AMAスーパークロス
ヤマハの参戦ライダー、マシンなどAMAスーパークロスに関する情報をお届けします。
Rd.14 4月9日 セントルイス
RACE DATA
■大会名称:AMAスーパークロス第14戦セントルイス大会
■開催日:2011年4月2日
■開催地:ミズーリ州セントルイス
■会場:エドワード・ジョーンズ・ドーム
■観客数:59, 518
■天候:ドライ
REPORT
スチュワートが4度目の勝利
サン・マニュエル・ヤマハのJ・スチュワートがAMAスーパークロス表彰台の頂上に戻って来た。セントルイスのエドワード・ジョーンズ・ドームで開催されたシリーズ第14戦で鋭い走りを取り戻したスチュワート。表彰台に立つのは2位となったひと月前のインディアナポリス戦以来。
詰めかけた60,000人近い観客を前に、スチュワートはホールショットを奪ったI・タデスコ(カワサキ)をすぐに抜き去ると、一度も首位を明け渡すことなく快走。自身にとってシーズン4勝目、ヤマハにとってセントルイスで7勝目となるチェッカーフラッグを受けた(同市でのメインイベント開催は16回目)。表彰式でスチュワートは感涙を流した。
JGRヤマハのD・ミルサップスとヴァリ・モータースポーツのA・ストルーペはYZ450Fを駆ってそれぞれ7位、9位に入り、ともにトップ10入りを果たした。
ポイントランキングでスチュワートは、トップのR・ビロポート(カワサキ)と16ポイント差で4位に就けている。この後、シリーズはシアトル、ソルトレイクシティ、そしてラスベガスと続くが、スチュワートは依然として2011年チャンピオンの可能性を残している。
他のヤマハ勢ではミルサップス8位、ブライトンが9位で続き、N・ウエイは11位となっている。
第15戦は土曜日、シアトルのクエストフィールドで開催される。
RESULT
順位 | ライダー | マシン | タイム |
---|---|---|---|
1 | J・スチュワート | Yamaha | 20 Laps 16:13.684 |
2 | R・ダンジェイ | Suzuki | +3.001 |
3 | R・ビロポート | Kawasaki | +11.117 |
4 | C・リード | Honda | +18.035 |
5 | T・カナード | Honda | +22.081 |
6 | K・ウインダム | Honda | +36.882 |
7 | D・ミルサップス | Yamaha | +41.158 |
8 | I・タデスコ | Kawasaki | +42.462 |
9 | A・ストルーペ | Yamaha | +46.835 |
10 | A・ショート | KTM | -1 Laps |
11 | T・ハーン | Yamaha | -1 Laps |
12 | C・ブルース | Kawasaki | -1 Laps |
13 | N・ウエイ | Yamaha | -1 Laps |
14 | K・リーガル | Yamaha | -1 Laps |
15 | M・バイルン | Suzuki | -1 Laps |
16 | R・キニリー | Kawasaki | -1 Laps |
17 | M・アレッシー | KTM | -2 Laps |
18 | T・シモンズ | KTM | -3 Laps |
19 | F・イゾワール | Kawasaki | -3 Laps |
20 | W・ペイク | Yamaha | -10 Laps |
RIDERS RANKING
順位 | ライダー | マシン | ポイント |
---|---|---|---|
1 | R・ビロポート | Kawasaki | 275 |
2 | R・ダンジェイ | Suzuki | 270 |
3 | C・リード | Honda | 267 |
4 | J・スチュワート | Yamaha | 259 |
5 | T・カナード | Honda | 255 |
6 | A・ショート | KTM | 185 |
8 | D・ミルサップス | Yamaha | 143 |
9 | J・ブライトン | Yamaha | 141 |
11 | N・ウエイ | Yamaha | 120 |
15 | K・リーガル | Yamaha | 72 |
17 | A・ストルーペ | Yamaha | 54 |
20 | K・チゾム | Yamaha | 46 |
21 | W・ペイク | Yamaha | 45 |
22 | T・ハーン | Yamaha | 41 |
28 | V・フリーゼ | Yamaha | 12 |
31 | J・ブラウン | Yamaha | 7 |
36 | J・アレッシー | Yamaha | 3 |
37 | A・バルビ | Yamaha | 2 |
COMMENT
J・スチュワート選手談(1位)
「いやあ、選手権を勝ち取るよりも感激したよ。僕にとってすべてだった。これまでの8週間が思い出されて、涙を抑えることができなかった。とても特別だったんだ。コース上やコース外でうまく行かないときに、スポンサーが言ってくれたんだ。"負けはあったけど我々は君と一緒に居る"ってね。それにファンも応援し続けてくれているし、そういうことのすべてが特別だと思う。超感激だよ」