全日本モトクロス選手権 IA
ヤマハの参戦ライダー、マシンなど全日本モトクロス選手権 IAに関する情報をお届けします。
Rd.04 6月7日 SUGO
RACE DATA
■大会名称:2015全日本モトクロス選手権第4戦SUGO大会
■カテゴリ:IA1クラス
■開催日:2015年6月7日(日)
■会場:SUGOインターナショナルモトクロスコース(宮城県)
■レース時間:(30分+1周)×2ヒート
REPORT
全日本モトクロスは中国大会から3週間のインターバルをあけ、東北地方へと転戦。第4戦がスポーツランドSUGOで開催された。予選が行われた土曜日は、朝方まで降った雨の影響により粘着性の強い路面状況となったが、快晴となった日曜日は絶好のコンディションのもと決勝が行われた。
IA1:安原は11/9位で総合9位、ヤマハトップは7/7位の田中
IA1に参戦する「YAMAHA FACTORY RACING TEAM」のエース、平田優は怪我のため今大会も欠場した。安原志がひとりYZ450FMを走らせ上位進出を目指すが、IA1にステップアップしてまだ4戦目のルーキーには、今回も厳しい壁が立ちはだかる。ヒート1、1周目を11番手で戻ってきた安原は、翌周に10番手へとポジションを上げ、さらに6周目には9番手へ浮上するなど勢いをつけていったが、レース中盤となる7周目に転倒、スタート直後と同じ11番手に後退してしまう。その後はリズムを取り戻すことができないままの走行となり、11位でチェッカーを受けることになった。
この第1ヒートでは田中教世(TEAM TAKASE with YAMAHA)が好スタートをきり、3番手につけた。ライバル勢の追撃に遭い7番手まで後退することになるが、そのポジションを最後まで維持してゴールした。トップ争いは先行した小島庸平(スズキ)を、小方誠、成田亮のホンダ2名が追う展開から推移。後半に入って首位に浮上した成田が独走態勢を築き上げて優勝、小方、小島が続いてチェッカーを受けた。
第2ヒートでは、安原はアウト側のグリッドを選んでスタート。1コーナーへの進入スピードを上げすぎたためそのチャレンジが大きく機能することはなかったが、1周目のコントロールラインを10番手で通過、7位を争うグループの最後尾につけた。レース中盤にさしかかる時点で集団から離されてしまうことになるが、前車の転倒があったことにより9番手へとポジションを上げ、そのままチェッカーを受けた。一方、同じく7位争いの集団に加わっていた田中はレース序盤、9番手まで落ちる場面があったが、再び追い上げて7位へと浮上、レース後半はそのポジションを維持してゴールした。
優勝争いは、第1ヒートと同じく小島、成田、小方が繰り広げた。先行した小島に成田が早めのアタックをかけ、5周目にはトップへと浮上。終盤まで僅差の戦いとなるが、成田、小島、小方という形で決着した。
IA2:岡野が両ヒートで3位表彰台へ
「YAMALUBE RACING TEAM」の渡辺祐介は第3戦中国大会で両ヒート入賞を果たしたが、今大会ではそのスピードを思うような結果に結びつけることができなかった。第1ヒートは、スタート直後の1コーナーで他車の転倒に巻き込まれ、ほぼ最後尾からの追い上げを強いられる。それでも1周目の24番手から、4周目には12番手と急激にポジションを挽回、レース中盤には8番手まで浮上した。しかし終盤、他車と接触して転倒。最終的には10位でチェッカーを受けることになった。
渡辺は第2ヒート、スタート直後の10番手から1周目6番手、さらに5、4番手と序盤の段階で上位へ進出することに成功し、10秒以上離されていた3位との差も詰めていくスピードを発揮する。しかし3番手の背後につけようとしたアタック中に激しく転倒してしまった。ハンドルまわりのダメージが大きかったため再スタート後のペースアップは叶わず、12番手でゴールすることになった。
一方、6周の予選で15秒以上の大差をつけてのトップ通過を果たすなど、順調にスピードを伸ばした岡野聖(フライングドルフィン サイセイ)が、決勝でも安定した速さを発揮した。両ヒートを独走で制した富田俊樹(ホンダ)、両ヒート2位の能塚智寛(カワサキ)には離されてしまう展開になったが、好スタートで得たポジションをしっかりとキープ。2ヒートとも3位表彰台を獲得した。
