AMAスーパークロス
ヤマハの参戦ライダー、マシンなどAMAスーパークロスに関する情報をお届けします。
Rd.01 1月7日 アナハイム
RACE DATA
大会名称:AMAスーパークロス第1戦アナハイム大会
開催日:2012年1月7日(土)
開催地:カリフォルニア州アナハイム
会場:アナハイム・スタジアム
観客数:45,050
天候:ドライ
REPORT
スチュワート、2012年開幕戦アナハイムで6位
2012年AMAスーパークロス・シリーズが、満員の45,000人の観客を集めたロサンジェルスのアナハイム・スタジアムで開幕した。このレースでYZ450Fを駆ったジョー・ジブス・レーシングのJ・スチュワートは6位に入った。
元チャンピオンのスチュワートは、シーズン開幕戦で我慢の戦いを強いられた。2回目の予選で最速ラップをマークしたスチュワートだったが、20周で争われるメインイベントでは、スタートで出遅れ集団に飲み込まれ、ポールポジション獲得が無に帰してしまう。R・ビロポート(カワサキ)が独走する後方で、スチュワートは3位まで追い上げ、2010年チャンピオンのR・ダンジェイ(KTM)と激しいバトルを展開する。
ところがスチュワートはジャンプへのアプローチで小さなミスを冒しコースサイドの干し草バリア当たって転倒、マシンにダメージを与えてしまう。スチュワート自身もハンドルバーで腹部を強打したがそれ以外には問題はなく、ラジエターシュラウドを調整して再走を果たした。このアクシデントで順位を落としたスチュワートは、再び追い上げ、6位まで挽回したところでチェッカーフラッグを受けた。優勝はR・ビロポート。
R・モレイスとD・ミルサップスはそれぞれ15位と16位でレースを終えた。
第2戦は来週末の1月14日、フェニックスはチェイス・フィールドで開催される。
RESULT
順位 | ライダー | マシン | タイム |
---|---|---|---|
1 | R・ビロポート | Kawasaki | 20Laps21:19.553 |
2 | C・リード | Honda | +12.223 |
3 | R・ダンジェイ | KTM | +13.577 |
4 | J・ブライトン | Honda | +30.470 |
5 | J・ウエイマー | Kawasaki | +31.416 |
6 | J・スチュワート | Yamaha | +39.904 |
7 | A・ショート | Honda | +40.786 |
8 | K・ウインダム | Honda | +41.883 |
9 | M・アレッシー | Suzuki | +43.686 |
10 | J・ハンセン | Kawasaki | +45.695 |
11 | B・メットカルフェ | Suzuki | +53.764 |
12 | B・ティックル | Kawasaki | +56.214 |
13 | I・タデスコ | Kawasaki | -1Lap |
14 | K・チゾム | Kawasaki | -1Lap |
15 | R・モレイス | Yamaha | -1Lap |
16 | D・ミルサップス | Yamaha | -1Lap |
17 | J・アルバートソン | Suzuki | -1Lap |
18 | C・ブルース | Kawasaki | -1Lap |
19 | J・グラント | Kawasaki | -1Lap |
20 | T・ハーン | Honda | -2Laps |
RIDERS RANKING
順位 | ライダー | マシン | ポイント |
---|---|---|---|
1 | R・ビロポート | Kawasaki | 25 |
2 | C・リード | Honda | 22 |
3 | R・ダンジェイ | KTM | 20 |
4 | J・ブライトン | Honda | 18 |
5 | J・ウエイマー | Kawasaki | 16 |
6 | J・スチュワート | Yamaha | 15 |
15 | R・モレイス | Yamaha | 6 |
16 | D・ミルサップス | Yamaha | 5 |
COMMENT
J・アルブレヒト、JGR/Toyota Yamahaチーム監督談
「ジェームスは今夜、とても忍耐強かった。スタートは最高ではなかったが、辛抱強く良い仕事をしてくれた。大きなリスクをおかすことなく前を行くライダーたちをとらえて行った。だが、今夜はコースが目まぐるしく変化したため、そこにはまって干し草のバリアに突っ込んでしまった。再走する際にラジエターシュラウドを失い、フロント部をひねってしまっていたが、それでも最善を尽くした。今日はついていなかったが、それでもスチュワートは6位を獲得。これはなかなか良い結果だ」