本文へ進みます

Yamaha Motor Revs Your Heart

レース情報

全日本ロードレース選手権 JSB1000

ヤマハの参戦ライダー、マシンなどJSB1000に関する情報をお届けします。

Rd.01 4月4日 筑波

RACE DATA

■大会名称:2010全日本ロードレース選手権シリーズ第1戦筑波大会
■カテゴリ:JSB1000/J-GP2クラス
■開催日:2010年4月4日(日)
■会場:筑波サーキット(2.070km)
■観客: 16,100人
■天候:曇り ■コース:ドライ
■周回数:30周 ■出走台数:24台 ■完走台数:22台
■PP:亀谷 長純(ホンダ/56秒093)
■FL:高橋 巧(ホンダ/56秒159)
※( )内はJ-GP2での順位

REPORT

中須賀克行&YZF-R1、3位表彰台

今季「YSP・レーシング・チーム・ウィズ・TRC」からYZF-R1を駆り参戦、全日本最高峰3連覇に挑む中須賀克行は決勝スタートでリアを大きく滑らせてタイムロスしたが、見事に立て直し追い上げを見せ3位表彰台を獲得した。 開幕前の3月8日、鈴鹿でのテストで転倒して右肩を痛めたている中須賀は、体調も万全でない状況で今大会を迎えた。予選は5番手で2列目中央からのスタートとなった決勝レース。そのスタート時に、中須賀はリアホイールを空転させマシンが一度観客席側に向いてしまうが、巧みに加速しながらたて直して挽回する。直後の第1コーナー進入は10番手前後で通過。さらに追い上げ1周目は4番手でコントロールラインを通過した。

1周目終了時のオーダーは、高橋巧(ホンダ)、亀谷長純(ホンダ)、柳川明(カワサキ)そして中須賀。中須賀は2周目に柳川をパスして3番手に浮上、その後、中須賀と柳川は激しい接近戦を展開。終盤に入ってペースが落ちる柳川を中須賀は突き放して単独3位をキープ、高橋、亀谷に続く3位でチェッカーを受けた。

なお、今季から新設されたJ-GP2カテゴリー(600cc)の参加台数が今大会では15台に満たなかったため、JSB1000との混走レースとして開催された。

RESULT

順位 ライダー チーム マシン タイム
1 高橋 巧 MuSASHiRTハルク・プロ Honda 28'20.762
2 亀谷 長純 Honda DREAM RT 桜井ホンダ Honda 28'21.819
3 中須賀 克行 YSPRacingTeamwithTRC Yamaha 28'39.772
4 柳川 明 TEAM GREEN Kawasaki 28'44.673
5 武田 雄一 TAIRARacing Yamaha 29'12.478
6 新庄 雅浩 MotoMap SUPPLY Suzuki 29'18.089
7 出口 修 PLOT PANTHERA Suzuki 29'18.957
8 高橋 英倫 BEET RACING Kawasaki 28'24.454(-1Lap)
9 東村 伊佐三 RS-ITOH&ASIA Kawasaki 28'37.938 (-1Lap)
10 山中 正之 Honda明和レーシング Honda 28'42.066(-1Lap)
11(1) 小西 良輝 MuSASHiRTハルク・プロ Honda 28'44.470(-1Lap)
12 須貝 義行 チームスガイレーシングジャパン 1098R 28'52.933(-1Lap)
13 藤田 拓哉 DOG FIGHT RACING Yamaha 28'54.095(-1Lap)
14(2) 宇井 陽一 41PLAN/PRO-TEC Yamaha 29'03.499(-1Lap)
15 高橋 孝臣 MOTO BUM HONDA Honda 29'03.499(-1Lap)
16 戸田 隆 G-TRIBE BMW 29'16.147 (-1Lap)
17 原田 洋孝 R.S.ガレージハラダ姫路 Kawasaki 29'16.818(-1Lap)
18 清水 郁巳 ホンダドリームRT高崎B'WISER.T Honda 28'35.515(-2Laps)
19(3) 生形 秀之 エスパルスドリームレーシング Suzuki 28'38.152 (-2Laps)
20 中村 勇志 ピレリ・丸冨オート KTM 28'38.538(-2Laps)
21 鈴木 大五郎 ビューエルレーシング Buell 28'48.687(-2Laps)
22 秋吉 耕佑 F.C.C.TSR Honda Honda 28'55.182 (-2Laps)

COMMENT

中須賀克行選手談(3位)

「もっと速く走れる自分を知っているのに、怪我の影響で我慢して走らなければならずフラストレーションが溜まっていました。フィジカル面でもメンタルな面でも厳しいウイークでした。スタートでは、一気に前に出ようという気持ちが強すぎて大失敗。でもそこから上手くリカバリーできました。今回の3位獲得は、チームスタッフがマシンをうまく仕上げてくれたことと、ファンの皆さんの応援のお陰です。ありがとうございました」

平忠彦チームマネージャー談

「スタートではどうなることかと思いましたが、うまくアウト側から加速していきトップ集団まで挽回することが出来ました。とても落ち着いた判断だったし、この素晴らしいリカバリーは、またひとつ成長の跡と言えるでしょう。現在の中須賀選手の体調を考えれば、今回はいいシーズンのスタートとなったと思います。一日も早く体調を戻して、各大会での優勝を狙って行きたいと思っています。今大会でもYSPの大応援団の皆さんが駆けつけてくれて、中須賀選手を支えてくれました。本当にありがとうございました」

南次郎監督談(YSP所沢)

「ケガで右肩が上がらない状態のなか、中須賀選手はとても頑張ってくれたと思います。今日は長いシーズンが始まる大切な一戦でしたが、だからこそ無理をせずにポイントを獲得してくれれば、と思っていました。でも中須賀選手の表彰台に立つ頑張りには本当に感動。今後のレースでも、チーム一丸となって頑張ってほしいと思っています」

ページ
先頭へ