《バイクのふるさと》浜松から参戦、有志による市民で8耐マシンを走らせる。出陣式を6月末に浜松市役所で行ない鈴木康友市長から激励を受けた。マシンをセットアップするのは浜松の二輪ショップ「二輪工房NERGAL」代表の進藤さん。進藤さんは昨年、一昨年と8耐で「モトキッズ」のチーフメカとしてYZF-R1を煮詰めたスペシャリスト。今年のマシンは中尾/隣選手のコンビで昨年完走したR1をベースに熟成させたものだ。ライダーは、昨年の2人にベテラン和泉選手が加わる。「限られた予算と時間の中でライダーの安全を最優先にマシンを煮詰めています。YSP浜松、YSP磐田、YSP静岡東、YSP豊橋南、その他知り合いの方、色々な方のご支援を頂き感謝！感謝！最後まで頑張りますよ」と進藤さん。

写真左から中尾健治、和泉美智夫、隣淳二の各選手

7月3～4日公開合同練習の様子

●隣選手「国際ライセンスに2002年から昇格していますが、昨年はモトキッズから8耐に初参戦、185周で完走できました。今年は2度目の8耐ですが精一杯走ります」

●中尾選手「地元、山口県宇部のYSP宇部さんの協力で腕を磨き国際ライセンスに昇格。2009年はTZ250に乗って全日本250でランキング12位になりました。8耐には2010年に初参戦し31位で完走。2011年、2012年も完走し今回は4年連続出場。チーム一丸となって頑張りますよ」

●和泉選手「8耐は1992年からもう10回目になるでしょうか。2007年に19位でゴールして一度は引退を決めました。でも最近息子が16才になりバイクに興味を持ち始めた。ならば、お父さんの“雄姿”を見せてやろうと・･･･8耐復帰を決めたんです」

7月3～4日公開合同練習の様子

7月3～4日公開合同練習の様子

【取材日：7月3～4日公開合同練習】