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全日本トライアル選手権 IAスーパー

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Rd.01 03/14 関東

全日本V10に向け好スタートを切った#1 黒山健一


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RACE DATA

■開催日:2010年3月14日
■開催地:真壁トライアルランド(茨城県)
■観客:2,750人
■気温:15度
■天候:晴れ
■競技:9セクション×2ラップ+スペシャルステージ2セクション
■持ち時間:4時間30分
■最多クリーン数:黒山健一(ヤマハ)15

REPORT

黒山、10度目の王座に向かって開幕優勝!
序盤トップの野崎は3位表彰台をゲット!

春らしい好天にめぐまれて開幕した全日本トライアル。国際A級スーパークラスは今年、全日本選手権10度目のチャンピオン獲得をめざす黒山健一(Team黒山レーシングヤマハ)が、昨年の第2戦から5連勝している連勝をそのまま継続できるかどうかが注目された。競技は新たな試みとして、まず9セクションを2ラップ。その後に観客が見やすく、難易度も高い2つのセクションからなるスペシャルステージに挑む。

黒山は競技序盤、3つのセクションを連続クリーン(減点0)でこなしたが、1ラップ目の第4セクションにある二段岩の上りで失敗。ここをクリーンした野崎史高(YSP京葉レーシング)が黒山を逆転してトップに躍り出た。だが、その後はミスを足着き2回のみにおさえた黒山が、第9セクションで減点3となった野崎を逆転。1ラップ目終了時点の結果は黒山が減点7でトップに立ち、それを1点差で野崎が追う展開となった。

2ラップ目は第5セクションの岩場で黒山が足を着きそこねてしまい転倒。そこを足着き1回で切り抜けた小川友幸(ホンダ)に同点とされる。しかし、次の第6セクション、山の頂上にある岩舞台を黒山は見事にクリーン。ここで失敗した小川に5点差をつけることに成功した。一方、野崎もこの第6セクションを鮮やかにクリーン、小川を逆転して2位に浮上する。

こうして迎えたスペシャルステージ。ここまでトップの黒山は減点12、2位の野崎は減点16、3位の小川は減点17。1〜3位までの差は5点で、ひとつの失敗(減点5)があれば逆転される可能性もある状況だった。ひとつ目は大岩を連続して越えていくセクションで、黒山と小川はクリーンしたが、野崎は失敗。ここで順位が入れ替わり、野崎は3位に後退してしまう。そしていよいよ最後のセクション、上りきることが非常に困難なヒルクライムはアクセル全開で挑むライダーたちと「イケ!イケ!」と応援する大観衆が一体となる興奮状態で盛り上がった。最終セクションまでもつれこんだ勝負の結果は、先に走った小川がヒルクライムを上りきれずに失敗。そこを素晴らしいスピードで足を2回着きながらも上りきった黒山に軍配が上がった。
こうして、黒山が小川をおさえきって開幕優勝。野崎は2位の小川とわずか1点差でくやしい3位となったものの、ヤマハ勢はともにこの開幕戦で好スタートを切ることとなった。

RESULT

順位ライダーチームマシンポイント
1黒山健一Team黒山レーシングヤマハYamaha減点14/クリーン15
2小川友幸HRCクラブMITANIHonda減点22/クリーン12
3野崎史高YSP京葉レーシングYamaha減点23/クリーン11
4渋谷勲HRCクラブぱわあくらふとHonda減点29/クリーン10
5小川毅士WISE BETA RACINGBeta減点32/クリーン8
6田中善弘WISE BETA RACINGBeta減点47/クリーン8
7柴田暁HRCクラブMITANIHonda減点58/クリーン5
8西元良太YSP京葉レーシングScorpa減点69/クリーン3
9斎藤晶夫HRCクラブMITANIHonda減点70/クリーン4
10宮崎航WISE BETA RACINGBeta減点78/クリーン2

RIDERS RANKING

順位ライダーマシンポイント
1黒山健一Yamaha20
2小川友幸Honda17
3野崎史高Yamaha15
4渋谷勲Honda13
5小川毅士Beta11
6田中善弘Beta10
7柴田暁Honda9
8西元良太Scorpa8
9斎藤晶夫Honda7
10宮崎航Beta6

COMMENT

黒山健一選手談(優勝)

「去年はインフルエンザの影響で1戦中止となり全6戦でしたから、今年はそのままシーズンがつながっている感じで走りたかったので、今回は僕にとっては第1戦ではなく第7戦という感じでした。セクションがそれほど難しくはなく、数も少なかったので、ひとつのミスが命取りになると思っていました。そんな中で減点5となる失敗がふたつありましたがそれ以上は崩れないように頑張って、トップのまま最後まで逃げ切ることができました。去年はここでの開幕戦から負けてしまいくやしい思いをしましたが、今年はうまく勝てたので次回の九州大会も継続して勝っていきたいと思います」

野崎史高選手談(3位)

「今日は途中まではトップで良かったのですが、結果がこれではダメですね。スペシャルステージに入るまでに少し時間があいて、集中力が途切れてしまったところもありました。優勝争いをしていて面白かったですしプレッシャーや緊張はありませんでしたが、勝負にちょっと弱いところがあるのでそれが課題です。次は自分の走りをして勝つしかないですね」


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