AMAスーパークロス

RACE DATA

■大会名：AMAスーパークロス第6戦アナハイム大会
■開催日：2010年2月13日（土）
■開催地：カリフォルニア州アナハイム
■会場：エンジェルスタジアム
■観客数：34,227人
■天候：ドライ

REPORT

ヒルが2位でランキングトップタイに

2010年AMAスーパークロス／FIM SX世界選手権第6戦が今季3度目となるロサンジェルスのアナハイム、エンジェルスタジアムで開催された。会場には34,000人以上のファンが詰めかけた。

ヤマハのJ・ヒルはYZ450Fに駆り好スタートを決めると、R・ビロポート（カワサキ）に続く2位につける。終盤K・ウインダム（ホンダ）の激しい追撃を受けるが、ポジションをキープ。そのままゴールし、今季5度目となる表彰台に立った。この結果、ヒルは選手権ポイントランキングで1位タイへと浮上した。チームメイトでディフェンディングチャンピオンのJ・スチュワートが右手の負傷により今大会も欠場した。

I・タデスコは、1周目に転倒し11位となったが、ランキングでは5位をキープ。J・ブライトンは6位。ブライトンのチームメイト、J・グラントは左肩の負傷により出場は果たせていないが、シリーズ終了までには復帰できる見込みだ。

COMMENT

J・ヒル選手談

「正直言って、2位には嫌気がさし出しているけど、今夜のライアン（ビロポート）は良いライディングをした。コースは不完全だったし、ただスマートにライディングすることに努めた。ウインダムからのアタックでしばらくの間、自分のラインを守る必要もあったし、ライアンはずっと先行してしまっていたし。僕は東地区のコースの方がうまく走れることが時々あるので、来週は勝ちたいと思っている」

スチュワート談（自身の公式サイトより）

「手術から5日経過して、僕の手首の感触はずっと良くなっている！　できるだけ早くレースに復帰できるように、医師の指示に従っている。痛みを感じないライディングができるようになり次第、復帰するというのが僕の計画だ。まだいつになるか正確にはわからないけど、このまま良い方向に向かえば、かなり早い復帰が望めると期待している」