AMAスーパークロス
ヤマハの参戦ライダー、マシンなどAMAスーパークロスに関する情報をお届けします。
Rd.02 1月10日 フェニックス
RACE DATA
大会名称:AMAスーパークロス第2戦フェニックス大会?
開催日:2009年1月10日(土)?
開催地:アリゾナ州フェニックス
会場:チェイス・フィールド
REPORT
J・スチュワートが優勝、グラントも3位を獲得
アリゾナ州フェニックスに舞台を移して開催された2009年AMAスーパークロス・シリーズ第2戦。先週ロサンゼルスで行われた開幕戦でリタイヤに終わったJ・スチュワートが見事な勝利を飾った。
約47,000人の大観衆を前にホールショットを奪ったのは開幕戦で優勝を果たしたルーキー、J・グラント(ヤマハ)。しかしオープニングラップを終えるまでにYZ450Fを駆るスチュワートがこれを抜いてトップに立った。スチュワートはその後、グラントを抜いて2位に上がったディフェンディング・チャンピオンのC・リード(スズキ)の激しい追撃を受ける。レースはその後、トップを争う2選手の一騎討ちとなるが、スチュワートがリードを退け、最初にチェッカーフラッグを受けた。
この勝利でスチュワートはフェニックスでの自身3連勝を記録した。一方、グラントは3位に入って2戦連続表彰台に立った。
ポイントランキングでは現在、スーパークロス参加2戦目のグラントがリードに3ポイントの差をつけて首位に就けている。挽回を開始したスチュワートは7位。
第3戦は来週、再びロサンゼルスのアナハイム・スタジアムに戻って開催される。
RESULT
順位 | ライダー | マシン | タイム |
---|---|---|---|
1 | J・スチュワート | Yamaha | 17'37.908 |
2 | C・リード | Suzuki | 0'00.591 |
3 | J・グラント | Yamaha | 0'28.232 |
4 | I・タデスコ | Honda | 0'35.193 |
5 | A・ショート | Honda | 0'41.241 |
6 | K・ウインダム | Honda | 0'55.127 |
7 | R・ビロポート | Kawasaki | -1 Laps |
8 | J・ヒル | Yamaha | -1 Laps |
9 | T・フェリー | Kawasaki | -1 Laps |
10 | D・ミルサップス | Honda | -1 Laps |
11 | M・アレッシー | Suzuki | -1 Laps |
12 | C・サミー | KTM | -1 Laps |
13 | P・カーペンター | Kawasaki | -1 Laps |
14 | T・プレストン | KTM | -1 Laps |
15 | N・ウエイ | Yamaha | -1 Laps |
16 | R・キニリー | Kawasaki | -1 Laps |
17 | J・ハンセン | Honda | -1 Laps |
18 | D・ブレア | Honda | -2 Laps |
19 | T・アダムス | Honda | -2 Laps |
20 | M・ボニ | Honda | -8 Laps |
RIDERS RANKING
順位 | ライダー | マシン | ポイント |
---|---|---|---|
1 | J・グラント | Yamaha | 45 |
2 | C・リード | Suzuki | 42 |
3 | A・ショート | Honda | 38 |
4 | I・タデスコ | Honda | 33 |
5 | T・フェリー | Kawasaki | 30 |
6 | R・ビロポート | Kawasaki | 30 |
7 | J・スチュワート | Yamaha | 27 |
12 | J・ヒル | Yamaha | 18 |
13 | N・ウエイ | Yamaha | 18 |
COMMENT
J・スチュワート選手談(優勝)
「目標は先週よりも良いライディングすることと、レースで勝つことだったが、それを果たせて良かった。リードとのバトルは神経をすり減らしたけど、落ち着いて自分らしいライディングをすることを意識した。それが自分にできる唯一のことだったからだ。リードは良い走りをしていた。彼が僕よりも良い走りをする部分があったし、僕の方が彼より良い走りをする部分もあった。見ていたお客さんは興奮していたね。シーズンは始まったばかりで先はまだ長い、だから一つ一つのレースを考え、その結果レースで勝利できればと思っている。もちろん、チャンピオンは簡単に得られるものではないし、そのために努力しなければならないこともわかっている。先週のレースは失敗したけど、あれは誰のせいでもないと思っているんだ。小さな穴にはまってしまった、と。そこからは自分で抜け出さなければならない」
J・グラント選手談(3位)
「シーズンの序盤をこんなに良い調子で走れているのだから、今後も良いレースを続けられるだろう。今はチームの献身的なサポートのおかげで、レースを非常に楽しむことができている。チームに感謝の気持ちでいっぱいだ」