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Yamaha Motor Revs Your Heart

レース情報

モトクロス世界選手権 MX2

ヤマハの参戦ライダー、マシンなどMX1クラスに関する情報をお届けします。

Rd.01 4月2日 フランダース

RACE DATA

■大会名称:モトクロス世界選手権第1戦フランダースGP
■カテゴリ:MX2クラス
■開催日:2006年4月2日(日)
■開催地:ベルギー/ゾルダー
■周回数:第1ヒート=21周、第2ヒート=21周
■天候:晴れ ■気温:11度
■観客数:16,000人

REPORT

YZ250Fを駆るグンダーセンが総合3位を獲得!

今季からリッチー・レーシングに加わりYZ250Fを駆るK・グンダーセンが第1ヒート2位、第2ヒート6位で総合3位を獲得した。この18カ月間、膝と軟骨の手術を繰り返してきたグンダーセンだが、今回は重たいマディのコースで好調な走りを披露した。スタートに出遅れた第1ヒートでは、序盤ゴーグルを捨てて力走しKTMのT・ラットレイとM・ドルーバーをパスしての2位フィニッシュ。第2ヒートでは6位でゴールし総合成績でヤマハ最上位の総合3位に入った。

2005年のチャンピオン、A・カイローリは、第1ヒートの1周目に転倒。その後、重たいマディのコースを好走するが、結局15位でフィニッシュ。土曜日に転倒して左足を強打していたカイローリだが、第2ヒートでは本来の走りを見せ、ドルーバーをパスし、ラットレイに続く2位でゴール。これでカイローリは総合成績で7位となった。

3度の世界チャンピオンに輝いた実績を持つA・キオディは第1ヒートで6位。第2ヒートでは体調不良もあり、順位を落とした後リタイヤした。B・マッケンジーは、YZ250Fのセットアップに苦しみ、第1ヒートは24位で終わるが、第2ヒートではセッティングを変更して力走し、最終ラップで英国選手権でのライバルC・ナン(KTM)を抜いて9位となった。

RESULT Race.1

順位 ライダー 国籍 マシン タイム
1 D・フィリッパーツ ITA KTM 40'20.154
2 K・グンダーセン SWE Yamaha 8.667
3 T・ラットレイ RSA KTM 10.029
4 M・ドルーバー NED KTM 14.091
5 S・プーセル FRA Kawasaki 26.399
6 A・キオディ ITA Yamaha 35.053
7 C・プーセル FRA Kawasaki 43.876
8 C・ナン GBR KTM 50.949
9 T・シアール GBR Kawasaki 1'6.716
10 A・メオ FRA Honda 1'9.945
11 D・グァルネリ ITA Yamaha 1'14.685
12 P・カプス BEL Honda 1'17.359
13 R・ゴンカルブス POR KTM 1'17.857
14 A・レオク EST Yamaha 1'21.318
15 A・カイローリ ITA Yamaha 1'25.940
16 G・スワニプール RSA Kawasaki 1'29.781
17 M・ナグル GER KTM 1'30.282
18 M・モンニ ITA KTM 2'4.330
19 P・A・ルネ FRA Honda -1 Laps
20 L・セギ FRA Yamaha -1 Laps

RESULT Race.2

順位 ライダー 国籍 マシン タイム
1 T・ラットレイ RSA KTM 38'43.423
2 A・カイローリ ITA Yamaha 7.541
3 M・ドルーバー NED KTM 13.390
4 C・プーセル FRA Kawasaki 17.537
5 R・ゴンカルブス POR KTM 22.849
6 K・グンダーセン SWE Yamaha 24.642
7 A・メオ FRA Honda 36.395
8 S・プーセル FRA Kawasaki 41.504
9 B・マッケンジー GBR Yamaha 42.276
10 C・ナン GBR KTM 43.574
11 T・シアール GBR Kawasaki 57.643
12 D・グァルネリ ITA Yamaha 1'13.515
13 D・フィリッパーツ ITA KTM 1'18.348
14 L・セギ FRA Yamaha 1'20.912
15 A・レオク EST Yamaha 1'33.126
16 P・A・ルネ FRA Honda 1'35.039
17 M・セイストーラ FIN Honda 1'36.196
18 P・カプス BEL Honda 1'36.765
19 M・ナグル GER KTM 1'50.099
20 J・ドゥーガン GBR Honda -1 Laps

RIDERS RANKING

順位 ライダー マシン ポイント
1 T・ラットレイ KTM 45
2 M・ドルーバー KTM 38
3 K・グンダーセン Yamaha 37
4 D・フィリッパーツ KTM 33
5 C・プーセル Kawasaki 32
6 S・プーセル Kawasaki 29
7 A・カイローリ Yamaha 28
8 A・メオ Honda 25
9 C・ナン KTM 24
10 R・ゴンカルブス KTM 24
11 T・シアール Kawasaki 22
12 D・グァルネリ Yamaha 19
13 A・キオディ Yamaha 15
14 A・レオク Yamaha 13
15 B・マッケンジー Yamaha 12
16 P・カプス Honda 12
17 L・セギ Yamaha 8
18 P.A・ルネ Honda 7
19 M・ナグル KTM 6
20 G・スワニプール Kawasaki 5

CONSTRUCTORS RANKING

順位 コンストラクター ポイント
1 KTM 25
2 Yamaha 20
3 Kawasaki 16
4 Honda 13

COMMENT

K・グンダーセン選手談(2位/6位:総合3位)

「長い間けがと戦ってきたから今日の成績は本当にうれしい。このオフの間にトレーニングを重ねてきたし、チームの僕に対するサポートは驚くほど良かった。ヤマハ、そして多くの人々が協力してくれて今日のデビューに繋がったんだ。第1ヒートでは1周目にゴーグルを捨てたけれど、それがなければ勝てたのではと思うほどいい感じで走れた。第2ヒートでは、調子を上げるのに少し時間がかかり、あれ以上順位を上げることができなかった」

A・カイローリ選手談(15位/2位:総合7位)

「第1ヒートは1周目に転倒し最後尾まで落ちてしまって大変だった。第2ヒートではスタートは飛び出せたけれど、第1コーナーで誰かに接触された。それで順位を少し落としてしまった。でもその後は足の具合も大丈夫だったし、ドルーバーやプーセルら、多くのライダーをパスして2位まで挽回することができたんだ」

A・キオディ選手談(6位/リタイヤ:総合13位)

「第1ヒートの前半はまずます、良い走りができた。しかし25分をすぎた頃から気分が悪くなり、胃のあたりがひどく辛くなった。レースは完走したけど、熱が出てきた感じ。第2ヒートは、スタート前に自分の状況を確認して出走したけれど、結局リタイヤを決めた」

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