レディース:伊集院忍が3位表彰台を獲得
前戦で今季2度目の表彰台に上がった安原さや(名阪レーシング)が好スタートをきって2番手につけたが、3周目に転倒を喫して6番手までポジションを下げてしまう。代わって上位へと進出したのが、「TEAM KOH-Z」のYZ85LWを駆る伊集院忍だった。前にいた安原や畑尾樹璃(カワサキ)の転倒によって順位が上がったのは事実だが、伊集院がスタート直後からチャンスを得られる位置につけていたのも事実。3番手に浮上してからも前にいた邵洋子(ホンダ)を追い続け、終盤で後方から迫ってきた久保まな(スズキ)、安原らの追撃も退けた。伊集院は3年ぶりの表彰台だ。
IA1 RESULT Heat.1
順位 | ライダー | チーム | マシン | タイム |
---|---|---|---|---|
1 | 成田 亮 | Team HRC | Honda | 33'05.917(16Laps) |
2 | 小方 誠 | Team HRC | Honda | 33'09.650 |
3 | 小島 庸平 | Team SUZUKI | Suzuki | 33'11.693 |
4 | 熱田 孝高 | Team SUZUKI | Suzuki | 33'12.170 |
5 | 三原 拓也 | K. R. T. | Kawasaki | 33'16.953 |
6 | 新井 宏彰 | K・R・T | Kawasaki | 33'17.193 |
7 | 田中 教世 | TEAM TAKASE with YAMAHA | Yamaha | 34'06.514 |
8 | 星野 優位 | SEKI Racing MotoRoman&KBF-RS | Honda | 34'17.440 |
9 | 星野 裕 | KTMうず潮レーシング福山 | KTM | 34'23.444 |
10 | 北居 良樹 | KTMうず潮レーシング福山 | KTM | 34'38.156 |
11 | 安原 志 | YAMAHA FACTORY RACING TEAM | Yamaha | 34'43.348 |
12 | 池谷 優太 | SRF TEAM RED ZONE | Suzuki | 34'58.910 |
13 | 伊藤 正憲 | YSP浜北大橋Racing・Muc-off | Yamaha | 35'06.456 |
14 | 島崎 優 | SuperWeapon | Honda | 35'07.593 |
15 | 白石 翔也 | YS'' レーシング | Yamaha | 34'31.279(-1Lap) |
16 | 中村 泰介 | RT MIKURA with ALL-ONE | Yamaha | 33'40.597(-2Lap) |
17 | 鈴木 正明 | SRF 関東&秀明道場 | Suzuki | 32'58.507(DNF) |
IA1 RESULT Heat.2
順位 | ライダー | チーム | マシン | タイム |
---|---|---|---|---|
1 | 成田 亮 | Team HRC | Honda | 33'20.853(16Laps) |
2 | 小島 庸平 | Team SUZUKI | Suzuki | 33'22.140 |
3 | 小方 誠 | Team HRC | Honda | 33'22.423 |
4 | 熱田 孝高 | Team SUZUKI | Suzuki | 33'44.387 |
5 | 新井 宏彰 | K・R・T | Kawasaki | 33'46.100 |
6 | 三原 拓也 | K. R. T. | Kawasaki | 34'08.191 |
7 | 田中 教世 | TEAM TAKASE with YAMAHA | Yamaha | 34'30.926 |
8 | 星野 裕 | KTMうず潮レーシング福山 | KTM | 34'36.158 |
9 | 安原 志 | YAMAHA FACTORY RACING TEAM | Yamaha | 34'46.331 |
10 | 池谷 優太 | SRF TEAM RED ZONE | Suzuki | 35'11.246 |
11 | 北居 良樹 | KTMうず潮レーシング福山 | KTM | 35'31.060 |
