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Yamaha Motor Revs Your Heart

レース情報

スーパーバイク世界選手権 WSB

ヤマハの参戦ライダー、マシンなどWSBに関する情報をお届けします。

Rd.06 6月26日 サンマリノ

RACE DATA

■大会名称:スーパーバイク世界選手権第6戦サンマリノ大会
■開催日:2005年6月26日(日)
■会場:ミサノ・イタリア(1周4.060km)
■周回数:第1レース24周、第2レース25周
■観客:52,000人
■天候:晴れ
■PP:T・コルサー(スズキ/1分35.330)
■FL:C・バーミューレン(ホンダ/1分36秒666)

REPORT

YZF-R1の芳賀が両レース6位の健闘!

猛暑の下で行われた第6戦でヤマハ・モーター・イタリアの芳賀紀行は、両レース6位を獲得。路面温度50度超という厳しいコンディションだったが、プラクティス、予選を通じてリアエンドのグリップ向上を目指してきたヤマハ勢はその成果を形にすることができた。芳賀はこれで20ポイントを加算し、ランキング6位に浮上。

第1レースはクラッシュにより赤旗中断、再スタートして1周減算の合計24ラップで競われた。芳賀のチームメイトのA・ピットは赤旗提示前に転倒していたため、この再スタートに加わることができずノーポイント。第2レースでは終盤、クラッチが滑るトラブルでリタイヤした。

ヤマハ・モーター・フランスの阿部典史は第1レースで転倒リタイヤ。第2レースは15位でゴール。チームメイトのS・ジンバートは前回シルバーストーン大会中の怪我で欠場した。

両レースともに優勝はR・ラコーニ(ドゥカティ)。2位C・バーミューレン(ホンダ)、3位T・コルサー(スズキ)という結果。ランキングでは依然コルサーがトップで254ポイント。2位は181ポイントのバーミューレン。芳賀は88ポイントで6位。ピット70ポイントの9位、阿部63ポイントの11位と続く。

RESULT Race.1

順位 ライダー 国籍 マシン タイム
1 R・ラコーニ FRA Ducati 40'0.000
2 C・バーミューレン AUS Honda 4.439
3 T・コルサー AUS Suzuki 8.043
4 J・トーズランド GBR Ducati 10.198
5 L・ランジー ITA Ducati 14.105
6 芳賀 紀行 JPN Yamaha 16.841
7 P・キリ ITA Honda 18.000
8 C・ウォーカー GBR Kawasaki 20.110
9 F・ニエト ESP Ducati 21.468
10 K・ムゲリッチ AUS Honda 22.590
11 S・マーティン AUS Petronas 24.800
12 M・サンチーニ ITA Kawasaki 26.201
13 J・カルドソ ESP Yamaha 27.795
14 B・ボストロム USA Honda 31.185
15 I・クレメンティ ITA Ducati 34.975
16 L・アルフォンシ ITA Yamaha 37.297
17 G・ウ゛ィッジエッロ ITA Yamaha 53.084
18 M・プイライア POR Yamaha 1'25.485

RESULT Race.2

順位 ライダー 国籍 マシン タイム
1 R・ラコーニ FRA Ducati 40'46.260
2 C・バーミューレン AUS Honda 1.491
3 T・コルサー AUS Suzuki 3.143
4 J・トーズランド GBR Ducati 14.562
5 P・キリ ITA Honda 16.291
6 芳賀 紀行 JPN Yamaha 18.600
7 K・ムゲリッチ AUS Honda 24.065
8 S・マーティン AUS Petronas 24.503
9 L・ランジー ITA Ducati 25.865
10 G・ブッセイ ITA Kawasaki 28.458
11 C・ウォーカー GBR Kawasaki 28.522
12 加賀山 就臣 JPN Suzuki 31.223
13 M・サンチーニ ITA Kawasaki 33.345
14 L・アルフォンシ ITA Yamaha 35.792
15 阿部 典史 JPN Yamaha 39.660
16 M・プライア POR Yamaha 1'25.453

RIDERS RANKING

順位 ライダー マシン ポイント
1 T・コルサー Suzuki 254
2 C・バーミューレン Honda 181
3 R・ラコーニ Ducati 162
4 加賀山 就臣 Suzuki 148
5 J・トーズランド Ducati 124
6 芳賀 紀行 Yamaha 88
9 A・ピット Yamaha 70
11 阿部 典史 Yamaha 63
16 S・ジンバート Yamaha 26

CONSTRUCTORS RANKING

順位 コンストラクター ポイント
1 Suzuki 263
2 Ducati 200
3 Honda 194
4 Yamaha 129
5 Kawasaki 100
6 Petronas 17

COMMENT

芳賀紀行選手談(6位/6位)

「グリッド21番目からの追い上げは本当に大変だった。第2レース終盤で一度キリをパスしたが、すぐにまた抜き返されてしまった。今日は暑すぎて非常に難しいコンディション。あちこちでスライドして苦しかったが、そのなかでも良い仕事ができたと思う」

阿部典史選手談(リタイヤ/15位)

「今回も初めて走るコース。ウイーク中ずっと、リアのグリップに悩んでいた。様々なセッティングを試し、サスペンション関係もいろいろ変えてみたが良くならなかった。プラクティスで予選タイヤを履いたがスピンばかり」

A・ピット選手談(両レースリタイヤ)

「最後までもつフロントタイヤを探していたが、見つからなかった。信じられないくらいだ。最終シケイン進入は慎重に行ったが、やはり滑ってしまった。セッティングが煮詰まらず悩み通しのウイーク。ほんのわずかずつ前進しても、厳しいコンディションがすべてを台無しにしてしまった」

M・メレガリ、ヤマハ・モーター・イタリア・チーム監督談

「紀行はかなり頑張ったが、新チームとしての厳しさを多いに味わうこととなった。ミサノはもともと難しいコースで、前年のデータがなければ無理。最適なセッティングを探してゆくのは難しい作業だったが、とくに紀行のフィーリングを理解しようと努め、それに沿って昨晩変更を行い成功した。またウォームアップの後にもさらに変更を加えて、なんとかここまで来ることができた」

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