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Yamaha Motor Revs Your Heart

レース情報

ロードレース世界選手権 MotoGP(モトGP)

ヤマハの参戦ライダー、マシンなどMotoGPクラスに関する情報をお届けします。

Rd.08 6月28日 オランダ

RACE DATA

■大会名称:MotoGP第8戦ダッチTT
■開催日:2014年6月27日(金)予選結果
■開催地:オランダ/アッセン(4.542km)
■コースコンディション:ドライ
■気温:20度 ■路面温度:26度
■PP:A・エスパルガロ(1分38秒789/ヤマハ)

REPORT

予選開始直後の雨の影響でロレンソ9番手、ロッシ12番手
A・エスパルガロは悲願のポールポジションを獲得

アッセンTTの予選は、走行開始とともに雨が降り出し大混乱。モビスター・ヤマハ・MotoGPのJ・ロレンソとV・ロッシは早々にピットを飛び出していったが、路面があまり濡れないうちにタイムを上げたい多くのライダーの集団に巻き込まれてしまう。クリアラップがとれないままグリップが失われてしまったため、ふたりは残り5分でピットに戻りタイヤを交換。再度アタックに臨んだが、路面コンディションの悪化によりタイムを更新することができず、ロレンソが1分42秒259で9位、ロッシは1分43秒625の12位で予選セッションは終了した。明日の決勝は、ロレンソが3列目、ロッシが4列目からのスタートとなる。

モンスター・ヤマハ・テック3のB・スミスは、セッション開始直後の降雨にひるむことなく巧みにYZR-M1を操り6位を獲得した。午前中にも一時雨が降ったため、フリープラクティス第3セッションでラップタイムを更新することはできなかったが、昨日までの結果によりQ2へ進出。15分間のタイムアタックのなかで1分40秒818を記録して6位となった。上位のタイムは接近しており、3位との差がわずか0.086秒。明日の決勝では、オースティンでの5位を上回る自己ベスト更新を目指す。

チームメイトのP・エスパルガロは11位。フリープラクティス第1セッションでは、ドライ・コンディションで見事トップタイムをマークしたエスパルガロ。第2セッションでさらにタイムを更新し、そのままQ2に進出した。予選ではワンラップにすべてを賭けなければならない最も重要な場面で初めての雨を経験することとなったが、難しいコンディションのなかで強気の姿勢を貫き1分43秒085を記録。明日はロッシのとなり、4列目からスタートを切る。

NGMフォワード・レーシングのA・エスパルガロが、M・マルケス(ホンダ)、D・ペドロサ(ホンダ)を抑えてポールポジションを獲得。フリープラクティス初日にラップレコードを更新する見事な走りを見せたエスパルガロが、雨のなかの予選で完璧な作戦を遂行。絶好のタイミングが訪れるまで待ったあと、一気に1分38秒789に伸ばしてトップに立った。この快挙にチームの全員が歓喜し、チームメイトのC・エドワーズも祝福した。そのエドワーズは1分45秒484で18位。

RESULT

順位 ライダー チーム マシン タイム
1 A・エスパルガロ NGM Forward Racing Yamaha 1'38.789
2 M・マルケス Repsol Honda Team Honda 1'40.194
3 D・ペドロサ Repsol Honda Team Honda 1'40.732
4 A・イアンノーネ Pramac Racing Ducati 1'40.786
5 C・クラッチロー Ducati Team Ducati 1'40.796
6 B・スミス Monster Yamaha Tech 3 Yamaha 1'40.818
7 A・ドビツィオーゾ Ducati Team Ducati 1'41.140
8 S・ブラドル LCR Honda MotoGP Honda 1'41.982
9 J・ロレンソ Movistar Yamaha MotoGP Yamaha 1'42.259
10 A・バウティスタ GO&FUN Honda Gresini Honda 1'42.884
11 P・エスパルガロ Monster Yamaha Tech 3 Yamaha 1'43.085
12 V・ロッシ Movistar Yamaha MotoGP Yamaha 1'43.625
13 K・アブラハム Cardion AB Motoracing Honda 1'34.907
14 青山博一 Drive M7 Aspar Honda 1'34.930
15 Y・ヘルナンデス Energy T.I. Pramac Racing Ducati 1'35.056
16 S・レディング GO&FUN Honda Gresini Honda 1'35.059
17 D・ペトルッチ Octo IodaRacing Team ART 1'35.346
18 C・エドワーズ NGM Forward Racing Yamaha 1'35.484
19 B・パークス Paul Bird Motorsport PBM 1'35.513
20 H・バルベラ Avintia Racing Avintia 1'35.631
21 M・ラバティ Paul Bird Motorsport PBM 1'35.731
22 N・ヘイデン Drive M7 Aspar Honda 1'35.792
23 M・ディ・ミリオ Avintia Racing Avintia 1'35.980

COMMENT

モビスター・ヤマハ・MotoGP
J・ロレンソ選手談(予選9位/1分42秒259)

