スーパースポーツ世界選手権 WSS
ヤマハの参戦ライダー、マシンなどWSSに関する情報をお届けします。
Rd.01 2月26日 カタール
RACE DATA
■大会名称:スーパースポーツ世界選手権第1戦カタール大会
■開催日:2005年2月26日(土)
■開催地:カタール/ロサイル(1周5.380km)
■周回数:18周(98.840km)
■コースコンディション:ドライ
■気温:22度 ■路面温度:28度
■FL:S・シャルペンティエ(ホンダ/2分04秒686)
REPORT
K・カーテンとB・パークスが4位、6位入賞
カタールはロサイルサーキットで行われたスーパースポーツ世界選手権初戦。ヤマハモーター・ジャーマニーのK・カーテンとB・パークスは、怪我を克服してそれぞれ4位、6位と健闘した。
カーテンはスタートで出遅れ、1周目終了時点で10位に後退していたが、レース中盤頃には4番手まで挽回した。フロントエンド・グリップの不足や先月負った肩の怪我を乗り越え、見事なレースを展開した。一方のパークスも右手の骨折をものともせず、好スタートから一時4番手まで浮上したあと6位でレースを終えた。
レースは藤原克昭(ホンダ)が優勝。S・シャルペンティエ(ホンダ)、M・ファブリツィオ(ホンダ)が続いた。第2戦はカーテン、パークスの母国、オーストラリア・フィリップアイランドで4月3日に開催される。
RESULT
順位 | ライダー | 国籍 | マシン | タイム |
---|---|---|---|---|
1 | 藤原克昭 | JPN | Honda | 37' 54.414 |
2 | S・シャルペンティエ | FRA | Honda | 5.462 |
3 | M・ファブリツィオ | ITA | Honda | 13.970 |
4 | K・カーテン | AUS | Yamaha | 28.713 |
5 | F・フォレット | FRA | Honda | 31.316 |
6 | B・パークス | AUS | Yamaha | 32.459 |
7 | S・シャンボン | FRA | Honda | 36.842 |
8 | X・フォレス | ESP | Suzuki | 42.491 |
9 | G・ナネッリ | ITA | Ducati | 54.930 |
10 | T・ラウスレート | FIN | Honda | 59.092 |
11 | A・ベルタ | ITA | Ducati | 1'31.728 |
12 | T・ミクソフスキー | CZE | Honda | 1'36.071 |
13 | P・ゼコペック | POL | Honda | 1'47.590 |
14 | M・バイオッコ | ITA | Kawasaki | -1 Laps |
RIDERS RANKING
順位 | ライダー | マシン | ポイント |
---|---|---|---|
1 | 藤原克昭 | Honda | 25 |
2 | S・シャルペンティエ | Honda | 20 |
3 | M・ファブリツィオ | Honda | 16 |
4 | K・カーテン | Yamaha | 13 |
5 | F・フォレット | Honda | 11 |
6 | B・パークス | Yamaha | 10 |
CONSTRUCTORS RANKING
順位 | コンストラクター | ポイント |
---|---|---|
1 | Honda | 25 |
2 | Yamaha | 13 |
3 | Suzuki | 8 |
4 | Ducati | 7 |
5 | Kawasaki | 2 |
COMMENT
K・カーテン選手談(4位)
「厳しい戦いだった。フロントタイヤが最後までもたないことは初めからわかっていたが、終盤はまるでウエットを走っているような感覚だった。何人かが右コーナーで転倒していたので、今日は多くが同じ問題を抱えていたのかもしれない。先月、鎖骨を骨折してしまった僕としては、この状況で4位という成績は悪くないと思う。次回フィリップアイランドに向けて、着実なスタートが切れたと思っている」
B・パークス選手談(6位)
「4~5周目で早くも手が痛み出した。スタートはうまくいったのに、周回が進むにつれラップタイムが落ちてしまいどうすることもできなかった。初レースで表彰台に乗りたいと思っていたが、実現できず残念。でも今の自分の状況を考えれば6位は良いほうだ」