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モトクロス世界選手権

ヤマハの参戦ライダー、マシンなどMXGPクラスに関する情報をお届けします。

Rd.02 3月24日 スペイン

RACE DATA

■大会名称:モトクロス世界選手権 第2戦スペイン
■カテゴリ:MXGP/MX2
■開催日:2023年3月24日
■開催地:イントゥザナドゥ・アロヨモリノス(1,650m)

REPORT

FIMモトクロス世界選手権第2戦スペインGPが行われ、 Monster Energy Yamaha Factory MXGPのカルバン・ファランデレンが総合6位に入った。

MX2では、Monster Energy Yamaha Factory MX2のティボー・ベニスタントが力強く安定したスタートを連発し総合6位。土曜日のプラクティスで大クラッシュを喫したベニスタントだが、その後は好調な走りを見せ、レース1で7位、レース2では5位と、週末を通じて好結果を収めた。アンドレア・ボナクローシは総合10位、リック・エルジンガは12位だった。

MXGP
ファランデレンがスペインで総合6位

Monster Energy Yamaha Factory MXGPチームからグランプリに参加2度目となるファランデレンは、週末を通して進歩を遂げた。レース1では、レース全体を通してトップ 10 以内でバトルを展開し、最終的に 9 位でフィニッシュした。

ファランデレンはレース2でも好スタートを決めると、レース序盤を通して速いラップタイムを連発し、後続グループをわずかに引き離して今季初となるトップ5フィニッシュを実現した。この結果、ファランデレンはランキングでも8位に浮上した。

マキシム・ルノーは右足の痛みを乗り越えてレース一では5 位フィニッシュを果たした。しかし、右足に大きな違和感を抱えたルノーは、レース2への出走を断念することとなった。この後、ルノーはフランスに戻り、回復のための最善の行動方針を決定するために専門家と相談する予定だ。

FIMモトクロス世界選手権第3戦は4月6日と7日、サルデーニャ島のリオラ・サルドで開催される。

MX2
高速&熱狂的なスペインMXGPでベニスタントが総合6位

ベニスタントは両レースとも先頭でスタートしたが、リズムを掴むのに苦労し、レース1は7位、レース2では5位となった。大接戦の2ラウンドを終えて、ベニスタントはランキング5位に後退した。

アルゼンチンでの開幕戦では総合14位だったボナクローシは、スペインでは猛チャージを見せて11位と9位という成績で総合10位に入り、シリーズランキングでも11位に浮上した。

オフシーズンの負傷の後も調子を取り戻すべくレースを続けるエルジンガは、レース1で10位、レース2では13位と貴重なポイントを獲得して総合12位となり、ランキングのトップ10入りを果たした。

FIM MX2世界選手権、次戦は4月6日と7日にサルデーニャ島のリオラ・サルドで開催される。

MXGP RESULT Race.1

MXGP RESULT Race.2

MX2 RESULT Race.1

MX2 RESULT Race.2

RIDERS RANKING MXGP

RIDERS RANKING MX2

CONSTRUCTORS RANKING MXGP

CONSTRUCTORS RANKING MX2

COMMENT

MXGP
Monster Energy Yamaha Factory MXGP

カルバン・ファランデレン選手談(9位/6位:総合6位)

「結果は良かったものの、かなりチャレンジングな週末でした。昨日はあまり良いライディングができませんでしたけど、今日はそれを立て直すことができました。各レースのスタート時はとても激しいので、あとはもっとアグレッシブになる必要がありますね。この第2戦は、力強くスタートして、その後は自分ができると思っている通りにライディングできたので、本当に良かった。次のGPのリオラ・サルドに臨むにあたって心強いです」

マキシム・ルノー選手談(5位/DNS:総合11位)

「痛みを乗り越えてチャンスを掴むために全力を尽くしましたが、今日のレース1の後、それがあまりにも大きくなりすぎました。足に激しい痛みがあり、そのままライディングを続けることができないので、レース2出走を断念するという決断をしなければなりませんでした。競技にすべてを注いできたので、欠場するというのは受け入れがたいことです」

MX2
Monster Energy Yamaha Factory MX2

ティボー・ベニスタン選手談(7位/5位:総合6位)

「またしても厳しいGPでした。土曜日のプラクティスセッション中に大きなクラッシュをしてしまったのですが、その後は大丈夫だったのがとても幸運でした。とはいえ、今日はかなり痛みがあったので、そのせいで状況は少し難しくなりました。それを考えれば、レース2の5位はよい結果でしたし、全体として僕の週末は問題ありませんでした。もちろん、結果はもっとよくなるでしょう。僕たちは努力を続けながら、サルデーニャを見据えています」

アンドレア・ボナコルシ選手談(11位/9位:総合10位)

「これまでのところシーズンは順調に走り出しています。ここスペインではバイクにすごく楽に乗れており、コースを走る度に進歩しているので、正しい方向に進んでいます。次のレースはリオラ・サルドで、僕はこのコースがとても好きなので、レースが楽しみです」

リック・エルジンガ選手談(10位/13位:総合12位)

「結果には表れていませんが、この週末を通していくつかの改善がありました。身体的にはタフな週末だったので、昨日はエネルギーを使い過ぎたのかもしれません。それでも今日のレース1では、すごくよいスタートを切ることができたのですが、その後、いくつかの順位を落としました。 レース2のスタートは12番手くらいで、その後は100%の感触ではなかったので厳しいレースになりました。ここで改善ができたので、次のラウンドに向けて努力を続けます」

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