戦を残すのみとなり、タイトル争いはわずか9ポイントに4選手がひしめく激戦となっているが、前チャンピオンのスチュワートは、その中で好調な走りを見せた。
ホールショットを奪ったI・タデスコ(カワサキ)、次いでC・リード(ホンダ)をオープニングラップで抜き去ると、スチュワートはレースの大部分をコントロール。半分以上の選手を周回遅れにすると、そのままチェッカーフラッグを受けた。
この勝利により、スチュワートはこのカテゴリーにおいて76戦中60回目のポディウムフィニッシュと42回目の優勝を記録。さらにヤマハにシアトルでの今世紀初の勝利をもたらすとともに、その優勝回数を166に伸ばした。
スチュワートのチームメイト、K・リーガルは今季自己最高位となる7位でフィニッシュした。また、D・ミルサップスは再びトップ10内の8位でゴールし、T・ハーンは9位となった。
残り2戦で獲得できるのは最多50ポイント。スチュワートは現在、R・ビロポート(カワサキ)、C・リード(ホンダ)、そしてR・ダンジェイ(スズキ)に続く4位に就けており、1位との差は9ポイント。タイトル争いの後方に続くのはD・ミスサップスとJ・ブライトンは現在それぞれ8位と9位に就けている。
AMAシリーズは2週間後のソルトレイクシティとその翌週のラスベガスの残り2戦。
RESULT
順位 | ライダー | マシン | タイム |
---|---|---|---|
1 | J・スチュワート | Yamaha | 20 Laps 18:39.046 |
2 | K・ウインダム | Honda | +2.670 |
3 | C・リード | Honda | +5.625 |
4 | R・ビロポート | Kawasaki | +15.221 |
5 | R・ダンジェイ | Suzuki | +20.066 |
6 | M・アレッシー | KTM | +47.400 |
7 | K・リーガル | Yamaha | +53.537 |
8 | D・ミルサップス | Yamaha | +1:00.220 |
9 | T・ハーン | Yamaha | -1 Laps |
10 | A・ショート | KTM | -1 Laps |
11 | M・バイルン | Suzuki | -1 Laps |
12 | N・ウエイ | Yamaha | -1 Laps |
13 | F・イゾワール | Kawasaki | -1 Laps |
14 | I・タデスコ | Kawasaki | -1 Laps |
15 | J・トーマス | Suzuki | -2 Laps |
16 | V・フリーゼ | Yamaha | -2 Laps |
17 | T・バウワース | Kawasaki | -2 Laps |
18 | C・シーブラー | Kawasaki | -12 Laps |
19 | C・ブルース | Kawasaki | -18 Laps |
20 | A・ストルーペ | Yamaha | DNF |
RIDERS RANKING
順位 | ライダー | マシン | ポイント |
---|---|---|---|
1 | R・ビロポート | Kawasaki | 293 |
2 | C・リード | Honda | 287 |
3 | R・ダンジェイ | Suzuki | 286 |
4 | J・スチュワート | Yamaha | 284 |
5 | T・カナード | Honda | 255 |
6 | A・ショート | KTM | 196 |
8 | D・ミルサップス | Yamaha | 156 |
9 | J・ブライトン | Yamaha | 141 |
11 | N・ウエイ | Yamaha | 129 |
15 | K・リーガル | Yamaha | 86 |
18 | A・ストルーペ | Yamaha | 55 |
19 | T・ハーン | Yamaha | 53 |
21 | K・チゾム | Yamaha | 46 |
22 | W・ペイク | Yamaha | 45 |
27 | V・フリーゼ | Yamaha | 17 |
31 | J・ブラウン | Yamaha | 7 |
38 | J・アレッシー | Yamaha | 3 |
39 | A・バルビ | Yamaha | 2 |
COMMENT
J・スチュワート選手談(1位)
「今日は自分なりに楽に走れた。フープスで良いラインを見つけていたし、トップに立ってからは、ほとんどそのままギャップをキープすることができた。一日中いい感じだった。バイクは素晴らしく機能したし、すごく良かった。わだちもわかっていた・・・ コースはテクニカルになって行ったけど、賢く走ることに務めたし、大きなリードを築いて勝つことができた」