12 | 星野 優位 | SEKI Racing MotoRoman&KBF-RS | Honda | 35'33.317 |
13 | 伊藤 正憲 | YSP浜北大橋Racing・Muc-off | Yamaha | 34'23.656(-1Lap) |
14 | 白石 翔也 | YS'' レーシング | Yamaha | 34'25.628(-1Lap) |
15 | 島崎 優 | SuperWeapon | Honda | 35'23.010(-1Lap) |
16 | 中村 泰介 | RT MIKURA with ALL-ONE | Yamaha | 33'51.371(-2Lap) |
IA1 RIDERS RANKING
順位 | ライダー | マシン | ポイント |
---|---|---|---|
1 | 小方 誠 | Honda | 170 |
2 | 熱田 孝高 | Suzuki | 158 |
3 | 成田 亮 | Honda | 157 |
4 | 小島 庸平 | Suzuki | 150 |
5 | 新井 宏彰 | Kawasaki | 144 |
6 | 田中 教世 | Yamaha | 115 |
9 | 安原 志 | Yamaha | 95 |
12 | 伊藤 正憲 | Yamaha | 81 |
15 | 中村 泰介 | Yamaha | 38 |
16 | 白石 翔也 | Yamaha | 35 |
21 | 高本 直 | Yamaha | 7 |
IA2 RESULT Heat.1
順位 | ライダー | チーム | マシン | タイム |
---|---|---|---|---|
1 | 富田 俊樹 | Team HRC | Honda | 33'13.596(16Laps) |
2 | 能塚 智寛 | グリーンクラブ & パーク神戸RT | Kawasaki | 33'34.707 |
3 | 岡野 聖 | フライングドルフィン サイセイ | Yamaha | 33'38.521 |
4 | 竹中 純矢 | Team SUZUKI | Suzuki | 33'40.890 |
5 | 大塚 豪太 | T.E.SPORT | Honda | 33'42.602 |
6 | 田中 雅己 | TEAM ナカキホンダ | Honda | 33'46.974 |
7 | 植田 翔太 | グリーンクラブ八尾カワサキ & ANNEX | Kawasaki | 34'01.179 |
8 | 道脇 右京 | TEAM KOHSAKA | Honda | 34'18.419 |
9 | 馬場 亮太 | TEAM 887 | Honda | 34'21.510 |
10 | 渡辺 祐介 | YAMALUBE RACING TEAM | Yamaha | 34'24.204 |
11 | 斉藤 崇 | SRF 関東オートスポーツ清水 | Suzuki | 34'35.141 |
12 | 石浦 諒 | SRF Team ブルーイーグルス | Suzuki | 34'40.723 |
13 | 古賀 太基 | N.R.T | Honda | 34'43.704 |
14 | 馬場 大貴 | TEAM 887 | Honda | 34'47.005 |
15 | 迫田 勇馬 | グリーンクラブ&パーク神戸RT | Kawasaki | 34'48.734 |
16 | 北原 岳哲 | グリーンクラブ&パーク神戸RT | Kawasaki | 34'50.420 |
17 | 池本 凌汰 | TeamSRMwithマウンテンライダー | Suzuki | 34'50.890 |
18 | 内田 篤基 | Team SSC 鈴木兄弟 SRF | Suzuki | 34'53.628 |
19 | 高輪 喜樹 | SEKI Racing MotoRoman KBF-RS | Honda | 34'57.872 |
20 | 鎌倉 大樹 | レーシングチーム鷹 | Yamaha | 35'09.055 |
23 | 松浦 勝志 | チームピットイン | Yamaha | 35'22.475 |
26 | 大村 尚成 | YSP豊川 | Yamaha | 34'35.868(-1Lap) |
