全日本ロードレース選手権 GP250
ヤマハの参戦ライダー、マシンなどGP250に関する情報をお届けします。
Rd.01 4月5日 筑波
RACE DATA
■大会名称:2009全日本ロードレース選手権シリーズ第1戦筑波大会
■カテゴリ:GP250クラス
■開催日:2009年4月5日(日)
■会場:筑波サーキット(2.070km)
■観客: 15,100人
■天候:晴れ ■コース:ドライ
■周回数:25周 ■参加台数:19台 ■出走台数:16台 ■完走台数:14台
■PP:及川 誠人(ヤマハ/58秒272)
■FL:宇井 陽一(ヤマハ/58秒190)
REPORT
宇井陽一が開幕戦を制する!
125ccクラスとダブルエントリーする宇井陽一が、及川誠人とのマッチレースを制して開幕戦優勝を遂げた。
ホールショットを奪ったのは、ポールシッターの及川。そして宇井が2番手で続き、レース序盤にしてこの二人が抜け出してマッチレースとなった。
4周目にトップに立った宇井は、その後の10周目まで首位をキープ。11周目からは及川がトップに立つが、バックマーカーを巧みに利用した宇井が22周目の第1コーナーで再び首位に立つ。この後もバックマーカーが出続け、宇井がタイミング良くクリアするのに対して、及川は走行ラインをキープできずに失速してしまう。これで二人の戦いは決着し、宇井が開幕戦優勝。及川は僅かに及ばずに2位でゴール。また、3位には渡辺一樹が入った。
RESULT
順位 | ライダー | チーム | マシン | タイム |
---|---|---|---|---|
1 | 宇井 陽一 | 41PLANwithSpruce/PT | Yamaha | 24'28.733 |
2 | 及川 誠人 | COLT&SJ-R | Yamaha | 24'30.231 |
3 | 渡辺 一樹 | COLT&SJ-R | Yamaha | 24'50.249 |
4 | 藤田 拓哉 | 2りんかんRT&DOG FIGHT R | Yamaha | 24'50.357 |
5 | 中本 郡 | Racing Team OUTRUN | Yamaha | 25'03.621 |
6 | 福山 京太 | TEAMモトスポーツ | Yamaha | 25'21.935 |
7 | 前川 泰志 | ロケット・けろたん | Yamaha | 25'24.952 |
8 | 小口 理 | ALLMAN&OW小口歯科医院 | Yamaha | 25'26.543 |
9 | 星野 知也 | ミクニiBeat 4413 | Yamaha | -1 Laps |
10 | 小口 亘 | ALLMAN&OWRACING | Yamaha | -1 Laps |
11 | 中尾 健治 | レイラスポーツ | Yamaha | -1 Laps |
13 | 依田 幸久 | TeamDankeRacing | Yamaha | -1 Laps |
RIDERS RANKING
順位 | ライダー | マシン | ポイント |
---|---|---|---|
1 | 宇井 陽一 | Yamaha | 20 |
2 | 及川 誠人 | Yamaha | 17 |
3 | 渡辺 一樹 | Yamaha | 15 |
4 | 藤田 拓哉 | Yamaha | 13 |
5 | 中本 郡 | Yamaha | 11 |
6 | 福山 京太 | Yamaha | 10 |
7 | 前川 泰志 | Yamaha | 9 |
8 | 小口 理 | Yamaha | 8 |
COMMENT
宇井陽一選手談(1位)
「スタート直後は、身体がほぐれていなくて、及川選手の後ろを走るのが精一杯だった。しばらくして身体が動くようになってきたけれど、今回は及川選手が乗れていて、バックマーカーがタイミング良く出てきてくれなければ、優勝は厳しかったと思う。今年の目標は125ccクラスとのダブルウィン」
及川誠人選手談(2位)
「今回は、バックマーカーに苦戦した。バックマーカーを処理するのは得意だが、今回は動きが読めなかったので残念」
渡辺一樹選手談(3位)
「スタートで若干ミスをして、レース序盤はリズムを掴み損ねた。事前走行では、タイムを気にし過ぎて転倒しているので、レースではとにかく自分のリズムで走ることを心がけた」