AMAモトクロス

RACE DATA

■大会名称：AMAモトクロス第9戦ニューベルリン大会
■開催日：2009年8月15日（土）
■開催地：ニューヨーク州ニューベルリン
■会場：ウナディラバレー・スポーツセンター
■周回数：Moto 1=16周、Moto 2=16周

REPORT

K・リーガルが8位

3週間の夏季休暇を終え、AMAモトクロス選手権第9戦がニューヨーク州ニューベルリンのウナディラバレー・スポーツセンターで開催された。第8戦終了時点でポイントランキング2位に就けていたJ・グラントは、休暇中に足首を捻挫し今大会を欠場した。今シーズンの復帰は難しいとみられている。

Moto1でオープニングラップを制したのはJ・アレッシー（ホンダ）。次の周もトップを守るが、3周目にはD・ミルサップス（ホンダ）がこれをかわしてトップに立つ。しかし、ミルサップスのリードも長くは続かず、6周目にC・リード（スズキ）が首位に踊り出ると、以後2位以下との差を徐々に広げて独走態勢を築いて行く。そしてミルサップスの背後にはT・ハーン(カワサキ)が迫る。ハーンは終盤ミルサップスを抜いて2位に上がると以後ポジションをキープ。最後はミルサップスとM・バイルン(スズキ)が3位争いを展開するが、ミルサップスがバイルンの猛攻をしのいだ。結局、リード、ハーン、ミルサップスの順にフィニッシュした。ヤマハ勢では10位でフィニッシュしたK・リーガルが最上位となった。

Moto2で先ずトップに立ったのはA・ショート(ホンダ)。2位J・ブライトン（KTM）、3位リードの順で序盤が進む。しかしリードが4周目に2位に上がると、次の周にはショートを抜いてトップを奪う。2位ショートの後ろに、I・タデスコ（ホンダ）、ブライトン、バイルンらが続く。
結局、リードはそのままポジションを守り、チェッカーフラッグを受けた。2位はショート、3位バイルン。ヤマハYZ450Fを駆ったリーガルは1周目を9位で通過すると徐々に順位を上げ、今季自己ベストとなる5位でチェッカーフラッグを受けた。

総合成績では1位リード、2位ショート、3位バイルンの順となった。ヤマハ勢最上位のリーガルは8位に入った。