IA2 RESULT Heat.2
順位 | ライダー | チーム | マシン | タイム |
---|---|---|---|---|
1 | 富田 俊樹 | Team HRC | Honda | 33'43.079(16Laps) |
2 | 能塚 智寛 | グリーンクラブ & パーク神戸RT | Kawasaki | 34'08.711 |
3 | 岡野 聖 | フライングドルフィン サイセイ | Yamaha | 34'15.893 |
4 | 竹中 純矢 | Team SUZUKI | Suzuki | 34'19.553 |
5 | 田中 雅己 | TEAM ナカキホンダ | Honda | 34'37.143 |
6 | 稲垣 達樹 | Team SSC 鈴木兄弟 SRF | Suzuki | 34'41.601 |
7 | 馬場 亮太 | TEAM 887 | Honda | 34'42.547 |
8 | 斉藤 崇 | SRF 関東オートスポーツ清水 | Suzuki | 34'53.919 |
9 | 道脇 右京 | TEAM KOHSAKA | Honda | 34'59.891 |
10 | 大塚 豪太 | T.E.SPORT | Honda | 35'02.074 |
11 | 馬場 大貴 | TEAM 887 | Honda | 35'14.571 |
12 | 渡辺 祐介 | YAMALUBE RACING TEAM | Yamaha | 35'20.361 |
13 | 内田 篤基 | Team SSC 鈴木兄弟 SRF | Suzuki | 35'22.117 |
14 | 迫田 勇馬 | グリーンクラブ&パーク神戸RT | Kawasaki | 35'34.139 |
15 | 高輪 喜樹 | SEKI Racing MotoRoman KBF-RS | Honda | 35'36.382 |
16 | 池本 凌汰 | TeamSRMwithマウンテンライダー | Suzuki | 35'36.762 |
17 | 北原 岳哲 | グリーンクラブ&パーク神戸RT | Kawasaki | 35'49.104 |
18 | 植田 翔太 | グリーンクラブ八尾カワサキ & ANNEX | Kawasaki | 36'00.428 |
19 | 鎌倉 大樹 | レーシングチーム鷹 | Yamaha | 33'45.098(-1Lap) |
20 | 垣内 伊吹 | ホンダドリーム名古屋西&橋本建設 | Honda | 33'47.485(-1Lap) |
22 | 松浦 勝志 | チームピットイン | Yamaha | 33'53.522(-1Lap) |
27 | 大村 尚成 | YSP豊川 | Yamaha | 35'10.144(-1Lap) |
28 | 長谷 健太 | 名阪レーシング | Yamaha | 35'42.758(-1Lap) |
IA2 RIDERS RANKING
順位 | ライダー | マシン | ポイント |
---|---|---|---|
1 | 富田 俊樹 | Honda | 189 |
2 | 能塚 智寛 | Kawasaki | 152 |
3 | 岡野 聖 | Yamaha | 149 |
4 | 竹中 純矢 | Suzuki | 144 |
5 | 田中 雅己 | Honda | 138 |
6 | 大塚 豪太 | Honda | 84 |
10 | 渡辺 祐介 | Yamaha | 73 |
24 | 鎌倉 大樹 | Yamaha | 17 |
29 | 松浦 勝志 | Yamaha | 1 |
COMMENT
IA1:安原志選手談(11位/9位:総合9位)
「SUGOを迎える前に行ったトレーニングで、ダグ・デュバックさんに教えてもらったことを実戦でも形にするつもりだったのですが、予選日からリズムに乗れず、タイムにつなげることができませんでした。決勝日朝の練習走行で少しきっかけをつかみ、ヒート1では調子よく追い上げていくことができたのですが、転倒して再びリズムを崩してしまい、それを修正することもできませんでした。ヒート2ではスタート位置を思いきってアウト側に取り、1コーナーまでのスピードはうまく乗せられたのですが、その後の処理がうまくいかず、好位置につけられませんでした。それでも前についていこうと頑張ったのですが、ちょっとしたミスを重ねたところでペースを落としてしまいました。よかったところもあったと思いますが、出来なかったことが大半。依然として課題がたくさんあります」
