ヤマハ発動機株式会社

全日本モトクロス選手権 IA1

ヤマハの参戦ライダー、マシンなどIA1に関する情報をお届けします。

Rd.03 04/24 関東

開幕に続き各ヒートを優勝/2位として表彰台に立った小池田猛


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RACE DATA

■大会名称:2005全日本モトクロス選手権第3戦関東大会
■カテゴリ:IA1クラス
■開催日:2005年4月24日(日)
■開催地:茨城県/自動車安全運転センター
■レース時間:(30分+1周)×2ヒート
■天候:晴れ

REPORT

小池田今季初優勝でランキングトップをキープ!

全日本モトクロス選手権・第3関東大会が自動車安全運転センター(茨城県)で開催された。4月23日(土)に行われた予選でヤマハ勢は、第2戦の勢いそのままに、トップの小池田を筆頭に、3位小島太久摩、4位出原忍、5位釘村太一と上位を独占。それぞれが好調ぶりをキープしたまま、決勝を迎えることとなった。

第1ヒート、ホールショットはYZ250Mを駆る小池田、その小池田と予選で競った高濱龍一郎(ホンダ)、辻健二郎(ホンダ)、小島、出原、加賀真一(スズキ)、釘村と続き、予選と同様ヤマハライダーたちが上位を占める形でレースが進む。

1周目をトップで戻ってきた小池田は、2周目に高濱にトップを譲るが、すぐに抜き返し、その後は安定した走りでトップを快走。その後一度もトップを明け渡すことなく、昨年の開幕戦以来の優勝とともに、開幕3戦連続の表彰台登壇を果たした。2位は高濱、3位は辻となった。

一方、小島、出原、釘村の三人は、小島が10周まで4番手をキープしていたが、後方から激しくプッシュを続けていた出原が11周目に4番手へ、さらに、釘村も13周目に小島をかわし5番手へ浮上。その後、出原、釘村は3番手の辻を追うもの届かず、出原4位、釘村5位でフィニッシュとなった。二人にかわされ6番手に順位を下げた小島は、そのままの6位でゴール。これにより、入賞圏内に四人のヤマハライダーが入った。

第2ヒート、ホールショットを奪ったのは大河原功次、続いて増田一将(ホンダ)、釘村、戸田蔵人(スズキ)、中村、小島、出原、そして13番手に小池田というオーダーでスタートを切る。

レースは序盤から中盤にかけて大河原がトップをキープし、増田以下がこれを僅差で追う展開が続く。そのなかで、増田に変わって6周目に釘村が2番手に、さらに8周目には小島が3番手に上がり、ヤマハがトップ3をキープする。しかしこの時トップの大河原から10番手までが、約12秒差で大きな集団を作り、誰もが優勝を狙えるという緊迫した状況でレースが展開される。

この厳しい状況のなかで上位に上がってきたが、第1ヒートでトップを争った高濱と小池田の二人。高濱が先に動き始め、それにつられるように小池田もペースアップ。周を重ねる毎にポジションを上げていくと、高濱は15周目に大河原をかわしてトップに立ち後方を突き放していく。一方の小池田もラストラップまでに3番手とし、ラストで前を行く大河原をかわして2番手に上がり、高濱、小池田の順位でフィニッシュとなった。3位はラストラップで三人をかわした辻が獲得した。

トップを走り続けていた大河原は、最後にミスを犯し5位。2番手を守っていた釘村選手は4位、3番手を走っていた小島は15周目の転倒で順位を落とし11位、出原選手は7位となった。

RESULT Race.1

順位ライダーチームマシンタイム
1小池田 猛Jubilo RTYamaha32'32.019
2高濱 龍一郎Honda DREAM RTHonda32'33.943
3辻 健二郎TEAM HRCHonda32'34.709
4出原 忍Jubilo RTYamaha32'57.691
5釘村 太一Jubilo RTYamaha33'04.122
6小島 太久摩Jubilo RTYamaha33'10.130
7増田 一将TEAM HRCHonda33'12.156
8田島 久YOU SPORT&メテオールHonda33'12.590
9納屋 望Team SRF三重Suzuki33'21.850
10勝谷 武史世田谷レーシングSuzuki33'26.088
11田中 教世Team SUZUKISuzuki33'27.934
12中山 裕セキソーレーシングSuzuki33'36.295
13加賀 真一Team SUZUKISuzuki33'45.480
14平塚 雅樹SEKI Racing MotoRomanHonda33'52.611
15高須 庸市Team SSCSuzuki32'38.456
16大河原 功次大河原レーシングYamaha33'01.818
17今井 隆充オーナメント・グラスライダースSuzuki33'17.538
18本田 太一Honda33'20.385
19国立 賢治協和商会&持丸商会&KGKawasaki33'25.119
20池田 孝宏Red club うず潮RC福山Honda33'42.900

RESULT Race.2

順位ライダーチームマシンタイム
1高濱 龍一郎Honda DREAM RTHonda31'47.759
2小池田 猛Jubilo RTYamaha31'52.926
3辻 健二郎TEAM HRCHonda31'54.061
4釘村 太一Jubilo RTYamaha31'54.583
5大河原 功次大河原レーシングYamaha31'55.204
6中村 友則K.R.TKawasaki31'56.000
7出原 忍Jubilo RTYamaha31'56.587
8田中 教世Team SUZUKISuzuki31'56.964
9田島 久YOU SPORT&メテオールHonda31'57.934
10増田 一将TEAM HRCHonda31'58.486
11小島 太久摩Jubilo RTYamaha32'01.287
12勝谷 武史世田谷レーシングSuzuki32'03.161
13納屋 望Team SRF三重Suzuki32'09.150
14加賀 真一Team SUZUKISuzuki32'11.330
15平塚 雅樹SEKI Racing MotoRomanHonda32'37.961
16中山 裕セキソーレーシングSuzuki32'48.182
17高須 庸市Team SSCSuzuki33'04.555
18戸田 蔵人Team SRMSuzuki33'18.691
19今井 隆充オーナメント・グラスライダースSuzuki33'34.720
20池田 孝宏Red club うず潮RC福山Honda32'22.343

