AMAスーパークロス
ヤマハの参戦ライダー、マシンなどAMAスーパークロスに関する情報をお届けします。
Rd.02 1月16日 フェニックス
RACE DATA
大会名称:AMAスーパークロス第2戦フェニックス大会
開催日:2010年1月16日(土)
開催地:アリゾナ州フェニックス
会場:チェイス・フィールド
天候:ドライ
REPORT
ヒルがシーズン初表彰台獲得
全17戦で争われる2010年AMAスーパークロス/FIM世界選手権。その第2戦がアリゾナ州フェニックスのチェイス・フィールドで開催された。開幕戦を制したディフェンディング・チャンピオンのJ・スチュワートに代わって、フェニックスではJ・ヒルが2010年仕様のYZ450Fを駆って健闘し、ポディウム・フィニッシュを決めた。
ヒルはR・ダンジェイ(スズキ)、R・ビロポート(カワサキ)に続く3位に入った。最初のプラクティス・セッションで最速タイムを叩き出したスチュワートだったが予選ヒートで激しく転倒して負傷。ラストチャンスに出走してこれを制したものの、身体的に万全ではなかった。メインイベントでは一時はトップ10内を走るも苦戦。最大のライバル、C・リード(カワサキ)と絡んでしまう。これにより周回遅れとなったスチュワートは15位に後退した。一方のリードは今回もリタイアを喫し、手を負傷してライディングは厳しい状況の模様だ。
スチュワートはなんとか走り切り、チェッカーを受けて6ポイントを得たが、ランキングは1位から7位へと後退した。一方、3位に入ったヒルはランキングでも3位に浮上した。
20歳のヒルがスーパークロス・メインクラスの表彰台に立つのはこれで5回目。I・タデスコ(ヤマハ)が4位で続き、J・ブライトン(ヤマハ)も8位とトップ10内でフィニッシュした。
RESULT
順位 | ライダー | マシン | タイム |
---|---|---|---|
1 | R・ダンジェイ | Suzuki | 18’09.406 |
2 | R・ビロポート | Kawasaki | 0’06.053 |
3 | J・ヒル | Yamaha | 0’13.094 |
4 | I・タデスコ | Yamaha | 0’17.388 |
5 | A・ショート | Honda | 0’22.908 |
6 | K・ウインダム | Honda | 0’25.322 |
7 | A・ストルーペ | Suzuki | 0’28.008 |
8 | J・ブライトン | Yamaha | 0’30.858 |
9 | D・ミルサップス | Honda | 0’43.755 |
10 | T・ハーン | Suzuki | 0’53.034 |
11 | M・R・ゴメス | Kawasaki | -1 Laps |
12 | K・チゾム | Yamaha | -1 Laps |
13 | N・ウエイ | Kawasaki | -1 Laps |
14 | J・トーマス | Suzuki | -1 Laps |
15 | J・スチュワート | Yamaha | -1 Laps |
16 | C・ブルース | Honda | -2 Laps |
17 | C・クーロン | Kawasaki | -2 Laps |
18 | G・ラングストン | Yamaha | -3 Laps |
19 | C・リード | Kawasaki | -15 Laps |
20 | M・バイルン | Kawasaki | -17 Laps |
RIDERS RANKING
順位 | ライダー | マシン | ポイント |
---|---|---|---|
1 | R・ダンジェイ | Suzuki | 47 |
2 | R・ビロポート | Kawasaki | 38 |
3 | J・ヒル | Yamaha | 35 |
4 | K・ウインダム | Honda | 35 |
5 | A・ショート | Honda | 34 |
6 | I・タデスコ | Yamaha | 32 |
7 | J・スチュワート | Yamaha | 31 |
8 | J・ブライトン | Yamaha | 26 |
13 | G・ラングストン | Yamaha | 14 |
15 | K・チゾム | Yamaha | 9 |
COMMENT
J・ヒル選手談(3位)
「プラクティスで激しく転倒した。(ファビアン)イゾワールともう少しで正面衝突するところだったが、どうにか逃れて痛い思いをしないで済んだ。いつもはあまり良くないスタートが良かった。これはすごいことだし、うまくポジションをキープすることができた」