IA1:桂健久YAMAHA FACTORY RACING TEAM監督談
「目指しているのはもっと上ですから、今回も満足できる結果ではありません。予選、あるいはヒート1の追い上げ途中などでいい走りをしているな、と感じられることもありましたが、変えようとしているライディングスタイルを維持できなかったり、改善すべき点がまだまだあります。少しでもトップに近づけるように、前に食らいついていけるようにチャレンジを続ける。トレーニングや練習の方法など、今までやってきたことを変える、というトライも必要だと思っています。チーム全体を含めて、守らずに攻めて、現状から変えていく。そんな努力を今後も続けていきます」
IA2:渡辺祐介選手談(10位/12位:総合10位)
「レース序盤のスピードを上げる、という事前に挙げていた課題のひとつはクリアできましたが、スタートそのものをよくする、という課題は残りました。ヒート1の出足そのものは悪くなかったのですが、周りからかぶせられたうえで他車と絡んでしまいました。ヒート2は巻き込まれるのが嫌だったので、アウト寄りのグリッドを選びました。1コーナーは10番手ぐらいで抜け、そこからいいペースでポジションを上げていけました。岡野選手が見え、その差を詰められているとわかったのでアタックをかけたのですが、自分のミスで転倒しました。そのダメージでステアリングがちゃんと切れなくなってしまったのですが、とにかく最後まで走りきろうと思いました。コースサイドで応援してくださった多くの方々の期待に応えられず、悔しい気持ちでいっぱいです」
IA2:佐藤光幸YAMALUBE RACING TEAM監督談
「結果としては残念なレースになってしまいましたが、走り自体は前戦に引き続き、トレーニングの成果が出ていると思います。やみくもに前のライダーを抜こうとするのではなく、勝負するために抜く、という走りができていました。一方で、さらに克服すべき点も見つかっています。ヒート2の転倒は欲を出しすぎた、という気持ちの部分もありますが、マシンが振られたときに対処しきれないという体力的な面もあります。体を鍛えれば走りのバリエーションが広がり、引き出しが増えることにもつながりますから、新たなトレーニングを進めていきたいと思います。マシンについても、改良すべき点が見つかりました。マシンに問題があるのではなく、もっとよくするためのセッティングです。そうやって改良を積み重ねながら、成長を続けていきます」
IA2:岡野聖選手談(3位/3位:総合3位)
「SUGOはそれほど得意としていないこともあり、とにかくスタートで出ることを意識し、考え続けました。それはうまくいったと思います。ただ今回は富田選手が特別に速く、予選から“これでは勝負できない”という感覚がありました。実際、レースでは離されてしまいましたし、自分自身のペースも悪くなり、3位に下がってしまいました。ヒート1では能塚選手に抜かれてから、ラインなど自分の悪いところを修正し、頑張ったつもりですが、ヒート2は序盤の段階で離されてしまいました。それでもあきらめず、粘り強く走るレースは今後も続けていくつもりです。もちろん、チャンスがあればいつでもトップを狙うつもりですし、勝てるチャンスをつくるつもりです」
レディース:伊集院忍選手談(3位)
「運がよかった、というのが正直な気持ちです。スタートも選んだ場所がよかった。自分より速い選手のすぐ後ろにつくことができ、彼女たちのペースに合わせたから、順位を維持できたんです。以前の表彰台はマディ。晴れのコンディションで表彰台に上がれたことは、素直にうれしいです。3位という結果を残せたことで、次の目標もはっきりと見えてきました。もう、次に進むための階段を駆け上がるしかありません。今年はチームメイトの本田選手とともに、優勝を目指して練習を重ねています。その本田選手と、素晴らしい環境を整えてくれているチームのおかげで、トップとの差を確実に縮められているという実感があります」