ヤマハ発動機株式会社及びグループ会社の社員有志で構成。1978年の第１回大会から出場している伝統チーム。長年の歴史の中では「YESS・RT」として出場した年もあったが、《チャレンジスピリッツ》は継承。チーム史上最高成績は2004年の9位。昨年は202周で19位の完走。今年は上野/澤村/西村の3選手のスクラムでプライベート最上位をめざす。マシンは上野選手が鈴鹿のレースで使用しているYZF-R1。澤村選手のマシンがTカーとなる。澤村さんはヤマハ市販車の開発テストを業務とするスペシャリスト。監督の奥村さんは「テストでは燃費確認のロングランも徹底してデータを収集。決勝は7回ピットイン作戦の予定。もともと世界選手権ポイントが付いた15位以内完走が目標ですが、順位は後からついてくるもの。精一杯頑張るだけです」と。

写真左から上野友寛、西村一之、澤村元章の各選手

7月3～4日公開合同練習の様子

●上野選手「8耐ライダーに初めて選んでもらいました。YZF-R1には昨年から乗っていますが、今年は国際ライセンスで出場。2＆4は予選落ちでしたが5月/6月の鈴鹿サンデーレースでは12位/10位と結果を出せました。今は15秒台のベストも出ており、コンスタントに16秒台を出せるよう頑張っているところです」

●澤村選手「今年の開幕戦では後続車に接触され骨折し、先週（6月末）復帰したばかりです。自分にとって8耐出走は3回目ですが今年は怪我しないように頑張ります。マシンの素の力を目いっぱい引き出して頑張りますので、ご声援を！」

●西村選手「昨年は8耐初参戦で完走できました。その勢いで今年も･･･と言いたいところですが、3人目の子供が生まれて家庭が忙しく、今年は脇役に徹する予定です」

7月3～4日公開合同練習の様子

7月3～4日公開合同練習の様子

【取材日：7月3～4日公開合同練習】