AMAスーパークロス

RACE DATA

■大会名称：AMAスーパークロス第11戦ジャクソンビル大会
■開催日：2011年3月19日
■開催地：フロリダ州ジャクソンビル
■会場：ジャクソンビル・ミュニシパル・スタジアム
■天候：ドライ

REPORT

スチュワート、地元ジャクソンビルでの勝利かなわず

約30秒もの大差でヒートレースを制したサン・マニュエル・ヤマハのJ・スチュワートは、地元のジャクソンビル･ミュニシパル・スタジアムで開催されたメインイベントで勝利を収めることができなかった。メインイベントの第1コーナー先のリズムセクションで起こったアクシデントにより、スチュワートは腰を傷め、走行を続けることができなくなった。

フロリダ州に戻ったAMAスーパークロス第11戦。新しいレイアウトのコースで、スチュワートはプラクティスから好調ぶりを発揮した。しかしオープニングラップの第1コーナー後、連続ジャンプへと続くタイトコーナーで、スチュワートは恐ろしいアクシデントに見舞われた。

スチュワートは当初、臀部を脱臼した恐れがあったが、メディカルチェックの後にチームから発信されたメッセージで、スチュワートがカナダで開催される次戦への参加を希望していることが伝えられた。

ヤマハ勢で最上位のライダーは、8位に入ったA・ストルーペ。D・ミルサップスは2度の転倒を喫し、JGRヤマハのチームメイト、J・ブライトンはヒートでのアクシデントのためメインイベントに進出できなかった。

今回のリタイヤによりシリーズポイントでスチュワートは、トップと23ポイント差の4位へと後退。ブライトンとミルサップスはそれぞれ8位と9位に付けている。

次戦、第12戦は北米を離れ、トロント市のロジャースセンターで開催される。

COMMENT

J・スチュワート選手談

「ここでどうしても勝ちたかった。ここは自分の地元の州で、コースにも慣れているからね。僕のファンはみんな応援してくれていただけに、すごく残念だ。今はトロント戦とシーズン残りのレースのことだけに集中する」