RIDERS RANKING

順位ライダーマシンポイント
1小池田 猛Yamaha123
2高濱 龍一郎Honda121
3辻 健二郎Honda109
4増田 一将Honda100
5釘村 太一Yamaha94
6中村 友則Kawasaki84
7出原 忍Yamaha80
9小島 太久摩Yamaha71
11大河原 功次Yamaha64
26中島 敬則Yamaha1

COMMENT

小池田猛選手談(優勝/2位)

「第1ヒートは良いスタートが切れてトップでレースを始めることができた。序盤は高濱選手のペースが上だったので、先にいかせ様子を見たが、ミスが多かったので自分が前に出て周回を重ねた。しかし、差が開かず精神的にきつく、相手との差を見ながら自分のペースを守ることに集中し、ラスト1周でようやく優勝を確信することができた。第2ヒートは自分でも驚くほどスタートが悪く、1周目は13番手。正直表彰台はきついと思ったが、少しでも多くのポイントをとろうと前のライダーを抜くことに集中した。中盤は高濱選手と10番手を争い順位を上げられなかったが、高濱選手がスパートして自分も順位を上げることができた。ラスト1周は3番手だったが、大河原選手が疲れていいたので抜くつもりで最後まで攻めていった。総合を逃したのはちょっと悔しい」

釘村太一選手談(5位/4位)

「第1ヒートはスタートが後方からだったが、1コーナーのクラッシュをすり抜けることができ上位にいけた。ただ、その後は攻めの姿勢ではなくキレイに走ってしまい、思うようにポジションアップができなかった。第2ヒートはスタートが上うまくいった。増田選手を抜いて大河原選手の後ろについた時、じっくり勝負を仕掛けようと考えていたが、我慢しきれず中途半端にアタックしてしまい攻めきることができず、その後も中途半端な走りが続いてしまった。幅の狭いこのコースでは、やはりスバッといかないと駄目だということを学んだ。ただ今回の4位は、非常にタイトなバトルのなかでのレースだったので得るものがたくさんあった。また今回も優勝を意識できるレースだったが、やはりまだ自分にはその資格がないようだ。しかし優勝できるように一戦一戦何かを得ながら戦っていきたい」

出原忍選手談(4位/7位)

「第1ヒートは5番手でスタートし、体調も良くマシンにも随分慣れてきていたので、序盤から積極的にいきたかったが、小島選手のペースにはめられてしまった。さらに、小島選手をかわした後、前を走る辻選手との差を詰めていったのだが、バックマーカーをうまくパスすることができず、そこでもペースを持続できなかった。第2ヒートはスタートは成功したのだ、接近戦のなかでラインを探す余裕がなかった。今後も接近戦は増えてくると思うので、そういった状況で焦らず自分の走りができるようにならなければならない。3戦を戦って、自分の走り、相手の走り、そしてレースの展開が見えてきたので、今後はもっと上位を目指していきたい」

小島太久摩選手談(6位/11位)

「第1ヒートは前を走る辻選手に近づき3位を意識してしまったため、そこまでは自分の走りができていたのに、ペースを狂わしてしまった。第2ヒートは3番手につけてトップ争いをしながらも、自分の走りをすることができた。中盤になっても精神的な焦りもなかったし、体力的に疲れも感じておらず非常に乗れていたと思う。そういったなかでミスをしてしまったことはやはりまだまだ足りないものがあるということだ。ここ3戦振り返った時に毎戦少しずつではあるが、確実に前進できている。IA250にステップアップして3年目を迎えたが、今年はバイクも体制も良いので、次戦こそはなんとしても結果を出したい」

大河原功次選手談(16位/5位)

「第1ヒートはスタート後の第1コーナーで止まりきれず、イン側の土手に突っ込んで転倒してしまった。第2ヒートはスタートの瞬間ホールショットを予感し、4~5m進んだ時点でそれが確信に変わった。トップを走っている時は、後方から攻められていることがわかったが、ラインを丁寧に選びながらの走りでブロックしてトップをキープできたと。ただラストラップでは、路面が荒れているなかでのバイクの挙動を抑えるだけの体力がなく、ミスになり順位を下げてしまった。結果としては非常に悔やまれるものとなったが、トップで走ったという経験は第1・2戦と続いていた悪い流れを断ち切る良いきっかけになった」

光安鉄美、ジュビロ・レーシング・チーム監督談

「前回のレースに続き、今回もそれぞれが持ち味をだし、自分たちの力でチャンスを作って良いレースをすることができた。特に小池田選手は第1ヒート、一度高濱選手にかわされながら、その後、相手がペースを作る前に再び抜き返し、自分のペースでレースを作っていた。第2ヒートはスタートで出遅れたが、混戦でコース幅も狭いなかうまく前に出ていた。彼の小さく曲がるテクニックが光ったレースだったと思う。ただ今回表彰台を逃がしたライダーは、4~6番手を走っている時に、ふと集中力が抜けて単純なミスをしたり、転倒したりというシーンが目立ったが、ここを改善しない限り表彰台は難しいということをそれぞれが改めて自覚できたレースだったと思う。また今後もチームメイト同士で争うレースが増えてくるはずなので、チーム内の争いが楽しみだ。みんながヤマハのエースだという気持で戦って欲しい」


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