AMAスーパークロス

RACE DATA

■大会名称：AMAスーパークロス第12戦トロント大会
■開催日：2011年3月26日
■開催地：オンタリオ州トロント（カナダ）
■会場：ロジャース・センター
■観客数：45, 217
■天候：ドライ

REPORT

スチュワートが4位、ブライトンが5位

AMAスーパークロスシリーズはカナダのトロント市に移動し、ロジャースセンターで第12戦が開催された。
YZ450Fを駆ったJ・スチュワートとJ・ブライトンは、45,000人を超える大観衆を前にトップ5内でのフィニッシュを果たした。

サン・マニュエル・ヤマハのスチュワートは、AMAスーパークロス開催4回目となるトロントでの勝利を期待していた。

先週ジャクソンビルで開催された第11戦でのリタイアは、スチュワートにとって71レース出場中、わずか5回目のトップ10外でのフィニッシュとなった。勝利を期待するスチュワートだが、またしても第1コーナーでの転倒でくじかれることとなった。再走を果たしたスチュワートはR・ビロポート（カワサキ）と接戦を繰り広げながら上位グループを追い、その後も遅れを挽回すべく力走を続けて20分のレースを走り切り、4位まで順位を上げたところでチェッカーフラッグを受けた。

ブライトンは5位でフィニッシュし、約6秒差で続いたのもヤマハライダーのN・ウエイだった。ウエイの6位はシーズン自己ベスト。

第12戦を終えて、選手権はアーリントン、セントルイス、シアトル、ソルトレイクシテイ、そしてラスベガスの5戦を残す中、スチュワートは依然、選手権ランキング4位を維持しており、新たにトップに立ったC・リード（ホンダ）との差はわずか20ポイント。ブライトンは7位でD・ミルサップスは9位に就けている。

第13戦は次週、テキサスのカーボーイ・スタジアムで開催される。

COMMENT

J・スチュワート選手談（4位）

「あまりにもミスが多すぎる。自分自身、ハードにやっているけど、結局のところ手堅く行こうと思った。手に入れられるものを得ようとし、トップグループのライダーたちを追うためにあまりプッシュしなかった。あと5戦。レースはまだたくさん残っているよ」