2013 鈴鹿8耐にYZF-R1で参戦するプライベートチームを紹介します。
岡山サーキットでの耐久レース等で交流を深めた仲間が集まったチームで、8耐参戦は昨年に続き2回目。昨年は佐藤選手がトレーニング中の交通事故による怪我の影響で、予選のみ出走し決勝は欠場。今年は新たにライダー2名が加わる3名体制だ。佐藤選手は二輪・四輪のタイヤ関連の造詣が深く、四輪レース各チームのサポートなども手掛ける。自身の8耐出場は今回で6度目、2005年にはYZF-R1を駆り総合29位(SP-Pクラス2位)で完走している。今年は自身率いるチームでの完走が目標だ。
●佐藤大輔 「昨年は鎖骨の怪我で決勝を走れませんでしたが、今年は体調も戻っていますので、完走を目指します。チームは、岡山サーキットや仕事関連で交流を深めた気心知れた仲間なので、ファミリーな雰囲気で臨むことができます」
●安冨成士 「2003年に26歳でレースを始め2006年に岡山のGP125でタイトルを取りました。その後は全日本ST600で活動。8耐は2008年から3年連続出場していまして2010年は20位以内でゴール。今回は3年ぶりの8耐で、僕の人生で初のヤマハ車でのレースです。先日の練習で初めてYZF-R1に乗りましたが、不思議でマイルドで乗りやすいバイク。決勝が楽しみです」
●稲垣琢真 「国際ライセンス昇格は2006年で、主に鈴鹿サンデーレースを楽しんできました。8耐には2006年に第3ライダーで参加、2011年にも決勝を走っていまして今回が3回目。仕事はタイヤメーカー勤務ですが、8耐はプライベイト参加。仕事はいったん忘れて思いきり走ってみたいと思います。自分にとって初めてのYZF-R1も乗り易く気に入りましたから」
【取材日:7月25日フリー走行】