AMAスーパークロス
ヤマハの参戦ライダー、マシンなどAMAスーパークロスに関する情報をお届けします。
Rd.10 3月13日 トロント
RACE DATA
■大会名:AMAスーパークロス第10戦トロント大会
■開催日:2010年3月13日(土)
■開催地:カナダ トロント
■会場:ロジャース・センター
■観客数:42,883
REPORT
タデスコが4位、ヒルが6位
ヤマハのJ・ヒルがカナダのトロントで開催された2010年AMAスーパークロス/FIM SX世界選手権第10戦で6位に入り、開幕戦から連続してトップ10フィニッシュ記録を更新した。波乱に満ちた今シーズン、これまでのラウンドでトップ10フィニッシュを記録しているのはヒルを含めてわずか2選手のみ。
YZ450Fを駆って最上位に位置したのはI・タデスコ。指の負傷にもかかわらず4位に入った。
ヒルは良いペースで走行するが、トップ5に入ることができなかった。タデスコは、右手を負傷しているにもかかわらず力走を続け、レース全体のほとんどで5位を走行していたが、D・ミルサップス(ホンダ)が転倒した際に順位を上げ、結局4位でゴールした。J・ブライトンは9位。
G・ラングストンは前戦デイトナで激しく転倒し、膝を負傷。ディフェンディング・チャンピオンのJ・スチュワートは1月に痛めた右手首の回復に努めている。いつ復帰するかについては未だ決まっていない。
ヒルは現在、ランキング1位のR・ダンジェイと37ポイント差で3位に就けてタイトルを争っている。ブライトンは6位。タテスコは7位。
RESULT
順位 | ライダー | マシン | タイム |
---|---|---|---|
1 | R・ビロポート | Kawasaki | 19’46.788 |
2 | R・ダンジェイ | Suzuki | 0’04.300 |
3 | T・カナード | Honda | 0’31.168 |
4 | I・タデスコ | Yamaha | 0’44.633 |
5 | K・ウインダム | Honda | 0’59.804 |
6 | J・ヒル | Yamaha | 1’06.583 |
7 | N・ウエイ | Kawasaki | -1 Laps |
8 | T・ハーン | Suzuki | -1 Laps |
9 | J・ブライトン | Yamaha | -1 Laps |
10 | M・ボニ | Honda | -1 Laps |
11 | K・チゾム | Yamaha | -1 Laps |
12 | M・バイルン | Yamaha | -1 Laps |
13 | C・ブルース | Honda | -1 Laps |
14 | J・トーマス | Suzuki | -1 Laps |
15 | W・ペイク | Yamaha | -1 Laps |
16 | T・パークス | Kawasaki | -2 Laps |
17 | J・キーニー | Kawasaki | -2 Laps |
18 | C・ヒンソン | Honda | -3 Laps |
19 | D・ミルサップス | Honda | -6 Laps |
20 | J・ブラウン | Kawasaki | -10 Laps |
21 | J・オズワルド | Honda | -11 Laps |
22 | A・マーチン | Kawasaki | -18 Laps |
23 | R・モレイス | Suzuki | DNS |
RIDERS RANKING
順位 | ライダー | マシン | ポイント |
---|---|---|---|
1 | R・ダンジェイ | Suzuki | 214 |
2 | R・ビロポート | Kawasaki | 197 |
3 | J・ヒル | Yamaha | 177 |
4 | D・ミルサップス | Honda | 152 |
5 | K・ウインダム | Honda | 147 |
6 | J・ブライトン | Yamaha | 136 |
7 | I・タデスコ | Yamaha | 135 |
9 | K・チゾム | Yamaha | 92 |
11 | M・バイルン | Yamaha | 89 |
14 | G・ラングストン | Yamaha | 66 |
16 | J・スチュワート | Yamaha | 51 |
COMMENT
I・タデスコ選手談(4位)
「ちゃんとスタートできれば前を走ることができということは示された。コンスタントにそうやってできれば、毎週前を走れるんだ。人差し指の負傷は、いい感じなわけはないけど、ライディングできないということはない。冷静さを保つ必要がある。こんな風に痛みがあるときにはそれが難しいんだ」
J・ヒル選手談(6位)
「打ちのめされたときやうまく行ってないようなときほど、サポートしてもらっていることをありがたいと思うことはない。僕の所属するサン・マニュエル・ヤマハ・チームは素晴らしいし、うまく行っているときもいっていないときもチームは僕をサポートしてくれる。すぐにうまく行くだろうし、あとは回復するだけ」