「路面はほとんど乾いているけど、ところどころが濡れているという、典型的なアッセンのコンディション。このような場合は、スリックで行って、その限界を見極めるのがとても難しいんだ。もしも完全なドライだったらフロントロウに並べたはずなので、今日の結果は非常に残念。途中まではとても気持ちよく走れていて、コーナーも問題なくクリアできるのに、次のコーナーに来るといきなり濡れているということがある。それに対応できずに転倒してしまうんだ。何人か前へ行かせようと思ったけれど、誰も行きたがらないので最終コーナーで勝負をかけた。たぶん正しい戦略ではなかったと思うが、これも未来に向けての勉強のひとつだね。ペースは悪くないけれど、このグリッド位置から抜いていくのは難しいだろう。できれば第1コーナーで何台かパスし、それから少しずつ上げていきたい。レースは長いので、良いリズムをつかむことができれば表彰台争いも可能だろう」

V・ロッシ選手談(予選12位/1分43秒625)

「今日も、昨日までのフリープラクティスもすべて好調で、予選では好位置を獲得できると思っていただけにとても残念。最悪のタイミングで雨が降り出したことで、結果、明日の決勝は4列目からスタートしなければならない。状況はすっかり変わってしまい、すべてが非常に難しくなったんだ。ドライ・コンディションなら、間違いなくいいペースで走れる。マシン自体も安定性が増してきたので、迷わずプッシュしていくことができるんだ。だから決勝はなんとしても晴れてほしいけれど、今はただ明日を待つだけ…」

M・メレガリ、モビスター・ヤマハ・MotoGP、マネージング・ディレクター談

「予選セッションは、残念ながら無駄なものになってしまった。雨が降り出したときに、これまでの我々の努力がすべて台無しになってしまったような感じがした。ライダーたちはマシンのセッティングに満足していたし、実際、ペースもとても良かった。それなのにホルヘが3列目、バレンティーノが4列目というのは予想外の結果だ。でもこれを受け止めて対処しなければならない。そして何とか好成績に結びつけたい。ふたりなら必ずできると信じている」

モンスター・ヤマハ・テック 3
B・スミス選手談(予選6位/1分40秒818)

「明日がドライだろうとウエットだろうと、グリッド位置は常にとても重要。今回は2列目を獲得することができたので良かったと思う。でも、予選中に12台もの集団に飲み込まれてしまったことはちょっと残念。できれば少し下がって、他のライダーに邪魔されない位置で走るべきだったんだけれど…。刻々と変わるコンディションにもかかわらず、マシン自体は非常に好調。でもそのなかでも何度か危ない場面も経験した。タイムアタックの最終セクションでは転倒しそうになってコース脇の草に乗ってしまった。それさえなければもっとタイムが上がり、2度目のフロントロウにぐっと近づくことができたんだけれど…。でも6位もとてもいい位置。決勝ではそれをベスト・リザルトに結びつけられるよう頑張るよ」

P・エスパルガロ選手談(予選11位/1分43秒085)

「悔しすぎて言葉にならない。午前中のフリープラクティスは好調で、マシンのフィーリングも良く自信を持って乗れていた。だから予選のスタート直前までは、MotoGPマシンに乗り始めてから今までで最高の一日になるはずだったんだ。そう考えると本当に悔しいよ。でも、実はただアンラッキーだっただけ、そう思うんだ。1ラップ目でホルヘをパスし、その次はマルク(マルケス)について行った。でもその後、彼がペースを落とし、第1セクションでは道を塞がれるような格好になってしまったんだ。すぐに前へ出たかったけれど、なかなか抜けず時間を無駄にした。そのうちに雨も強くなってきたので、それ以上タイムを更新することができずに11位という結果になったというわけ。でもどんな状況でも、ポジティブにならなければいけない。もしも晴れてくれれば、4列目からだとしてもきっといい戦いができると信じている。もちろん簡単な仕事ではないけれど」

NGMフォワード・レーシング
A・エスパルガロ選手談(予選トップ/1分38秒789)

「とってもハッピー! ここまでは完璧だよ! 昨日はコースレコードを上回り、今日はポールポジションを獲得。そして明日は、マルケス、ペドロサの前の1番目のポジションから、僕の150回目のグランプリをスタートさせることができるんだ。今回はすべてのセッションでハイペースを維持することができた。そして予選セッションで雨が降り出したとき、集団に飲み込まれるのを避けるために30秒間だけ待つことにしたんだ。それはリスクでもあったけれど、結果的には功を奏することになったから正しい選択だったと思う。チームのみんなの努力のおかげ。感謝しているよ」

C・エドワーズ選手談(予選18位/1分35秒484)

「難しいコンディションに悩まされた。フロントのフィーリングがまったくつかめなかったんだ。このような状況でポールポジションを獲得したアレックスは見事としか言いようがない。ここまで苦労してきたチームにとっても、厳しい状況のなかで唯一、光輝く最高のプレゼントになったと思う。アレックスはもちろん、チームの全員に祝福を贈るよ」

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